見出し画像

「ゆとり感」こそ、次のチャンスをつかむ前髪かも!?

こんにちは。応援家(カウンセラー/インタビュアー)で「 #ジョシの人生50から」LIFE実践中のLairaです。

今日は、昨日のnoteブログで予告した(!?)ことをお話ししたいと思います。

お金や仕事のことなどで、すっごくすっごく困っていても、節約大魔王と化したり、転職サイトにかぶりついたりしない理由、です。

学生時代、美容・ファッションにはとんと関心がなかったのですが、
ファッション雑誌のインタビュー記事やカルチャー特集は大好き。
一番好きだったのは、「ヴァンテーヌ(Vingtaine)」だったのですが、
私はなぜか、(これ、今でもわからないのだけれど)某コンサバ系ファッション誌のライターになりたい!いや、なる!
と強く強く思っていたのです。

新卒就活の時は、その前にマスコミバイトしすぎて業界嫌悪に陥り、縁故で国際系機関(!?)に入職したのですが、その入職時の作文(たしか「10年後の私のキャリア」的な感じ)にも、「30歳の誕生日は、自分のやりたい仕事に就いている」と明記。具体的な記述は避けたものの、ココロの中では「あの雑誌でライターになる」と思っていました。ほーんと、失礼な新人ですよね(苦笑)。

でもって、その後、ホントにホントに、ライターとしてお仕事をいただけたのです。目標より1年早い29歳の時に!

その間、2回公募があり、1度目は書類落ち。2度目は面接で落ちました。
面接落ちはさすがにショックを受け、なんでダメだったんだろう? 私の力量不足かな・・など、けっこう長いこと引きずっていたんです。

そして、その数カ月後くらいかな。
知人がその編集部に異動〜!
「いや〜、以前、こんなことがあってですね〜」
過去のしくじりネタとして話したんです。

すると、
「じゃあ、編集長に理由、聞いてみるよ」
と、まさかのお申し出が!
フラれた理由を聞く恥ずかしさより、やっぱりホントのことが知りたいという思いが勝ち、
「ぜひ、お願いします!」
と即答しました。

翌日か翌々日だったか、すぐに連絡があり、意外な結果を耳にしたのです。

それは・・(正確な文言はもちろん忘れましたが)

力量は問題はないけれど、生活にゆとり感がないというか、ぜひとも仕事ください、的な焦りみたいなのがみなぎっていて、ちょっと違うなと思った。
というものでしたーーー!!!

わーん、なにそれ、ないそれ、恥ずかしすぎる〜〜〜!!!
悔しすぎるけど、たしかに、おっしゃるとおりです、編集長!

面接の日、なぜか私は大きなバッグを2つ、両肩に下げていて(なんでか憶えてないけど)、ふうふう言いながら、編集室まで歩いていったこと。
うんと後になって観た映画『プラダを着た悪魔』。あそこまでいかなくても、どちらかといえばそういう感覚に近いところだったので、そりゃ違和感あるよな、と納得!

もうなんでもやります!的な熱量MAXに、熱く語っていたことも思い出されました。だってもう、ここで落ちたら、二度とチャンスがないんじゃないかと思ったから!!!

ハイブランドのバッグとかを持ち、シンプルながらも品を感じさせるワンピースかなんか着て、おっとりと話したほうが良かったんだろうなあ〜。。。
(それはそれで私っぽくないし、あの頃のがむしゃらな自分に、最近では誇らしさすら感じているので、いいんだけどね)

ただ、この件をきっかけに、
周りが見えなくなるほど、焦って、必死に走りまくっていた時ではなく、
後日、笑い話として語れるようになったタイミングご縁をいただけたように、
ゆとり感のような空気感を身にまとうことこそが、うれしいこと、やりたいことのご縁にたどり着く秘訣なのかもしれないな、と思っています。

要は、「ゆとり感」こそ、次のチャンスをつかむ前髪って感じですね。

ちなみに、その知人が私の担当編集者として仲立ちしてくださり、とある連載のライティングを担当させていただけることになり、約2年半、お世話になりました。

その編集長からは、廊下ですれ違った際、
「やれるものなら、やってみれば?」
という歯ぎしりコメントを頂戴しましたが、老舗百貨店で行われた周年イベントにも一部携わらせていただけたなど、貴重な機会をいただき、感謝しています。

ではでは。