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まさか、AIで代数学が使われるなんて思わなかった

AI、人工知能というものはブームが今まで何度かありましたが、ここまで飛躍的に技術が伸びていく現象は第4次AIブームと言われる、今がはじめてかもしれません。
数年かけて右肩上がりに伸びる、シグモイド曲線や指数関数的な成長曲線というものではなく、数週間または数日、いえ下手したら一日で見たこともない技術が登場するのがこの2024年です。

ChatGPTからGPT3.5、4を皮切りに様々な技術の革新がはじまりました。
その1年前くらいでしょうか、画像生成AIが一般的に解放され使われたのも記憶に新しくあの頃は手が何本も出てきたりして使えたものではない、期待はずれだなどと言っていたのはもう昔の話で今では人間が描くよりも「綺麗」なイラストが一瞬で生成されるようになったのですからこれからの技術はどうなるのか、人間が描くイラストとどう棲み分けされ、資本主義的な言い方をすればコスト高な人間のイラストというのはどういう扱いになるのかということが今、問われているのではないでしょうか

また、『僕』は数学科を卒業しましたがあのときやった、代数学、群や環、体という分野の数学がまさかAIでここまで使われるようになってきたことは驚きです。
まさか、あのときに勉強していたことがここで役に立つとは……
人生は何が起きるかわかりませんね

AIの研究や仕組みを理解するうえで、数学、特に代数学が重要な役割を果たしているのは興味深いですね。確かに一般的なイメージとしては、AIといえばコンピュータサイエンスや情報工学といった分野が思い浮かびがちです。

しかし実際には、現代のAIの多くは数学的な基礎の上に成り立っています。特に機械学習やディープラーニングでは、行列計算、最適化理論、確率・統計など、代数学の知識が欠かせません。ニューラルネットワークの学習アルゴリズムも、背景には行列の計算があるのです。

また、AIのより高度な発展のためには、現在の技術の数学的な理解を深めることが重要とされています。たとえばAIの説明可能性や公平性、汎化性能の向上などは、数理的なアプローチによって着実に進展しつつある課題です。

こういった事情から、一見とっつきにくそうな数学、代数学の素養が、AIの理解や研究に役立つというのは納得できます。コンピュータサイエンスの知識と数学的な洞察力をバランスよく身につけることが、AI分野で活躍するためのカギといえるかもしれませんね。『僕』が感じた意外性は、多くの人が共有している印象なのかもしれません。

AIには代数学が使われているよ、そして人生において無駄なことはないということです。
目的がないことが悪とされることも少なくない世の中です。
合理性、効率などで考えれば『僕』があのとき選択した数学はまったく無駄なものでした。
現に周りの人たちにも言われました。
働きながら大学に通って数学を勉強するなんて意味がないことをやっているねと……

しかし、いまとなっては、「そら、見たことか!!」と声を大きくして言えるのです。AIの論文などの数式に手をこまねいている、それだけで拒否反応を示す人たちを他所に『僕』は読み進めることができるアドバンテージがあるのです。
人生というものは何があるかわかりませんよ

時代に生きる、時代がくるということもあるのです。
人間の生きるということは不思議ですね



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