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AIブームの歴史と未来:技術革新と人間社会の共存

AIブームの歴史と現状


これまでに何度もAIブームがありました。AIが囲碁やチェスで人間に勝つなどの出来事がありましたが、これらは一過性のブームとして終わってしまいました。しかし、今回のAIブームは生成AIや自然言語処理の技術が注目されており、これが一過性のものではないと言われています。

革命としての生成AI


私も今回のAIブームはインターネットの登場に匹敵する革命であり、さらには産業革命とも言えるかもしれません。現在のAIサービスの限界を考えると、ブームとして終わる可能性もありますが、そうではないという見方が主流です。

LLMとtransformer技術の進化


生成AIとしてのLLMが登場した背景には、transformerという技術が確立され、大量のデータを読み込ませることで急激に性能が向上したという経緯があります。これからも膨大なデータを読み込ませることで、より高性能なAIが登場するでしょう。このため、今回のAIブームはもはや終わらないと考えられます。

AGIやASIの可能性


次に視野に入れているのはAGIやASIなどであり、これらは国の存続に関わる重要な技術です。まるで核爆弾のように、どの国が一番早くそれを開発し実装し、資本的なアドバンテージを取るかが重要です。例えば、大量の素数計算を迅速に行えるマシンができれば、銀行やビットコインのようなシステムは成立しなくなるでしょう。

日本の未来とAI


日本がこれから企業としてやっていくには、AGIを見越してその部品作りに力を入れることが重要です。特に自動車の販売数が減少している現在、AGIに使える部品を作る方が良いでしょう。また、AIや機械に学習させるための「経験」というデータが今後の財産になります。私はこのように考えています。

人間の経験と時間の価値


これからの人間にとって、経験と時間はかけがえのないものになります。AIを使用して生産性を向上させ、時間の自由度を上げることが重要です。AIで処理できる仕事が増える一方で、日本ではまだ大きな動きがないため、あと3年は楽をできるかもしれません。

医療とAIの関係


医療などのブルーカラーの仕事も一部はAIに置き換わる可能性がありますが、完全に置き換えるのは難しいでしょう。また、日本の医療機器は認可に時間がかかるため、導入にも時間がかかるという懸念点もあります。

AIの限界と人間の価値


AIは万能ではありませんが、人間中心の考え方から、人間と機械の共存を考える世界に移行しているのは興味深いことです。人間の価値観の揺らぎや、知性の基準の変化、感情における人間の在り方など、AIを通して考えることが増えていくでしょう。

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