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#ほぼ教 Road to Spotify クリエイター・サポート・プログラム vol.1


Spotifyが「クリエイター・サポート・プログラム」に総額1億円を追加投資する、というニュースの一報を聞いて、何だかすごいなーと思っていました。→こちらの記事

Podcastはじめ音声メディアは確実に広がっているし、素敵な番組がたくさんあるので、みなさん応募するなら応援したいな、というのが最初の感想。いちPodcastファンとしてワクワクするニュースだなーと。

それから2週間経った今、僕たちはこう思っています。

「我々も挑戦します!」って言ったら面白くない!?

応募の締め切りまであと半年。

受かるかどうかは別として、もしかしたら半年間目指す過程を公開すること自体に価値があるかもしれない。

始めて3ヶ月の弱小Podcastが無謀な挑戦をしてみると、その過程に何があるのか!? 分からないけど、ひとまず公言してみます。

えー、ご唱和ください。

「Spotifyクリエイターに、俺はなる!」


こんにちは、#ほぼ教 です

hobo仮カバー

改めまして、つぼけんです。
好きなPodcastはたくさんありますが、やっぱり「コテンラジオ」です。
パーソナリティー樋口さんの影響でPodcastを始めちゃいました(樋口塾生です!)

タイトルは「ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。」

公開して約3ヶ月です。ぜひ「#ほぼ教」とお見知り置きを。

相方の大ちゃん先生(公立小学校教師)と2人でMCとしてゲストをお招きして、学校教育のみならず学びの“ほぼ”最前線に迫ってきました。
今日の時点で#9までエピソードを公開しています。

番組開始当初から、「誰も聞いてなくても僕たちが得だよね」と言ってきました。

元気があれば何でもできる…ではなく「企画があれば誰にでも会える」ということが分かって、番組があると普段会えないゲストの方々とじっくりお話できるんですよね。なのでその機会を作れること自体がかけがえのないことであり、視聴者数なんて関係ない!と今でも思っています。

ただ、やってみると嬉しいことがあるもので、1回あたり30分前後の番組なのに、いつもどなたかから感想をいただけるんですよね。

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番組の最後に「ご意見・ご感想は #ほぼ教 でつぶやいて下さいね」といつも言おうと思って忘れるんですが、そんなポンコツな僕の元にも、温かい感想が届いてくる不思議。

なんか、「明日からがんばろうと思えた」っていいですよねー。
しょうがないからがんばらなきゃ、ではなく、もっと前向きに未来を信じているような、「がんばろう」を聞いて、こちらも励まされる思いです。


他にも、熱いnote記事にしていただいたり、

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「推し回」というもので、他のPodcasterさんが我々のことをラジオで話題にしてくれたり、

いやー、もう泣くほどありがたいことばかり。

ツイートも記事も嬉しいですし、ラジオになるってすごいことですよね。

僕らの声を聞く→考えをまとめる→収録する→加工する→アップロードする、といういくつもの過程を経て番組にしていただいるわけで、ありがたいな、伝わったなといつも嬉しいです。改めて感謝。


聴いていただいている方々

お笑いのタレントが出ているわけでなく、英語が学べるわけでも世界情勢が分かるわけでもない、ニッチな「教育」というジャンルを聴いてくださるのはどんな方々だろう?と思ってました。

便利なもので、使っている配信アプリ「Anchor」では細かいデータを分析することができるんです。

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↑がその分析結果なんですが、まず左側の性別では、女性が37%に対して、男性が50%。
僕たちが男性なのと、Podcastの視聴者も若干男性が多いそうで、まぁそうかなと。今までご出演いただいたゲストの方もみなさん男性ですしね。

で、右側の年齢層なんですが、まさかの45〜59歳が45%でダントツ!!
これはびっくりしました。僕たちよりもちょっと上の世代の方が聴いてくれているんですねー。

そしたら、「Podcast全体のユーザーが年齢層高いんじゃない!?」って思うじゃないですか。僕もそう思っていました。
でも実は、こちらの記事によると、Podcastユーザーは20代が一番多いんだそうです。

つまり45〜59歳の、いわば「責任世代」の方々が、選んで聴いてくださっていることになります。

一体全体、これはなぜだろう?? 真剣に考えてみました。


僕らってなんなん!?

僕としては、大ちゃん先生を巻き込んで、ただ自分が好きなものを好きなように作っています。

なので、そもそも「自分が好きなものって何!?」と考えてみました。

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最近なんですが、僕は「私はあなたを信じている」というメッセージにとことん弱いというか、それだけで感動してしまう自分に気づいてきました。

図左下にある「明治R-1車内広告」は、「受験当日の我が子に、かけてあげたい言葉とは?」で募集した言葉を、センター試験当日の車内に中吊り広告としてあったもの。こういうのいいですよねー。

図右下は僕が撮ったもので、「教科を超えた学び - 新渡戸文化中学校のアウトプット型テスト」というタイトルの映像からの切り出しです。
僕は新渡戸文化学園という中野区にある総合学園で、外部スタッフとして映像制作などの活動をしているんですが、これはすごく何てことのないインタビューというか、序盤に美術の先生が話しているシーンなんですよ。
「始めは上手くいくか不安だったけど、大丈夫大丈夫、任せて楽しみにしているから、って言っていたら勝手にできてました」っていうようなコメントがありまして、本当に何てことないんですけど、何度見てもグッと来ちゃうんですよね。

もはや自分に何かしらの感動スイッチがあるんじゃないかと思うくらい、「私はあなたを信じている」と聞くと心が温かくなるようだと分かってきました。


そんな僕なので、自分自身を一言で表す言葉が「気球」と過去に分析されました。
(→以前も記事にしてみたことがあります)

なんか、上の方でプカプカ浮いてるあれです。あれ。

つまりは陽キャというか、能天気というか、向こう見ずというか、、
この性格により友達ができている気がするのでそれはそれでいいんですが、反対に仕事ではこの性格により時に失敗をし、ヘコみ倒しています。。
よく考えれば、身の周りで起きる事象は僕が「気球」なせいで起こっている気すらします。

そんな僕なので、番組内でのお話をポジティブに変換させるのが得意なのかな?と自分で番組を聴き返して思ってきました。

こんな未来を信じてるぜ!と「明るい未来」を恥ずかしげもなく言えるところが特性なのかな?と分析しています。


一方で、相方である大ちゃん先生のことを僕は「やりたい!の交差点」と呼んでいます。

毎日、教室で生徒たちからの提案がたくさん来ると。フルートが得意な子は今度学校で吹きたい!って言うとか、「やりたい!」に溢れているクラスだそうです。
これは彼曰く「認任(ニンニン)」と呼んでいる、子どもたちを個として認めて任せるという態度が引き起こしているとのこと。(→詳しくは「#06 大ちゃん先生の目指す先生像」)

さらに、彼自身が目指す未来に対して複数のプロジェクトを立ち上げるなど、とことん挑戦していて、周りを巻き込みながら進めていく才能があるので、これはもう人間交差点だな、ということで名付けてみました。

そして、僕にない部分としては、圧倒的な「実践力」ですよね。
目の前の子どもたちと、今まさに一緒に挑戦を続けているという事実が、番組の骨組みとなって説得力を増しているんだろうと分析しています。

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そんなわけで、「明るい未来」担当である僕と、「実現できそう」担当である大ちゃんで、「明るい未来が実現できそうかも!?」と受け取ってくれているといいなー!というのが現在のところの分析です。

で、主に聴いてくださっているのは45〜59歳の「責任世代」の方々ということで、会社では何かしらの役職に就いてらしたり、チームのリーダー的な立場の方もたくさんいらっしゃると思うんですよね。
明るい未来が実現できそうかも!?を超えて、「自分が明るい未来を実現させる!」と思いを新たにしてくれる方なんていたら最高じゃない!と気球の僕はワクワクしてしまうわけです。

前述の通り、世代関係なく「明日もがんばろうと思えた」と言ってくれる方もいて、やっぱり目線が未来に向かっているのを感じるんですよね。

吹けば飛ぶような弱小ラジオですけど、パーソナリティーとリスナーという関係を超えて、ほんの少しでも未来を向いてくれた方々はもう全員仲間だな!と思っています。

なので、こうなったら仲間増やしたいぞー!というのが現在の気持ちです。

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ともだち5000人できるかな!?

序盤でも書いた通り、僕たちは視聴者数を気にしていません。
ただ、せっかく目指すべき目標が目の前にあるなら、挑戦しないよりはした方がいいと思っています。

なぜならば、挑戦する過程で未来を向いてくれる仲間を増やしたいから。

何なら音声メディアの明るい未来のために1億円を投じるSpotifyってもう仲間じゃん!?とか思うんですが、それはそうと、目指すべき数字は明確にあります。

それはこちら。

◆ 募集対象: Spotifyが提供する音声配信プラットフォーム「Anchor」で番組を配信し、5,000人以上のリスナーを持つ、またはソーシャルメディアで5,000人以上のフォロワーを持つクリエイター

ご、、、ごせん、、、にん、、、!?

……

………

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数字があまりにも途方もないので、とりあえず、スマホの壁紙をSpotifyにするところから始めてみました。

さぁ、果たして僕たちは仲間を5000人作ることができるのでしょうか。
Podcast本編はもちろん、僕らの挑戦も一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。

応募締め切りまで、あと7ヶ月。



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