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WEBで自己分析をしてみたら、たった1つの能力に全フリしていることが判明した

WEBで自己分析できる「STRENGTHS FINDER」を利用してみました。
こうしてnoteに書くことで自分を見つめるきっかけにしたいと思い、あくまでも自分の記録用に記事化してみます。


【きっかけ】

所属する部で採用を担当してからおよそ3年。
インターンや面接を通じて、どんどん成長していく学生さんたちを目の当たりにしてきました。将来に対する考え方が変わった人、バイトなど新しい取り組みを始める人、自己分析を深める人、、、
彼らと深く接するととても刺激を受け、またやりがいを感じる一方で、では自分は今後どう成長するべきなのか? 未来をどう描くべきなのか?という疑問が湧いてきました。
また、コロナウイルスという働き方が大きく改変されるきっかけを経て、自身の働き方を見つめ直したいという思いもあります。

僕たちがよく使う言葉で「自分のことは自分が一番分からない」というものがあります。テレビのディレクターが密着ドキュメンタリーを制作している際、被写体自信が気づいていない要素まで取材者が客観的に分析する必要があるので、被写体のことを被写体以上に理解する能力が求められます。
一方で、そんな分析的な部分もある僕たちが自分のことを本当に理解できているかというとそんなことはなく、一般の方と同じくらいよく分かっていないんじゃないでしょうか。

今の自分の立ち位置を理解した上で、今後やるべきことを考えたいというのがきっかけです。

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【テスト前の自己分析】

自己分析を受ける前に、普段から自分で思っている「自分評」をまとめます。

僕はこれまで自分のことを、一言で言うと「総合力」の人間だと思っていました。
映像・カメラが大好きという「好き」の力だけ突出してこだわりが強いものの、基本的には何事にも真面目に一生懸命取り組むタイプなので、おおよそ全てのパラメーターで平均的なものを持っているのではないか。また「社会性」も強いと思っています。
よく言えば「欠点が少ない」、悪く言えば「器用貧乏」「何でもできるけど何もできない」と自己評価していました。

しかし結果は、笑っちゃうくらい真逆のものでした。

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【STRENGTHS FINDERの結果】

早速、「STRENGTHS FINDER」で出た結果です。
自分用なので詳しい説明は省きますが、要はウェブ上で様々な質問に答えた結果、34種類の資質のうち僕に当てはまる5種類を特定してくれるというものです。

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①最上志向
②学習欲
③成長促進
④ポジティブ
⑤達成欲

それでは、5つの特性について順番にメモします。
あくまでも自分用で長いので、【まとめると】まで飛ばしてもらって大丈夫です。


①最上志向

「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルに高めようとします。

まずは1つ目の資質「最上志向」です。
一言で言うと、「良いところを見つけるのが得意で、それをもっと伸ばしたくなる」という資質のようですね。なるほど。思い当たります。

自分自身のものか他の人のものかにかかわらず、強みはあなたを魅了します。
(中略)
いったん強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、卓越したレベルまで高めずにはいられません。

「自分を高めたい」だけでなく、他人の良いところを見つけられるし、それを伸ばしたくなると。それはそうかもれませんね。
「優秀であれ!」と押し付けるつもりはないけど、特に後輩に対して「せっかく良いところあるんだから、伸ばしてあげたいなー」とはよく思います。

あなたは、あなたを型にはめ、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。

押し付けてくる人、決めつけてくる人、苦手です。
一瞬たりとも人生に関わらないで欲しい。
…っていうか、みんなそうじゃないんですか?
徹底的に避けようとしているの僕だけ??

人の成功を助ける職務を探しましょう。コーチングやマネジメント、メンタリングをしているとき、人に教えているとき、強みに着目するあなたは、人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。多くの人にとって自分の得意なことを見つけるのは難しいことなので、詳細に説明して、彼らの優秀な能力に気づかせることから始めてください。

はい。「コーチング」にとても興味がありますし、おかげさまで人に教えるのが得意だという認識もあります。他人のまだ知らない長所を見つけて、それを伸ばすことが仕事にできるなら、僕にとってもすごく幸せなことなんだろうなーと納得しました。

なぜあなたが弱点を治すことよりも、すばらしい才能を磨くことに時間をかけているのか、その理由を人に説明しましょう。そうしないと、自己満足のための行動だと誤解される恐れがあります。

デメリットとしては人の短所や弱点に、もはや徹底的に興味がないということが良く分かりました。
分かろうとしていないわけじゃなくて、全く興味がないから気づけないんだと思います。たぶん自分に対して悪意を持って近づいてくる人の真意も読み取れないし、何か短所のせいで長所を伸ばそうと努力できない人にも全く共感できないんでしょうね。。

総合すると、自分に対しても他人に対してもものさしが「プラスの部分をもっとプラスにしたい」しかなくて、「えっ、マイナスって何? そんなことに時間割くのもったいないでしょ?」くらいに思っているのかもしれません。


②学習欲

「学習欲」の資質が高い人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。結果よりも学習すること自体に意義を見出します。

2つ目、これはシンプルですね。「学ぶことが好き」という資質。
大人になってからどんどん学ぶことが好きになっているのを感じるし、何なら学生時代の受験勉強の中にも、ある程度は喜びを見いだしていたような覚えがあります。

あなたは何も知らない状態から、着実で計画的な過程を経て、能力を身に付けた状態に移行することでいきいきとします。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復唱して練習する努力をし、スキルを習得するにつれて自信が強まるーーこれがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。

「結果はともかく学んでいくプロセスが大好き」とのこと。分かるー!
…っていうか、みんなそうじゃないんですか?(2回目)
仕事でも趣味でも、新しい知識がどんどん積み重なっていって、それがリンクしていく過程がすごく面白いと思っています。

変化を起こす人になりましょう。(中略)
新しいことから吸収したいというあなたの意欲は他の人たちの懸念を和らげ、彼らを行動へと促します。真剣にこの責任を担いましょう。

はい。例えどんなに評価されたとしても、次があるなら少しでもアップグレードさせたいし、何なら同じことは二度としたくない!と思っているタイプです。
変化を嫌う人からしたら、僕は面倒くさいでしょうねー。もう前回と同じでいいじゃん、、みたいな。思い当たります。反省。

詳細がよくわからない状態でも尻込みしないので、新たな状況に飛び込み、新たな視覚や言語をすばやく習得するコンサルティング業務(社内外問わず)で卓越した手腕を発揮するかもしれません。

これは元々あった性格ではなくて、社会人として徐々に身につけてきたスキルなのかもしれません。新たな状況、初対面の人、知らない業界の知らない言葉、どんと来い!と確かに思っています。もっと学びたい!


③成長促進

「成長促進」の資質が高い人は、他の人の持つ可能性を認識し、それを伸ばします。小さな進歩の兆候を見逃さず、成長の証に満足感を得ます。

1つ目の「最上志向」に近いと思うんですけど、「他人の可能性を認識して、伸ばすのが好き」という資質です。2回も出てくるということは、もう徹底して好きなんでしょうね。

あなたの考えでは完全にできあがった人間は存在しません。誰もが成長途上にあり、可能性にあふれています。だからこそ、あなたは人々に惹きつけられるのです。

仕事を通じて市井の方々から芸能人、政治家まで様々な方に会いますが、全員に対してもれなく一定の興味があります。
「人間観察」と言ったら言い過ぎかもしれませんが、目の前にいる方の人生のストーリーを知ることがものすごく好きです。

目指しているのは彼らに成功体験をさせることです。あなたは彼らを挑発する方法を探します。彼らの能力を伸ばして成長させるような興味深い経験を計画します。

挑発しているらしいです、、
特に若手や学生さんが伸びる方法があるなら、自分の時間を大きく割いてでもきちんと計画して伸ばしてあげたいという思いがあります。

成長促進が主な役割である職務を探しましょう。特に、教師やコーチ、マネジャーなどの役割を担うことで、あなたは満たされるかもしれません。

でました。コーチング。
そんなに言うなら、もはやそういうことなんでしょう。認めます。

見込みのないことに投資しすぎてはいけません。あなたには生来、人や状況の可能性を信じる傾向があり、それが、落とし穴になることもあります。よりチャンスのある状況を見逃し、現状に固執してしまうのです。

やらなければいけないことがあるのに、当たり前の(僕からしたら簡単な)努力ができない人のことを、全く理解できないんですよね。何で?って聞いてしまう。
時には「この人には無理!」とさっさ切り捨てることも大切、ということでしょうか。うーん。。たぶんできない。


④ポジティブ

「ボジティブ」の資質が高い人は、情熱的であり、しかも自然にその熱意を人に分け与えることができます。生き生きとしており、他の人たちに活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。

現代用語で言うところの、いわゆる「陽キャ」らしいです。
自分では全く認識がないんですが、一部の人からたまに言われるので、そうなのかなー?くらい。

あなたは、人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況でも常にポジティブな面を探します。(中略)
あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がよりよいものに見えてくるのです。

うーん、そうかなー?
せっかくやるなら楽しもうよ!とはいつも思ってますが。

あなたはどんなプロジェクトにも情熱を吹き込みます。あなたはどんな進歩も祝福します。あなたはどんなことでも、よりエキサイティングで、よりいきいきとしたものにする方法をたくさん考え出します。一部の懐疑的な人たちは、あなたの活発さを否定するかもしれませんが、あなたはめったにそれに引きずられることはありません。

そうかなー?
懐疑的な人に「お前、もっとマイナス面も考えないとダメだよ」って指摘されて、それでも引きずらない人って、人格的にアウトじゃないですか?

単に認識が甘いから熱意を抱いているわけではないことを説明してください。あなたは悪いことが起きるかもしれないこともわかってます。あなたは単によいことに着目するほうが好きなのです。

一応、マイナス面も認識しているようです。
「分かってるけど、興味はない」と。うーん。やべえやつ。

あなたは、生きていることはすばらしいという信念、仕事は楽しいものにできるという信念、どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どういうわけか逃れられないのです。

これは分かります。
学生のときから、今の人生は100点満点のうち何点か?という問いをよく自分にしているんですが、80点を下回ったことが一度もないです。なるほど。

あなたは人よりも熱意があり、エネルギーにあふれています。他の人たちがリスクをとることに躊躇していたり、乗り気になれなかったりしているとき、あなたはそれらを前進させる大きな力となるでしょう。いずれは皆があなたのことを、物事を上昇させる「気球」の役目を果たす人だと見るようになるでしょう。

どうも。気球です。

否定的な人は避けましょう。あなたの気分を滅入らせてしまいます。
その代わりに、あなたと同じようにユーモアやドラマを見出している人を探しましょう。お互いに元気づけられます。

気球と気球は相性が良いそうです。
我こそは気球であるという方、お互いに元気づけましょう!


⑤達成欲

「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。

えっ。。最後の資質「達成欲」は、ぱっと見だと「ブラック企業でもオッケー」くらいに読み取れるんですが、どういうことでしょう?

「達成欲」には常に何かを成し遂げている必要がある、という特徴があります。あなたには毎日がゼロからのスタートのように感じられます。(中略)
どんなに今日は休もうと思っていたとしても、何も達成することなくその日が過ぎてしまうと、あなたには小さな満たされない思いが残るでしょう。あなたのなかには炎が燃えています。

気球の次は、炎が燃えているそうです。そりゃ相性いいわ。
すごく心当たりがあるんですが、これだけ読むとかわいそう。。
仕事だけやっているつもりはさらさらないんですが、毎日何か少しでも成長したいという気持ちはあるので、何もしない休日に「小さな満たされない思い」を感じるのは確かです。

好きなだけ忙しく働けて、生産性を測るよう奨励される仕事を選びましょう。こうした環境であなたは挑戦することにやりがいを感じ、いきいきとします。

止まると死ぬマグロのような人間ですね。やっぱりかわいそう。。

祝ったり表彰したりする機会を日々の生活に取り入れることを忘れないようにしましょう。「達成欲」が高い人は自分の成功を認識せず、次の挑戦へ移ってしまうことがよくあります。

これはめちゃくちゃ思い当たります。
好きな本の中で「仕事が終わったときのイメージは、野球選手がベースを踏む感じ」という内容のものがあるんですが、まさにこれですね。1塁を踏んだら、次の2塁・3塁が待っているのが仕事だと思っています。
時に仕事の結果を褒めてもらえることもありますが、評価していただいて嬉しいなと思う反面、次はもっとやってやろうという思いが高まりますね。
これからはちゃんと自分で自分を褒めるように気をつけます。

わずかに満たされない気持ちとうまく付き合っていけるようにしなければなりません。この気持ちには利点があるからです。長時間燃え尽きることなく働くために必要なエネルギーをあなたに与えてくれます。

前述の「小さな満たされない思い」こそが炎の燃料となるそうです。
確かに、ブラック企業のように上司から無理に指示されて我慢するのは耐えられないけど、自分で決めたことは何が何でも達成したいという思いは強くありますね。たぶん自分の中から湧き出てくる指令だからこそ、毎日休まず続けられるのかもしれません。

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【まとめると】

それぞれを自分なりの言葉でまとめてみます。

①最上志向 = 「ものさしがプラス面」
自分も他人も良いところを見つけるのが得意で、もっと伸ばしたくなる。
一方、他人のマイナス面は全く興味がないから、そもそも気づかない。
②学習欲 = 「学ぶプロセスが好き」
結果はともかく学ぶプロセスが大好き。どんどん知識を増やしてリンクさせたい。
一方、同じことを何度も繰り返すのが嫌い。常にバージョンアップさせないとやる意味がないと思っている。
③成長促進 = 特性「コーチ」
他人の可能性を認識して、伸ばすのがとにかく好き。きちんと準備・計画するなど、自分の犠牲も厭わない。
一方、それで成長できない人の意味が分からないし、途中であきらめられない。
④ポジティブ = 「気球」
陽キャ。常に前向きで、情熱的。熱意で人を引っ張るタイプ。
一方、マイナス面を認識しつつも本質的に興味がない。足を引っ張ってくるタイプからは逃げろ。
⑤達成欲 = 「内なる炎」
泳いでないと死ぬマグロ。常に小さな満たされない思いを抱えていて、それが日々の成長のエネルギーとして自分自身を燃やしている。休むと死ぬ。

僕を知っている方、いかがでしょうか? 合ってますか?
個人的には「④ポジティブ」以外はドンピシャだと思っていますがどうでしょうか。

最後に5つの要素をまとめて一言にしてみます。

自分と他人のどちらに対しても「プラスの面を発見して伸ばす」だけに全ての能力を全フリしている。そのためなら毎日あらゆる方法で勉強できるし、内にも外にも情熱を燃やして影響を与えることができる。
一方、マイナス面を認識しつつも興味が全くない。前にしか動けない。休むと死ぬ。

テストを受ける前に予想していた「総合力」なんて1ミリもなかったですね。。

それどころか、弱点だけに目を向けると、よくこれで社会生活を送っていたなーと思うくらい偏っていることが分かります。周りのみなさんに支えられて、何とか社会人のテイを保っていたんだなと改めて思いました。

この場を借りて、みなさまいつもありがとうございます。

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