無資格でも働ける介護求人

世の中には、資格なしで働ける求人は山のようにあります。

飲食業、観光業などのサービス業は資格が無くても働けるため、バイトしやすいと言っても間違いではないでしょう。

ところが、介護業界というものは、人手不足があるものの、介護する方の命にかかわる部分が出てしまうことが多いため、資格無しでずっと働くことが難しい現状があります。

しかし、介護求人をよく見てみると

資格取得サポートあり

というものがあり、現在の介護業界で働くひとのために資格取得費用を会社が負担してくれる仕組みというものが整っているのです。

2025年問題というものが間近に迫っていることもあり、介護業界は人材不足。そして、次から次へと介護施設が新設されていることで、更に、人材不足が起こっています。

特に、介護施設求人に関しては、初任者研修は入社後にという福祉会などもありますので、無資格OKという求人が多くなっているようです。

私がバイトしている会社でも、無資格で求人に応募すると、2日間の研修案内があります。12時間講義を2日間かけて受け、修了テストに合格すると実際に働けるようになります。

これが資格取得サポートを利用した形になります。

この2日間で取得できた資格が「重度訪問介護従業者養成研修 統合過程」というものになります。

※現在は3日間の講習に変更となったそうです。


重度訪問介護従業者養成研修 統合過程


ぶっちゃけると、12時間研修を2日間受けてテストに合格さえすれば修了証を与えて仕事ができるようにしますよ〜ということだと思ってください。

この修了試験ですが、満点合格できるレベルだと思います。私の受けた授業も模擬試験という形で上手に合格させていただけるように工夫されていましたので不安はあるかと思いますが、受講してみると案外大丈夫でしたよ。

この資格は重度訪問介護に従事するスタッフを育成するための資格で、統合過程という名称がつくと「特定の利用者さんに対して喀痰吸引&経管栄養ができる」という医療ケアがプラスされた資格取得になります。


厚生労働省による重度訪問介護についての参考資料です。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000150449.pdf


重度訪問介護という言葉自体があまり聞き慣れていないため、なんだろう?と思われるかもしれませんが、体が不自由になった障がい者の24時間365日介護をする仕事と思ってください。


統合過程では、基本的に実地研修というものがあり、一人ひとりが一通りの実習をすぐに体験し、実践できる場所もありますので、そのあたりは心配は要りません。

私の場合、3月に申し込みを行い4月に運良くキャンセルになっている人がいたためすぐに研修に参加することができました。

その後、会社からの面談があり、支援して欲しい利用者さんがいるのだが、その方はまだ市からの認定を受けていないため、一時的に少し距離の離れた利用者さんに入って欲しいということでした。

そして、私は5月よりすぐヘルパーとして働くことが決まりました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?