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旅とキャリアとシンプルライフ

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「旅とキャリアとシンプルライフ」視点の日記やエッセイです。
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2021年1月の記事一覧

人生で初めてコタツをやめた

気がつけば冬はいつもコタツと共に生きてきた。寒がりなわたしはコタツ虫になるのが好きだった。そして2021年、わたしはコタツを手放した(正確には仕舞った)。 年末にオットと2人で引っ越した。休職中のため、会社斡旋の物件から退去する必要があったからだけど、良いチャンスだからと、前からとてもとても気になっていた無印良品のリノベーション賃貸に住まうことにした。 団地をリノベーションして作られた無印良品の世界観が心地よく、お部屋のインテリアと向き合い充実させるようになった。最寄り駅に

2021年に持っていくもの

昨日、2020年に置いていくものというnoteを書いた。 今日は2021年に持っていくものを書いてみようと思う。 2021年に持っていくもの ①後回しにしてきた積み本たち ②毎日の小さな暮らしと向き合う ここ2年間ぐらいで「読みたい!」と思っていながら、買うだけ買って手を付けられていない本たちがいる。コレだけではないが、全部で50冊近くある。ついつい目先のことを優先してしまい「いつか読もう」と肥やされてきたこの子たちを読むため断捨離ニモマケズ2021年に持ってきた!

2020年に置いていくもの

年始めに決めた目標をずっと念頭に入れて過ごすことが得意ではないタイプで、「この1年どうだったか」と振り返ろうとすると、いつも「はて、何を宣言していたかなぁ」とその時になってようやく思い出してしまう。 そんなわたしだけど、振り返ることは結構好きで、今回は2020年を振り返った上で2020年に置いていくものと2021年に持っていくものを決めた。置いていけばいいし持っていけばいいので、目標達成よりもなんだか気軽な気がする点が良い。今日は置いていくものについて宣言しようと思う。

ネガティブをすぐポジティブ変換する危うさについて

何か嫌なことが起きたとき、自分の感情がネガティブになった時、「こんな状態じゃいけない、もっとプラス思考にならなきゃ、もっと前向きに考えなきゃ!」と、わかっているけどそんなに簡単にいかない、そう考えること自体がシンドイことはないだろうか? 「ホント、あなたはポジティブだよね。羨ましいなぁ」とよく言われる人は、「いや、自分だって悩み事はあるし、四六時中楽天家でいるわけじゃないよ」と内心思うことはないだろうか? ポジティブに見える人にはまるでネガティブのバロメーター自体が存在して

休職中の時間の使い方にちょっと焦っている

1月8日(金)日記 9月末から不妊治療休暇を取得して休職している。 不妊治療以外は自分で1日の使い方を決めることができるわけだけど、油断しているとすぐ過ぎる。未だにうまい使い方がわからない。営業女子時代は、平均すると1日8時間は仕事の時間に充てられていて、依頼ごとやタスクは黙っていても降ってくる。比較的、創造的な仕事はしていたつもりだけど、前提として他人から求められていたということがあったかもしれない。 今の私は全然創造できていない、全部自分のために時間を使えるというの

死ぬまでに答えが知りたい疑問

世の中はわからないことで溢れている。ケータイのメールが郵便屋さんを介さなくても瞬時に相手に届くしくみもわからないし、自転車のつくりかたもわからない。Wi-Fiのことも母にわかるようには説明できない。 でも大抵のことはわからないまま受け入れることができるし、疑問は風のように素通りして、自分のいいとこ取りで付き合うことができる。 ただ、この疑問だけは死ぬまでに答えが知りたい、と思う疑問がある。 小学生の頃からアラフォーになった今でも疑問に思っていて、年に1度は思い出す。202

私は不妊治療中だけど、赤ちゃんを見るのは嬉しいし、妊娠の報告もして欲しい。

のっけから、タイトルと違う話からさせて欲しい。 映画「最強のふたり」を観たことはあるだろうか? ものすごーく簡単に説明すると、脊椎損傷で首から下が不自由な富豪のフィリップと、ひょんなことから彼を介護することになった貧困層の移民ドリスとの交流を描いた実話の映画だ。   ドリスが超おもしろい。例えば、チョコを食べているドリスを見てフィリップが「うまそうだね、俺にもくれ」と言ったら、ドリスは「嫌だよ。このチョコは健常者用なんだよ!バーカ」って返す。  もはやブラックジョークでは

「に」と「は」を入れ替えると考え方も入れ替わった話

最近読んだ本の1つ。このタイトルがなんともツボで、続編を買ってみた。 いろんな場面で孤独や不安、モヤモヤを感じた時の心の持って行き方が書かれている。その様子がネコちゃんで描かれているところがかわいい(*^^*) どれもこれも「うんうん、そうだよね」とかなり腹落ちして読めるのだけど、今回特に特に印象に残ったのがこちら。 「この仕事に私は必要か?」ではなく「この仕事は私に必要か」である。 前者は仕事から自分を見ているわけで、特に大企業に勤めていると「自分は会社に必要とされ

相手のひとことにずっと心がモヤモヤするときの、3つの処方箋

わたしはHSP気質がある。 例えば会社で、相手が何気なく言ったコトバを真に受けすぎる。寝るまでずっと頭の中でリフレインしてしまうことがある。何度も反芻して、自分が落ち着いて解釈できる方法を探しては何度も再現シーンを繰り返したりする。二度と時は戻らないことなんてわかっているけれど、再現シーンを何度も繰り返す。 下手したら数日後までモヤモヤを持っていることもある。 あの時どういう気持でそういう発言をしたのか、相手に対してメールで聞こうかと思ってメールを打つのだけど、書いては

不妊治療のための休職を全社員に公表した理由

弊社では異動や退職、休職する際の最終出社日に、全社員に向けてご挨拶メールを送るのが慣例になっている。 後任者の案内をする意味合いが強いので、休職の理由にわざわざフォーカスする必要もないのだが、わたしは敢えて不妊治療による休職だということを自分なりの考え方も加えて全社員に向けてメールを送信した。 メールを送る前、「なぜ会社メールでプライベートを晒すのか?」「病気や経済的な理由で妊活したくてもできない人の事を思いやれないのか?」という声が出るかもしれないと推測した。 1つの考え

「ブロックチェーン」と「今後の大企業のあり方」をものすごく雑に着想させてみた

休職前はいわゆる大企業で働いてきたのだけど、最近ブロックチェーンを勉強しているうちに、今後の大企業のあり方のヒントになるような気がしたのでメモ程度に書いておこうと思う。 平たく言うと、中央集権型から自律分散型のシステムになったのがブロックチェーンなのだけど、IoTが進みつつある今、誰かだけが情報を持っているとか、誰かだけしか発信できないといったことはなく、CtoCが主流になってきつつある。大企業にも言えることで、今までは上部組織だけが情報を持ち、ブレイクダウンされる形で指示

焦らず、まずはひとつずつ丁寧に向き合おう

営業女子をしていた頃、常にどこかにアンテナを張っていた。会社という環境下での仕事は見つけようと思えばいくつも見つかる。課題がちらばりまくりで拾っても拾いきれないほど。 自分の主業務以外にもあれもこれも情報が耳に入ってきては課題は見つかり解決に向けてさまざまなところでプロジェクトが動き出す。 まるでバッティングセンターで延々と四方八方からボールが飛んでくるのを打っているかのような。1つの方向からボールが飛んで来なくなったら、次の方向から飛んでくるボタンを押してしまうのだ。基本

気軽に参加できるということは、気軽に欠席できるということ

興味のあるセミナーや勉強会、イベントがオンライン化したことによって気軽にポチッと参加ボタンを押せるようになった。 「開催場所まで行く」という時間コストをかけることなく、自分の望む環境で気軽に参加できるようになったことはありがたい、と思っていた。 が、実際はそうでもなく、オンライン化したイベント等へのわたしの出席率は低くなり、欠席率が増えた。 わたしは元々「はじめまして」の人と同じ空間で過ごすことが心地よくないタイプで、オフライン開催のイベントなども終了後の懇親会がセットで

コミュニケーションは相手に正しさをわかってもらうための手段ではない

仕事で何かを伝えるとき、「なんでわかってくれないんだろう、なんで自分の言っていることがうまく伝わらないんだろう?自分の言い方が悪いのかな?」と感じることがあれば「そもそもコミュニケーションは相手に正しさをわかってもらうための手段じゃないんだったわ」と思うようにしている。 確かにコトバは便利だ。感情や状態をより正確に詳細に表現できる。でもだからといって100%万能ツールではないことはいつでも頭の隅っこに入れておきたい。 そう、あなたの言っていることは正しいかもしれないけれど