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「に」と「は」を入れ替えると考え方も入れ替わった話

最近読んだ本の1つ。このタイトルがなんともツボで、続編を買ってみた。

いろんな場面で孤独や不安、モヤモヤを感じた時の心の持って行き方が書かれている。その様子がネコちゃんで描かれているところがかわいい(*^^*)

どれもこれも「うんうん、そうだよね」とかなり腹落ちして読めるのだけど、今回特に特に印象に残ったのがこちら。

「この仕事に私は必要か?」ではなく「この仕事は私に必要か」である。

前者は仕事から自分を見ているわけで、特に大企業に勤めていると「自分は会社に必要とされているんだろうか?自分なんて居なくても会社は困らないんじゃないだろうか?所詮自分は歯車に過ぎない」と考えてしまい、とても自分がちっぽけで存在意義を見失いがちになってしまう。

でも俯瞰して考えてみると、大企業という組織において「この人が居なくなったら会社がまわらない」なんて人、1人も存在していない気がする。一時的に物事がうまく回らなかったり、苦労の時を迎えることはあるかもしれないけれど、誰かが居なくなると同時に会社も居なくなってしまうなんてことはない。

本にも書かれていたように、歯車に過ぎないかもしれないが、歯車は1つでも狂うと徐々に全体に影響を及ぼすわけで、1つ1つがとても価値ある存在だ。

だから、仕事のことは他人軸で考えるのではなく、まずは自分にとって必要な存在なのか、自分がその仕事を必要としているか、という自分視点での考え方が大事なのだなぁと感じた。

「に」と「は」を入れ替えるだけの、本当に簡単な視点の切り替えで考え方が一気に変わる。ステキな魔法だなぁ。

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