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言霊とアファメーション



言葉の持つ力


日本には「言霊」と言う言葉があって、古来より「言葉には魂が宿る」とされてきました。どこか「森羅万象」や「八百万の神々」と言った思想とつながっているように感じられます。

「森羅万象」「八百万の神々」には自然に対する畏怖の念・感謝、そして敬意が感じられますが、「言霊」と言うのも、同じように言葉に対する敬意が表れたもののように思います。


万葉集には

「敷島(しきしま)の大和(やまと)の国は
言霊の幸(さき)はふ国ぞ 真幸(まさき)くありこそ」

と歌われています。


昔から、言葉そのものに「発せられた言葉どおりの内容を実現させる力がある」と 信じられてきた訳ですが・・・ふと、ここに「アファメーション」の原型があったのだと気づかされました。

「アファメーション」と言う言葉は英語に由来していますが、 実は輸入しなくても 、この国では昔から脈々と流れていること・・・現代でも私達の中で生きてること・・・無意識のどこかで既に知っていること・・・そのように、感じます。