見出し画像

水仙の学名は「ナルシサス」花言葉は「自己愛」の有毒植物

こんにちは
最近読んだ本で、ストレスや不安があるとき、「感情はコントロールできないが、行動はコントロールできる」という言葉を読んで、ぼちぼち実行している、ラ・フェ修家です。

冬から春を迎えると、美しい花を咲かせる水仙。

食材では無いのですが、ニラと間違えて食べて、実際に多くの食中毒が起こっている植物なので、紹介しました。

画像1

ナルシストの語源にもなっているスイセン

水仙の学名「ナルシサス」は、ギリシャ神話の美少年「ナルキッソス」から由来しています。

山奥の泉で、水を飲もうとしたナルキッソスが、水面を見るとそこには、美しい姿をした少年がいました。
その水面に映った自分の姿に見とれて、そこから離れられないぐらいに魅了されてしまいました。
その場所で、ナルキッソスは居なくなり、そこには黄色い水仙の花が水面に映るように下向きに咲いていました。

このことから、「ナルシサス」(Narcissus)になりました。

水仙→ナルシスト→自己愛、なのですね。

ナルシスト→自己愛→毒、ともとれますね。

スイセンの毒

スイセンはヒガンバナ科の植物で、ヒガンバナと同じように、リコリンという有毒成分が含まれています。

有毒植物は、動物に食べられる事から、自身の身を守るために、毒を持っている「食べられたくない植物」です。

リコリンが体内に入ると、食後30分以内で嘔吐、下痢、発汗、頭痛、昏睡などの症状が現れます。中毒の初期に嘔吐するため、神経麻痺などの重篤な症状は起こりにくいとされています。

スイセンとニラは、葉っぱの形状がよく似ていて、開花後は花があるので間違われにくいですが、4月から5月にかけて葉っぱだけになる時期になると見ただけでは、ニラとスイセンの区別がつきにくくなります。

過去に、実際にスーパーで間違って販売されていたこともあり、家庭菜園や野草などを使う際には、間違えないように注意が必要です。

ニラには、ニンニクにも含まれている独特の香りがする成分「アリシン」が含まれているので、匂いを嗅げばスイセンと判別がつきます。

しっかり判別ができない野草は、

「採らない」「食べない」「人にあげない」

ようにしましょう。

以上、ラ・フェの厨房からでした。






貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊