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食材メモ

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食材の豆知識とか。
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#野菜

ルタバガ

こんにちは 「かぶら」という言葉が、関東出身の学生スタッフには通じなかったことで、「かぶら」は方言であると言う事を知った、ラ・フェ修家です。 先日、直売所でカブのような見た目の、珍しい野菜「ルタバガ」が売っていたので、早速買って見ました。 調べてみると、アブラナ科の野菜で「カブハボタン」「スウェーデンかぶ」とも呼ばれています。 貯蔵性が高く、長持ちするので、非常用に貯蔵可能で、便利な野菜ですが、その反面、味の方は不評であまり日本では広まらなかったようです。 とりあえず

ツタンカーメンのえんどう豆

こんにちは、ラ・フェ修家です。 直売所で見つけた野菜シリーズで、またまた珍しいものを見つけました。 その名も「ツタンカーメン」のえんどう豆 これは、エジプトのツタンカーメンの墓から発掘されたと言われている、えんどう豆の種を発芽させて、栽培された植物です。 お墓から発掘されたえんどう豆の種が、発芽するとは奇跡のような話ですが、3万年前のナデシコの種が、開花までさせた成功例もあるそうで、植物の生命力の強さには驚くばかりです。 https://natgeo.nikkeib

紅菜苔(コウサイタイ)

こんにちは、ラ・フェ修家です。 先日、草津直売所で珍しい野菜があったので買ってみました。 紅菜苔(こうさいたい)とよび、和名では紅菜花(べになばな)と呼びます。中国野菜で、アブラナ科の野菜です。 茎の赤い色は、アントシアニンで、アントシアニンは植物の水不足や寒冷な気温によるストレス軽減に役立つ物質です。 植物の抗酸化物質として知られています。 もみじの葉が赤くなるのも、アントシアニンによるものです。 まずは、茹でてみました。 茹でると、アントシアニンは、茹で汁に溶

コールラビ

こんにちは 冬場は根菜類をよく使うので、その葉の部分を漬物にして食べることが多い、ラ・フェ修家です。 先日、直売所に行ったら、コールラビという珍しい野菜が売っていたので、とりあえず買ってみました。 調べた情報では、アブラナ科の植物で、生でも食べられるようなので、まずは生で試食。 断面はこのような感じで、皮の部分が固くて、口に残るので、少し厚めに皮をむきます。 皮をむいて、スライスしたものをそのまま食べてみると、シャキシャキした食感でみずみずしく、甘みを感じました。

愛彩菜【あいさいな】

こんにちは 草津の直売所に行くと 「さいな、さいな、草津野菜を食〜べてくださいな♫」 のBGMが頭から離れない、ラ・フェ修家です。 草津市は、名前に草が付きますが、その名のとおり、葉物野菜が豊富です。 水菜、小松菜、ネギ、白菜、菜花など、草津産の野菜がよく売っています。 愛彩菜も草津市の特産野菜で、平成18年から栽培されています。 いわゆる「わさび菜」ですが、これがいろいろ使えて美味しい野菜なんです。 写真のパッケージにも、サラダ、天ぷら、おひたし、お鍋に使えると書い

ハンサムグリーン

「ハンサムグリーン」 特徴的なネーミングで、思わずカゴに入れてしまいました。 「ハンサム」という言葉は、最近は聞かなくなりましたが、今では「イケメン」という言葉の方が浸透しているように思います。 よく似た意味の言葉で、「男前」「二枚目」「伊達男」などもあり、かっこいい男の呼び方の種類って結構多いんですね。 この中の「男前」と「二枚目」は歌舞伎からきているようです。 こんにちは イケメンのキムタクさんと、「48歳、男、人間」この3つだけ共通している、ラ・フェ修家です。

シカクマメ

こんにちは 「まーる、さんかく、しかーく」では まる=のりまき さんかく=おにぎり しかーく=サンドイッチ ですが、母の作るおにぎりは、俵形で、サンドイッチは三角だった、ラ・フェ修家です。 草津道の駅で仕入れた「シカクマメ」 スーパーなどでは、なかなか見かけない野菜ですが、見た目や食感もおもしろく、少し苦味がある野菜です。 マメ科シカクマメ属、名前は、「四角豆」「うりずん豆」 日本では、主に沖縄で栽培されています。 さやだけでなく、花や葉、熟した豆、芋も食用になります。

【秋の旬野菜】マコモダケ

こんにちは、ラ・フェ修家です。 今日は、道の駅草津からの仕入れです。 マコモダケ、バターナッツかぼちゃ、シカクマメ、シルクスイートです。 そういえば、マコモダケはまだ使ったことがないなあと思って、さっそく買って試してみました。 マコモダケは、イネ科マコモ属で、若い茎が肥大化したものです。 食物繊維が多いので、腸内環境にいい野菜です。 アメリカのマコモから採れる種子は、ワイルドライスとして利用されています。 ワイルドライスは、アメリカ先住民族インディアンの食料でライ

つるむらさきの花

こんにちは 道の駅が好きで、出かけた先にあるとつい立寄ってしまう、ラ・フェ修家です。 先日、近江八幡に出かけた帰りの国道8号線沿いに 「道の駅竜王かがみの里」 があったので、寄って買い物をしました。 「竜王かがみ」というのは地名で、滋賀県蒲生郡竜王町鏡です。 東山道、中山道で栄えた宿場「鏡の宿」があり、「平治物語」では牛若丸(源義経)が元服した地と言われています。 僕の世代では、初代ドラクエのラスボスの「竜王」を思い浮かべてしまいます。 けっこう広い道の駅で、売っている

ほぐすのが楽しい「金糸瓜」

こんにちは すいかはウリ科の野菜ですが、スーパーでは果物コーナーでしか見たことがないので、せめて野菜と果物の境目ぐらいに置いてほしいと考える、クセがスゴい、ラ・フェ修家です。 7月ぐらいから、近くのスーパーや道の駅とかで見かけるようになる「金糸瓜」は、夏が旬のウリ科かぼちゃ属の野菜です。 呼び方はいろいろあって、「そうめんかぼちゃ」「そうめん瓜」「糸うり」「糸かぼちゃ」「なますカボチャ」英語では「spaghetti squash」と呼ばれています。 金糸瓜は、さっぱりし

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こんなに小さい〇〇なんです。

加熱用トマトと給食の思い出

こんにちは 小学生の頃の給食で、皮付きのカットされていないトマトが、1個丸ごと出てくる時があり、食べるのに苦戦していた、ラ・フェ修家です。 (あの頃は給食を、残すと先生に怒られる時代でした) 先日直売所で加熱用トマトが売っていたので、早速買ってみました。 調理用トマトとも言われていて、加熱をすると力を発揮して美味しくなるトマトです。イタリアのトマト缶などに使われています。 売っているのを見たのは初めてで、使うのも初めてなので、一応生でも食べて見ました。 加熱用トマトと

はすいも

こんにちは、ラ・フェ修家です。 この時期になるとスーパーなどで見かけるようになる「はすいも」 はすいもとは夏が旬で、サトイモ科サトイモ属の野菜です。 根っこのイモの部分は食べないで、芋茎(葉柄)の部分を食べます。 葉柄(ようへい)とは葉っぱと茎をつなぐ部分で、はすいもは茎ではありません。 写真はどんぐりの木で、葉柄を説明してます。 高知県の特産で、沖縄県からきたことから「りゅうきゅう」とも呼ばれています。 カリウムと食物繊維が豊富で、カリウムによるナトリウムの調整

【再生栽培ができる】豆苗

こんにちは 切られてもまた再生する豆苗の強さを見て、豆苗を見習おうと思う、ラ・フェ修家です。 豆苗は、エンドウ豆の若菜で、最近ではスーパーなど、安い値段でどこにでも売っている緑黄色野菜です。 主な栄養素 ・βカロテン(ビタミンAに変換・皮膚や粘膜の健康) ・ビタミンC(免疫アップ、皮膚や粘膜の健康) ・ビタミンE(抗酸化作用・老化防止) ・ビタミンB1(糖をエネルギーに変換するのを助ける) ・ビタミンB2(皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つ) ・ビタミンB6 (タンパク