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食材メモ

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食材の豆知識とか。
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記事一覧

ルタバガ

こんにちは 「かぶら」という言葉が、関東出身の学生スタッフには通じなかったことで、「かぶら」は方言であると言う事を知った、ラ・フェ修家です。 先日、直売所でカブのような見た目の、珍しい野菜「ルタバガ」が売っていたので、早速買って見ました。 調べてみると、アブラナ科の野菜で「カブハボタン」「スウェーデンかぶ」とも呼ばれています。 貯蔵性が高く、長持ちするので、非常用に貯蔵可能で、便利な野菜ですが、その反面、味の方は不評であまり日本では広まらなかったようです。 とりあえず

なぜ、毒の表現は紫色なのか?

こんにちは 子供の頃、信号機の青が 「緑色なのになんで青なん?」って思っていた、ラ・フェ修家です。 写真の画像は、紫芋のデザートを仕込んでいます。 紫芋の紫色は「アントシアニン」で、抗酸化作用があり、注目されている栄養素です。 ですが、紫色と言えば、日本では毒のイメージがあり、ゲームやアニメに出てくる毒物などには、紫色が多く使われています。 いっぽう、海外では毒は緑色に表現されていることが多く ゲームの毒物などには緑色が使われています。 ディズニーのヴィランズにも緑色が

ツタンカーメンのえんどう豆

こんにちは、ラ・フェ修家です。 直売所で見つけた野菜シリーズで、またまた珍しいものを見つけました。 その名も「ツタンカーメン」のえんどう豆 これは、エジプトのツタンカーメンの墓から発掘されたと言われている、えんどう豆の種を発芽させて、栽培された植物です。 お墓から発掘されたえんどう豆の種が、発芽するとは奇跡のような話ですが、3万年前のナデシコの種が、開花までさせた成功例もあるそうで、植物の生命力の強さには驚くばかりです。 https://natgeo.nikkeib

クチナシの実

こんにちは 食品の原材料表記や、電化製品のスペックを見るのが好きな、ラ・フェ修家です。 先日、近所の公園を散歩していたら、クチナシの実を見つけました。 クチナシは、アカネ科クチナシ属で、クチナシの実は味や香りがあまりなく、着色料として使われることが多い食材です。 黄色い食品の原材料表記に、書いてあることよくあります。 よく知られているのは、栗きんとんやたくあんの黄色い着色に使用されていて、黄色や緑色のスナック菓子とかの原材料にもよく含まれています。 カップヌードルにシー

紅菜苔(コウサイタイ)

こんにちは、ラ・フェ修家です。 先日、草津直売所で珍しい野菜があったので買ってみました。 紅菜苔(こうさいたい)とよび、和名では紅菜花(べになばな)と呼びます。中国野菜で、アブラナ科の野菜です。 茎の赤い色は、アントシアニンで、アントシアニンは植物の水不足や寒冷な気温によるストレス軽減に役立つ物質です。 植物の抗酸化物質として知られています。 もみじの葉が赤くなるのも、アントシアニンによるものです。 まずは、茹でてみました。 茹でると、アントシアニンは、茹で汁に溶

コールラビ

こんにちは 冬場は根菜類をよく使うので、その葉の部分を漬物にして食べることが多い、ラ・フェ修家です。 先日、直売所に行ったら、コールラビという珍しい野菜が売っていたので、とりあえず買ってみました。 調べた情報では、アブラナ科の植物で、生でも食べられるようなので、まずは生で試食。 断面はこのような感じで、皮の部分が固くて、口に残るので、少し厚めに皮をむきます。 皮をむいて、スライスしたものをそのまま食べてみると、シャキシャキした食感でみずみずしく、甘みを感じました。

愛彩菜【あいさいな】

こんにちは 草津の直売所に行くと 「さいな、さいな、草津野菜を食〜べてくださいな♫」 のBGMが頭から離れない、ラ・フェ修家です。 草津市は、名前に草が付きますが、その名のとおり、葉物野菜が豊富です。 水菜、小松菜、ネギ、白菜、菜花など、草津産の野菜がよく売っています。 愛彩菜も草津市の特産野菜で、平成18年から栽培されています。 いわゆる「わさび菜」ですが、これがいろいろ使えて美味しい野菜なんです。 写真のパッケージにも、サラダ、天ぷら、おひたし、お鍋に使えると書い

ハンサムグリーン

「ハンサムグリーン」 特徴的なネーミングで、思わずカゴに入れてしまいました。 「ハンサム」という言葉は、最近は聞かなくなりましたが、今では「イケメン」という言葉の方が浸透しているように思います。 よく似た意味の言葉で、「男前」「二枚目」「伊達男」などもあり、かっこいい男の呼び方の種類って結構多いんですね。 この中の「男前」と「二枚目」は歌舞伎からきているようです。 こんにちは イケメンのキムタクさんと、「48歳、男、人間」この3つだけ共通している、ラ・フェ修家です。

シカクマメ

こんにちは 「まーる、さんかく、しかーく」では まる=のりまき さんかく=おにぎり しかーく=サンドイッチ ですが、母の作るおにぎりは、俵形で、サンドイッチは三角だった、ラ・フェ修家です。 草津道の駅で仕入れた「シカクマメ」 スーパーなどでは、なかなか見かけない野菜ですが、見た目や食感もおもしろく、少し苦味がある野菜です。 マメ科シカクマメ属、名前は、「四角豆」「うりずん豆」 日本では、主に沖縄で栽培されています。 さやだけでなく、花や葉、熟した豆、芋も食用になります。

【秋の旬野菜】マコモダケ

こんにちは、ラ・フェ修家です。 今日は、道の駅草津からの仕入れです。 マコモダケ、バターナッツかぼちゃ、シカクマメ、シルクスイートです。 そういえば、マコモダケはまだ使ったことがないなあと思って、さっそく買って試してみました。 マコモダケは、イネ科マコモ属で、若い茎が肥大化したものです。 食物繊維が多いので、腸内環境にいい野菜です。 アメリカのマコモから採れる種子は、ワイルドライスとして利用されています。 ワイルドライスは、アメリカ先住民族インディアンの食料でライ

牛乳を「発酵」させると「ヨーグルト」ができる。 牛乳を「腐敗」させると「腐った牛乳」ができる。

こんにちは ウォッシュチーズの強烈な臭いをかいだとき、仕事終わりの蒸れた足の臭いを思い浮かべた、ラ・フェ修家です。 牛乳を「発酵」させると「ヨーグルト」ができる。 牛乳を「腐敗」させると「腐った牛乳」ができる。 「発酵」も「腐敗」も、微生物が有機物質を分解する性質です。 そのうち、   人間にとって有益なものを「発酵」と呼び、   人間にとって有害なものを「腐敗」と呼ぶ。 発酵と腐敗食品が時間の経過とともに、菌や微生物によって、味、外見、においなどが変化することを、

雷がきのこの育成に役立つ

「きのこの山」の誕生が1975年なので、それより3歳年上の、ラ・フェ修家です。 きのこの山は、当時売れ行きがイマイチだった、アポロチョコ生産工場の有効活用として、大阪工場の担当者が持ってきた試作品が始まりだそうです。 今日はお菓子の話ではないので置いといて… 秋の味覚といえば、キノコ類があります。 夏の終わりぐらいから、スーパーでは松茸が並びます。 「香り松茸、味しめじ」 という言葉がありますが、松茸の香りは海外では不評で、靴の匂いとか靴下の匂いとか言われているほどで

つるむらさきの花

こんにちは 道の駅が好きで、出かけた先にあるとつい立寄ってしまう、ラ・フェ修家です。 先日、近江八幡に出かけた帰りの国道8号線沿いに 「道の駅竜王かがみの里」 があったので、寄って買い物をしました。 「竜王かがみ」というのは地名で、滋賀県蒲生郡竜王町鏡です。 東山道、中山道で栄えた宿場「鏡の宿」があり、「平治物語」では牛若丸(源義経)が元服した地と言われています。 僕の世代では、初代ドラクエのラスボスの「竜王」を思い浮かべてしまいます。 けっこう広い道の駅で、売っている

バナナの皮が食べられるっていうけど・・・

こんにちは マリオカートのアイテムでバナナの皮が出てもイマイチうれしくない、ラ・フェ修家です。(うまく使うのがむずかしい) バナナは普段からよく食べていて、皮は普通にポイポイ捨てていました。車から捨てるのはゲーム内だけにしてくださいね。 バナナの皮が食べられるとは言っても、普通にスーパーなどで売っているバナナなので、収穫後の農作物に使用される農薬、ポストハーベスト農薬が使われている可能性があるので、今のところ食べてないです。 ですが、ポストハーベスト農薬が使われていない