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隣で伴走するイメージで

失敗や上手にできなかったことについて話を聞いた際、どのように声を掛けていますか。正解へ導かなければと、「どうしてそうなったの?」「こうすれば良かったんじゃない?」等、解決が前提の声掛けになっていることが多いように思います。

気持ちに寄り添うには、まずは「それは大変だったね」「嫌だったね」等の同調の声掛けから始め、反応をじっくり待ってみてください。そうすれば、この人は自分の気持ちを分かってくれていると感じるはずです。共感してくれる人に対しては、楽しかったことや良かったことはもちろん嫌なことも、様々な出来事を話したいという気持ちになります。

良好な関係の構築には、向き合うというイメージよりも、まずは隣で伴走するというイメージで、会話をしていくことが重要ではないかと考えています。焦らず時間を掛けてゆっくりと、関係を構築していきましょう。

先導するだけではなく、同じ方向を向いて同じ景色を見ながら走るということも、良いものですよ。


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