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将来の生活を想像する

将来、どのような生活を営むのか、本人ならこのような生活をするのかな、などと考えてみてください。

一人で通勤や通所をするのか、買い物をするのか、生活の場所は一人暮らしなのかもしくはできる限り親と同居なのか、それともグループホームや入所施設なのか・・・等、なるべく具体的に想像すると良いと思います。

それでは、想像した生活に必要な能力は何でしょうか。

将来生活する上で、必要となる能力から優先的に身に付けていくことを念頭に置きながら、関わってほしいのです。可能性を狭める必要はありませんが、誰しも身に付けられる能力には限りがあります。現実問題として、ある程度の取捨選択は必要となってくるのです。

これは、将来必要ではない可能性があることに対して、時間を割くことは勿体無いということでもあります。

何を軸に取捨選択していくのか、迷った時に道しるべになってくれるのが、将来の生活になるわけです。今、取り組むべきことと、そこまで重要視する必要もないことが、選別できるようになります。

また、将来希望する生活について話せるようになると、周囲の人々と目標を共通認識でき、関わり方の統一にもつながるので良いと思います。

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