声掛けを減らす
子どもとの関係性を上手に構築できていないと感じている人は、まず声掛けを減らしてみましょう。
子どもと上手に関係を築くことができない要因は様々にあると思いますが、声掛けが多すぎるということが一つ考えられます。
その場合、人にもよりますが、思い切って普段の5分の1もしくは10分の1くらいに減らしてみることをオススメします。きっと、子どもから話してくれることが増え、結果的にこれまでよりも濃密な関係を築けると思います。
こちらからのアクションを控えめにして、相手のアクションを待ち、そのアクションに対して反応するというイメージをしていただけると分かりやすいと思います。
声掛けって、思っている以上に奥が深いのです。
言葉の理解度、タイミング、物事の前後関係、機嫌、話を聞く姿勢になっているかどうか、等々、声を掛ける前に配慮することは山ほどあります。
これらのことが本人とカチッと噛み合わさった時に、狙った反応が返ってくるのです。
声掛けを減らし、同じ空間で過ごしながら、本人が助けを必要としていたり、向こうから話しかけてきたりするまで待ってみてください。
本人のタイミングで働きかけることができるようになり、自分の理解している言葉を駆使して話し掛けてくるでしょう。
このタイミングを見逃さないことが大切です。ここで、言葉をさらに引き出せるような質問をしてみたり、「話してくれてありがとう」と声を掛けたりすることで関係は深まってきます。
子どもとの関係性に悩んでいる人は、声掛け10分の1作戦を試してみてください。
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