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網膜剥離での入院から退院まで(8月にやったこと)

 8月にやったことというと、RiJRTAEXP#14、そしてこの網膜剥離での入院。大きく分けてこの3つしかありません。
 という訳で、今回の月のまとめは、8月下旬に入院した時の状況を書きたいと思います。
 医療的な話に認識の違いや間違いがあるかもしれませんが、私個人の解釈となりますので、その点はご了承ください。


▽診断に至るまで

 そもそもの発端ですが、2月にあった会社の健康診断です。
 健康診断では軽く眼圧の検査(風がバシュって出てくるやつ)を行うのですが、その結果に疑いありとのことで、専門機関での要精密検査との評価を貰っていました。
 去年同時期にあった健康診断の時にも同じ評価を貰っていて、その時は同僚もみんな同じ評価でまぁええっしょってなっていたのですが、流石に2年連続で同じ評価にやばいなと思ったのと、健康診断センターの方からも「去年も同じでしたが何か病院とか受診されましたか?」って聞かれた上で、「いえ、何もしてねっす!」って堂々と答えたら、割と普通に説教されたのが堪えて、重い腰を上げて眼科へ向かった訳です。

 で、まずは近くの病院にメールで状況を伝えてみました。
 健康診断でこう言われたのでーって伝えたら、散瞳して詳しく見てみましょうという話になりました。
 散瞳とは瞳孔を広げて奥まで見やすくするみたいなものです。目薬を差すのですが、大体10分位でピントが合わなくなり、周りが見えづらくなります。老眼でスマホなどが見辛いイメージって言えば分かりやすいと思うのですが、兎に角ピントが合いません。また太陽光などの光が通常よりも非常に眩しく感じます。
 個人差にも依りますが、一度散瞳すると大体5-6時間くらいはこの状態が続きます。当然運転などはできないです。また基本見えないので、この状態で帰ってもやれることがなく、ホントに寝るしかありませんw
 という理由で検査内容にも依りますが、眼科に行く際は、付き添いというか足を確保するか、一人で行く場合は、運転しないでいい方法で行くのが重要です。私は初回かなり困りましたw

 ちょっと逸れましたが、実際眼科に行って診て貰いました。
 結果、右目の網膜の複数に穴が開いているので、レーザー手術をしましょうという話になりました。正確には網膜剥離手前の網膜裂孔です。
 健康診断で診て貰った眼圧に関しては特段問題はなさそうだったのですが、別の所に問題が発覚したという感じですね。

 網膜に穴が開いている状態だと、そこから穴が広がってしまい、最終的にはべろっと剥がれてきてしまうそうです。
 詳しい原因は色々あるようなのですが、大きなものとしては近視で目が引っ張られてしまう状況がずっと続くと穴が空いたり剥がれやすくなるようですね。
 剥がれてしまうと飛蚊症や、急に光を感じたりする症状、視野欠損やぼやけなどが起きるようで、確率は低いですが最終的に失明もあり得るとの話でした。

 で、聞いた時は個人的にはえっ?いきなり手術!?みたいな感じだったのですが、このレーザー手術というのは意外と気軽に受けられるものです。
 レーザーの手術は穴の周りに画鋲みたいにレーザーを打つことで、これ以上穴を広げるのを防ぐという狙いがあります。即日できるところもあるようですが、私の場合は別に日程を決めて手術を行いました。日帰りでできる手術で、先生が機械で焼いていくイメージです。
 私の場合100発以上はピーピーと焼かれていったのですが、麻酔が効いているのか、目の裏側に鈍痛がくるくらいで、それ以外は特段の痛みなどはありませんでした。麻酔自体も目薬を差すくらいで、特段何か痛い注射とかはしませんでした。
 術後も痛みなどは殆どなく、これホントに手術したの?ってくらい気軽でした。
 何が言いたいかって言うと、間に合うなら絶対レーザー手術の方がいいぞ!間に合わなくなっても知らんぞー!!!!!ってことです。詳細は後述。
 また網膜剥離というとこの網膜裂孔と一括りにされてしまう場合がありますが、正直全く別物になりますので、注意が必要です。

 あと平行して緑内障疑いの視野検査もおこなったのですが、こちらは問題なし。健康診断で一番懸念していたのはこっちの方だったので、それは良かったです。
 網膜剥離とは検査方法なども別の扱いなので、視野欠けなどが感じられたらすぐ病院受診を。

 といった訳で、右目のレーザー手術をして一安心だったという訳です。
 その後1か月に1回ペースで術後の経過観察ということで、同じ病院を受診するという感じになりました。
 当然毎回散瞳なので、行く度にその日が終わりますw まぁ仕方ないなと思いつつも、1か月に1回の受診は基本守っていました。

▽網膜剥離の疑いあり

 本題となります。
 今回の問題が発覚したのが、8月初旬に上記の定期健診に行った際のことです。
 いつも通り眼圧測って視力検査して、散瞳して診察といった流れだったのですが、その日は先生がやけに左目を確認しました。レーザー手術した方とは反対の目です。
 部屋を暗くした状態で上みてください→右上→右→右下→…と8方向を見ていくのですが、左に差し掛かった状態でずっと覗き込んできて?って感じでした。
 一旦写真撮らせてくださいとのことで、診察室を出て写真を撮り、また診察室に戻って再度目視で確認、告げられた結果が「YohSay3さん、左目の網膜が剥がれている疑いがあります。」

 あ、ふーん。くらいに思っていたのですが、話を聞いていると、完全に剥がれているので、前やったレーザー手術は不可。その眼科では対応できないから、紹介状を書くので、別の病院へ行ってくださいとのことでした。
 その日は土曜だったこともあり、月曜に行ってくださいとのことだったのですが、呑気な私は、(RiJもあるしその2週間後の)19日の受診とかでもいいですかねって聞いたのですが、先生から「そういう感じじゃないので週明けすぐ行ってください。」と返されたので、アッハイ…とここでやっとコトの大きさに気付きます。
 恐らく今後こうなるだろうっていう説明を聞いたのですが、外科的な手術が必要で、それに伴い入院も必要になるだろうとの話。また手術後は回復までにそれなりの期間が必要になるだろうとのことを聞きました。

 この時点では確定の診断ではなかったので、まだわからなかったのですが、頭の中は症状のことよりもRiJのことでいっぱいでした。いやー間に合わなかったらどうしよって感じでしたね。

↑こんなこと言ってました。

 で、月曜日に紹介された病院に行こうとしたら…1週間休みでしたw恐らく夏休みですね。その日有給を取っていたのですが、午前半休に変更して午後は普通に仕事。
 休みだった旨を元の病院に伝えたら、紹介状を書き直すので別の病院に行ってくださいとのことで、今度は某大学の附属病院を紹介されました。紹介状は明日取りに来てくださいって感じですね。
 で、総合病院なので一応予約とっとこって思って別途電話した所、紹介状はこっちで取り寄せるので、兎に角明日の朝一で来てくださいと、こちらも緊急性を感じさせる内容でした。
 そんな感じ!?って思いましたね。症状にも依るのでしょうが、必要な人は本当にすぐ診なきゃいけないって感じなのでしょうね。

▽確定診断

 翌日、朝その病院へ向かいました。
 朝8時半、1Fの外来受付が開く前に着いたのですが、ロビーに人!人!!人!!!朝から皆さんそんなに!?って感じでした。

 書類など記載して受付を済ませて、眼科の外来へ。そこでも人~!!
 
いや驚きましたね。総合病院ってのもあるのでしょうが、かなり広めの待合席がほぼほぼ埋まるくらい。の人が受診待ちでした。
 付き添いとかもあるのでしょうが、軽く100人くらいはいたんじゃないかと思います。夏休みってこともあってか子連れの方が多かったですね。老若男女問わず来院している感じでした。

 そこでも、眼圧や眼底検査、その他写真などを撮っていきました。角膜に触れるっていう検査は中々怖かったですね。
 視力検査だけはアナログでした。壁に置いてあるCのマークを指差しでヨシ!していく形式です。

 まぁそんなこんなで診察となるのですが、先生から初っ端「網膜剥離ですね」とハッキリと告げらました。
 で、坦々と入院して手術しましょうと伝えられ、まずは採血・採尿・心電図その辺確認してきてと別の検査するところを案内。やっぱりこの時点で入院手術が前提なんですねー。
 検査に行ってきて戻って再度診察。そこで初めてスケジュールについて調整。8月下旬から9月にかけて良さそうな所で手術しましょうという話になりました。
 正直この時は手術のことは二の次で、とりあえずRiJは何とかなるっていう安堵感の方が強かったです。いやー不幸中の幸い…なのか?

 網膜剥離って言うと、私ははじめの一歩の鷹村のイメージがあります。ボクシングの選手とかがよくなる、殴られたり、外的要因で何か剥がれちゃうんでしょというイメージしかありませんでした。そのせいか骨折などと一緒で"怪我"という感じが強かったのです。
 ここでポイントとなるのは、7月に行った定期健診では特段何も問題が無かった点です。つまり7月から8月までの間に、何らかの原因で網膜が完全に剥がれてしまったという現象が左目の中で起きていました。
 因みに自覚症状は全くありませんでした。無論、何かぶつけたり殴られたりそういった要因もありません。
 先生からも、基本は飛蚊症だったり、見えづらくなったり、何か症状が起きてから眼科を受診して初めてわかるのが殆どで、今回みたいに定期健診で自覚症状なしに発覚するパターンは結構稀と伝えられました。要は超早期発見だった訳です。
 ホントに酷い場合は、来たその日に手術しなければいけない可能性もあるとのことで、私はまだ時間的に余裕があった訳ですね。
 なおこれは後で知ったことですが、網膜剥離になる確率は年間1万人に1人の割合、つまり0.01%だそうです。でも誰にでもなる可能性があるってのが特徴ですね。あと紛れもなく"病気"なのです。怪我ではないのです。

 手術の方法についても説明されまして、簡単に言うと、剥がれてしまったのを目の内部から元の位置まで押し上げる手術と、剥がれた所に目の形を合わせてしまおうという手術の二種類があるとのことで、私は後者でいけるとのことでそちらになりました。
 目にバンドを捲いて眼球自体の形を変えてしまおうという内容です。聞いていた内容からするとマジかよ?って感じですが、前者だと術後に体位をずっとうつ伏せにしないといけなかったり、目の周りの組織を残せなかったりするようで、後々視力が回復しなかったりするリスクも少し高いそうです。
 手術自体に関しては、この病院へ来る前にある程度覚悟していたので、まぁ仕方ないなとは思っていたのですが、いうて生死にかかわるような内容でもないし大丈夫しょってここでも割と軽めの気持ちでした。

 数日後、30分位で作ったパワポ芸で配信にて発表しました。
 その時使った資料はこちら。

▽入院

 RiJも終わりまして、その翌週に入院をしました。因みに私は物心ついてから入院というものが初めてでした。
 入院当日は意外と早く朝10時までに来てくださいとのことで、9時半くらいに入院受付を済ませて病棟へ。病室に案内されて、とりあえず待機。暫くしたら検査でした。
 外来で来た日から入院日までで特段症状が進行したということもなく、本当に発見した時期に関しては恵まれていたと思います。

 病室は特に拘りがなかったので、4人一部屋の病室になりました。
 眼科病棟だったので、基本は皆さん手術での入院の方。ちょっと話したくらいですが年配の方もいれば、大学生もいて結構年齢幅があるなーという感じでした。
 周りの病室はほぼ空いてたので、一人で使わせてくれよとも思ったのですが、同じ病室だと管理が楽なんでしょうね。
 足に名前を書かせたりと、患者の取り違えを避ける工夫はされていたのは印象的でしたね。それでも1回間違われたんだけどねw

 事前に色々tipsを視聴者の方などから聞いていたのですが、意外と収納などは多く、冷蔵庫があったり、ハンガーでかけられるスペースがあったりと、困ることはほぼなかったです。
 一番快適だったのはパラマウントベッドですね。あれ人をダメにするベッドだわw

 入院生活で必要だと思ったのは
 ・電源コードの延長タップ
 ・電気シェーバー(家に忘れた)
 ・プラスチックのコップ
  →RiJのタンブラー(ステンレス)を持っていったら少しうるさかったw
 ・イヤホン(ノイキャンがあるとベター)
 ・院内履き 
 ・夜のどが渇いた時用の飲用水
  →院内にあるコンビニで買ってきた。

 辺りです。
 特段スマホとか通信に関しての制限はなかったのですが、音を出しちゃいけない環境だったので、その点は若干窮屈に感じるところはありましたね。
 また手術以降は見るって行為そのものが結構しんどいので、暇なときは基本ラジオを聞いて過ごしていました。

 病院食は特段制限がなかったので普通に美味しかったです。
 煮物とか魚とかも良かったし、和え物とかもしっかりしてた。夜よりも昼が一番豪華だった気がします。美味しかった。

初日の夕飯。

 9時消灯、6時起床で寝れるのかと思いきや意外と普通に眠れました。
 スマートウォッチの睡眠スコアが90点超え。見たことねえぞ…。健康な睡眠ってこういうことを言うのね。
 4人部屋だと音出さないようにするのが難しいですね。隣の人は思いっきりいびきをかいてましたがw

こんなスコアみたことねーぞ!

▽手術当日

 手術日ですが、朝起きてその日は1時間置きに点眼といった感じでした。特段染みるとかはなかったのですが、一度に4本と数が多かったです。
 小さい点滴もされました。吊るす液体がなく、腕の関節で完結しててへぇと思いました。

 10時頃にそろそろでーすと連絡が来て、手術着に着替えまして、髪の毛を抑える帽子みたいなのも着用しました。
 てっきり歩いていくのかと思ったのですが、ストレッチャーが病室まで来まして、乗ってくださいと。病室からストレッチャーに乗っていくとは思わなかったのでちょっとびっくり。
 ぶっちゃけ、運ばれていくのがかごに乗ってるみたいでちょっと楽しかったw

 横になった状態で運ばれていくので、どこに向かっているのかはよくわからなかったのですが、大きな手術室って書かれたドアとかはわかりました。入ってからも結構奥まで進んでいきましたね。

 ストレッチャーから手術台へ移って、先生から名前や生年月日、手術する方の目がどちらかなどを確認。ヨシ!
 そして目の下辺りに麻酔。小さい釣り針みたいなのを刺して恐らく液体を入れられました。
 「麻酔入れましたからねーこれで大丈夫ですねー。」と。

 で、手術する左目以外は布みたいなもので覆われて、手術する左目だけ見えている状態。ここから手術が始まっていきます。
 手術中は心拍数と血中酸素濃度は常時、血圧は定期的に測っているようでした。あと、なんだろ?身体にシールみたいなのを貼られていて、緊張した時に反応するのもあったようです。心電図かな?
 部分麻酔なので、意識ははっきりしています。私は手術する目でシャンデリアと呼ばれる上の光源装置をずっと見ていました。見え方として台形の金塊が上下に二つある感じでしたね。

 時間感覚は全然ありませんでした。当初1時間半くらい予定でしたが、2時間は行っていたようです。
 全行程の最初の1/4くらいは何も感じなかったのですが、次第に目の下の当たりから痛みを感じるように。最初は感じなかった水をかけられている感覚もわかってどんどん今どういう状態かがハッキリしだします。
 何されているのかというと要は縫われているんです。針?はわからないですが糸で縫って出た糸を引っ張っています。これがマジで激痛。滅茶苦茶痛かったです。誰だよ麻酔したから大丈夫とか言った奴!w
 何度か耐えていましたが、容赦なく何度も縫っていくので、途中で「いててて…」って言ったのですが、「あ、これ最後ですからねー」とか言って軽くいなしていました。全然最後じゃないんですけどね!
 痛みによって心拍数はそこまで上がらなかったのですが、痛みが走る度に上記に書いた緊張した際の何かが反応して、機械がアラートを鳴らすんですね。その度に恐らく手術助手の方が何かの数字を読み上げるといった感じで。それが何度もありました。
 自分の中ではなんとか落ち着こうと深呼吸したりしてみたのですが、機械は正直で余りにも鳴る為か、手術中に先生が「145くらいまで閾値下げといて」と言ったのは覚えています。何の数値だったんだろう一体。

 痛みを感じてから手術終了までは端的に地獄でした。ホントに痛い。
 手は動かせたので、指で足を抓って痛みを紛らわそうとしていたのですが、兎に角引っ張られる時がマジで痛い。
 水をかけられている時と、定期的に測定される血圧がホントいい気の紛れになりました。
 上にある通り何度かイテテテ…とアピールしたのですが、後半は私の喉がもうカラカラでロクに声も出せない状況でした。手術中に給水とかもあるといいなーなんて思いましたね。
 そんな感じでとにかく縫われまくってほぼほぼ痛いという感想の手術でした。子供とかはあまりないのでしょうが、あれは多分耐えられないような気がします。
 正直もう二度とやりたくないな…。レーザーで済むなら絶対そっちの方がいいです。

▽手術終了後

 散々痛い思いをしたのですが、恐らく縫合したのかな?それで終わりました。
 手術室をでる前に殆ど声にならない声でありがとうございました~と言って出て、病室に戻って遅めの昼ごはんを食べました。
 
 そこからは暫く眼帯の生活だったのですが、眼帯は何か当たってしまったり、目に入ってしまうのを避ける為につけたって感じだったようです。
 で、右目だけ見えている訳ですが、右目も近視なので眼鏡をつけないといけないので、目-眼帯-眼鏡という感じで中々良い所に眼鏡が来てくれず、困りましたね。
 眼帯は強制的に視野がなくなるので、これは思った以上にストレスでした。左側から来るものがホントに見えないので、単純に危ないです。
 また右目だけで見ていると疲れが凄いです。目の近くまでもってこれるスマホとかの方がまだマシでした。変に遠くにあるものだとホントに見えなかったですね。アーロンさんとかすげぇんだって関心しちゃった。

↑何故か例のサングラスが荷物にありました。

 術後は少し痛みがありました。これはレーザー手術をしたときの鈍痛に似ていましたね。
 痛みがあると伝えたら、渡された痛み止めはカロナール。コロナとかで使う薬と一緒ですね。二回くらい飲みました。

 結局画面を見るのが大変なのでやれることもなく、その日から退院までは基本暇なときは寝ていました。

▽退院

 手術翌日の朝に検査して、術後経過は問題なしとの判断。もうその次の日には退院と決まりました。当初1週間と聞いていましたが早い!!
 まぁ病院側としては入院させておく理由もないので、問題ない方はささっと退院となるのでしょう。
 で、翌日朝にはもう退院をしました。入院費の請求書を一緒に持ってきたので、きっちり払いましたヨ!

 久々のシャバは…暑かったのと、眼帯マンだったので普通に怖かったです。特に交差点は左の確認を右目でするというのは中々大変でしたね。前から来る人が左側からすれ違うと距離感が掴めないのも怖かったです。

 退院後程なくして、病院から4回程着信がありました。病院内でサイレントモードだったので気付かず、家に着いてから掛けなおしたら、靴下の忘れ物をしていたとのこと。
 えー流石に出る前に見返したので忘れ物してないと思うけどなーって感じで、後日通院時に受け取りの約束 。その日診察が終わって聞いてみたら私の前の患者のものだったとのこと。おーいw

 家に着いたらすぐシャワーに入りました。手術後から入浴は制限されており、拭いてはいたのですが身体はベトベト、髪はテカテカ状態でした。
 目に水が入るとまずいので顔にタオルを巻いて、目隠し状態。入浴blindfolded%。髪の洗い方とか水の流し方とか工夫が大変だけど、風呂に入れるのはありがたいです。

▽眼帯を外してから現在まで

 退院した3日後に通院をしました。
 そこでも問題はないので、眼帯は取っていいですよーとなりました。
 一日4回の殺菌の為?の目薬が必要なのと、水を直接目に入れないでくださいと言われています。洗顔や風呂に関しては制限がある状態です。

 通院時に視力検査をしたのですが、従来使っていた眼鏡で右目は普通に見えるのですが、左目は、壁に掛かっているCマークの一番上(でかいやつ)しかわからなかったんです。
 元々手術前にも説明されていたのですが、先生が言うには、眼球の形を変えているので、近視がかなり進んでいるとのこと。いうて少しでしょって思っていましたが、もうガッツリ視力が変わっていましたね
 元々近視度数だけで言えば左は-6.00くらいだったのですが、今は眼鏡をつけてもハッキリ合わないってのがわかります。具体的な数値はまだ出てないのですが知るのが怖い…っていうかこれ矯正で視力戻るんか…?

 また恐らくこの合ってないのが原因だと思うのですが、眼帯を外してから眼鏡で生活していると、割とずっと頭が痛いんですよね。目も疲れますし、中々にシンドいです。
 遠くのものを見るときはまだマシなのですが、近くの物は、ほぼ左目を瞑って右目だけでみるような感じになっています。いいのか悪いのかは知らない…。
 軽くゲームもやってみましたが、やっぱり頭が痛くなりました。暫くお預けかなぁ。

 あと今現時点でもバイオハザードリベレーションズ2もビックリなくらい、目が充血しています。
 流石にグロいんで写真は貼りませんが、真っ赤です。それでも手術後は血の海だったので、それに比べたら大分白い部分が増えてきました。

 先生が言うには、手術の内容的には大手術に分類されるものだから、回復まではかなり時間が掛かるとのこと。
 全部落ち着くまでは1か月以上は掛かるんじゃないかってことで、割と絶望しています。まずは充血と目の腫れを直したいですね。今は超頑張って目を見開いても半目です。
 と言うか眼鏡、眼鏡を作り直したい…。見えないのは本当にストレスしか感じないですね。落ち着いたらすぐに合うのにしたい!コンタクトはもしかしたらだめそうなのもつらみ。
 という感じで割と憂鬱感がありますが、今8月末を過ごしています。

▽まとめ

 結局どの病気もそうかもしれませんが、目の病気については、自覚症状が無くても進むことがあるので、健康だと思っていても、年に1回とか、何かのタイミングでいいので一度診て貰うというのは本当に重要だと感じました。もちろん、何かあるのなら今すぐ眼科受診した方がいいです。いやホントに。
 飛蚊症とか見えても疲れているのかなーって思って放置していると、実は結構進んでいましたとかになりかねないですね。
 実際先生も大体は何か起こってからしか来ないので、中々早期発見が難しいと言ってました。

 手術が痛いのは上に書いた通りですが、手術以降も回復までに時間が掛かります。見え方とかも平常時とは負荷が全然違うので、体力的にもメンタル的にも辛いものがありますね。

 また網膜剥離自体を軽めに捉えていたのですが、実際は生活上困ることは多く結構大変だなと痛感している次第です。決して軽く捉えない方がいいですね。
 特に網膜裂孔のレーザー手術とは似ているようで全くの別物なので、同じ意識でいると大変なことになりかねないです。
 何の病気でも完治までの道のりは長いものなのですね。

 自分のことは自分が一番わかると言いますが、自覚症状がなくホントに全然気づかないってことも、こんな感じで1か月で急変するってこともあります。
 是非、この記事を読んで頂いた方、一度医療機関を使って身体と向き合ってみてくださいという文で締めたいと思います。

 リハビリ頑張って、ちゃんと見えるようになりますように!

 

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