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開発前夜01:これから描くかもしれないシナリオ

今回はこれから描く「かもしれない」シナリオです。

先日、「雪の女王について今度書く」と記しましたのでちょっと触れてみようと思います。

2013年に公開されたディズニーの長編アニメ映画
「アナと雪の女王」は皆様ご存じの通り記録的大ヒットでしたね。

…私がこの映画を見たのは数年後の金曜ロードショーを録画して、
2年ほど寝かせた後なのですが。

原作はアンデルセンの「雪の女王」という童話です。

私は原作を知っていたので「全然違う話だな」「モチーフにはしたけど大きくアレンジしたんだな」と感じました。

ディズニー版と原作の違いは…

デ:北欧の王女様、氷の魔法が使える:エルサ
  北欧の女王様の妹:アナ

原:一般の少女:ゲルダ
  一般の少年:カイ
  雪の女王 (魔女的ポジション)

もうね。
名前も人数も身分も役割も全部違いますので、
全然違う物語にもなりますよ。

そうすると尚の事。

原作に近いものをLady Wizardアレンジしたシナリオを考えたくなるもの。

というわけで、まずは資料。

参考資料:
岩波文庫/完訳アンデルセン童話集2/大畑末吉訳

西村書店(新潟)/雪の女王新装版/ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵:バーナデット/訳:ささき たづこ

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アナ雪の影響で各社から絵本が出版されているのかなと期待したのですが、私が入手できたのはこの一冊だけでした。

イラストがとても素敵で、サイズが大きく(A4とB4の中間くらい)、
すごく「イイモノ感」があります。

絵本は手触りだと思います。表紙の硬さ、初めて開くときの手ごたえ、ページをめくった時の音。

買って良かったです。ちょっとお高かったけど…

驚いたのは…

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字が小さくてミッチリ!

ははん。大人が読み聞かせるタイプだな。朗読力を求められますね。

絵本は24ページ。文庫版は56ページありますので童話にしては長編と言えるでしょう。字が小さくなるのも致し方ないですね。

ではストーリーラインをサラッと。

序章
・悪魔が鏡を作った。
・善いもの美しいものは魅力が失せ、悪いもの醜いものはより一層酷く見える鏡。
・天高い場所で鏡が割れ、細かな欠片が人間の世界に散らばった
・欠片が目に刺されば世界のすべてが悪く見え
・心に刺されば冷たくなってしまう。

物語
・雪深いある土地に、カイとゲルダという仲良しの子供が居た。
・家は隣同士で毎日一緒に遊んた。家では薔薇を育てていた。
・ある日カイの目と心に悪魔の鏡の欠片が刺さった
・カイはゲルダに酷いことを言い、去ってしまった。
・カイは雪の女王と出会い、女王はカイを自分の城へ連れ帰った。
・春になってもカイは見つからず、ゲルダは心配で探しに出た。
・魔法使いの家で2つの季節が過ぎ、
・カラスに出会い、お姫様の城で冬の支度をし、
・山賊一家に襲われたが、山賊の娘が友達になってくれたので事なきを得
・山賊の娘からトナカイをもらい北極を目指し
・北の地でフイン人の女性に出会い、雪の女王の事とカイの情報を聞き
・雪の女王の城につき
・カイをみつけ
・ゲルダの熱い涙が、カイの心を溶かしカイの涙が目に入った欠片も溶かし
・二人で来た道を戻る
・帰宅した時には、二人は大人になっていた。薔薇が咲いていた。

かなり頑張って短くまとめてみました。
そしてお気づきでしょうか。

雪の女王。最初に出たっきり。

城に居ないのかよ!!ラスボスよろしく立ち塞がれよ!!

そりゃあ大手さんもヒロインに雪の魔法授けるわ!
アレンジ必須じゃん!!

ていうかこれ、「雪の女王」じゃなくて

「ゲルダの伝説」じゃんね。

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ふざけてロゴ作っちゃいましたが、そんなアプリは(まだ)ありません。

これは…アプリシナリオ、書く…のか…?うーん。
もう少し温めましょう。(って2016年から言ってる)

↓本当にリリースしているアプリはこちら

↓続いちゃった。

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