開発秘話01:死神の原点はグリム童話な件
現時点でアプリを27タイトルリリースしておりますが、
その中でも「ボクは、しにがみ」は屈指のお気に入りです。
単純に「おばけ、ユーレイ」のお話が子供の頃から好きだ。というのがシンプルな理由なのですが「死神」という職業の解釈が大変ユニークだなと思うのです。
日本の死神の発祥
「死神」に関しては「デス」のカードの時に少し触れていますがそのデザインは「ガイコツの黒い騎士」です。
日本神話のイザナミは黄泉の国、後期のスサノオは根の国の管理人ですが、
カマを持って人間の命を刈ったりはしません。(カマ持ったイザナミも格好いいけど…)
何が言いたいかというと「黒くてカマ持ってガイコツな死神のイメージってどこから来たのかな?」というお話です。
少なくとも、日本神話ではなさそうです。
日本で「死神」が語られたのはおそらく幕末期から明治期。
「落語」が始まりと言われています。
そしてその「落語」は、グリム童話の「死神の名付け親」から発生したと言われています。
つまり、現在日本人が「死神」と聞いて連想する「アレ」の原点はグリム童話なのです。
と、いうことは、「死神」もまた、「吸血鬼」や「ピエロ」のように
グローバルに同じイメージをもつと考えられます。
当アプリは多言語翻訳をしておりますので、
全世界が共通のイメージを持っているもの (北欧神話やグリム童話)
を題材に使うほう事が多くあります。
そんなわけで「死神」を題材にした創作アプリ「ボクは、しにがみ」が生まれました。
とはいえ、あくまで「概念」のお話。
当アプリのしにがみちゃんは、「黒くてカマ持ってガイコツ」とはちょっと違います。そのあたりのお話は次回以降。
アプリ情報
アプリ名:ボクは、しにがみ
リリース:2017年02月08日
7本目のアプリ
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