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なんとなく来てみたアテネがめちゃくちゃよかった!

カリスペーラ!ギリシャに行ってきました。初東欧。

今回のお出かけの目的はアイルランドで結婚式に出席することなのですが、円が弱い+ゴールデンウィーク付近+政情+燃油高で航空券がとんでもなく高く(10年前の往復、しかもアムステルダム経由とか割といいやつ、の値段で片道しか乗れない)、だったらもはやいろんなところに行こうという謎の発想で出来上がったぶっとび旅程。仕事をがっつりしておらず、子供もいない今だからこそ可能だったことです、、

2週間で6ヶ国という、いやそれ国内旅行でも2週間で6県行ったら割と多い方では?な感じの旅程なのですが、その中で少し多めに時間をとったのがアテネでした。

東京から片道7万円で行けたので。
(あとは物価も比較的安めなので)

日本〜アイルランドは未だ直行便が就航していないのでどこかしらで乗り継ぐ必要があり、それをどこにするかみたいな発想から予定を組み立て始めたのですが

片道10万円を切っていたヨーロッパの国が、わたしが調べた限りギリシャだけでした。
理由は明白で、シンガポール航空のLCC、SCOOTが就航しているんですよね。
というわけで、まずはシンガポールトランジットでのギリシャ行きから旅がスタートしました。

トランジットで6時間くらいだけ立ち寄ったシンガポールもかなり良かったのですが、また別の機会に書きます。

いざアテネ!

まずシンガポール→アテネ便に日本人がとても多くてびっくり。日本→シンガポール便はいろんなアジア人が乗っていましたが、シンガポール→アテネ便のアジア人はほぼ日本人だったんじゃないか。若い夫婦の二人旅みたいな感じが多かったです。次点で一人旅。友達同士っぽい感じは見かけなかった。
空港→市街のバスで隣になったお兄さんと、「日本人多いっすね〜」とお話しした。

(しかしその後、特に2日目には日本人を1人しか見かけないなど、あまり街で会うことはなかった。みんなどこへ行った?サントリーニ?)

鳩の数やばすぎ

印象を総括すると、
「アテネは京阪奈、とくに大阪」

なにが大阪っぽいのかというと

・どこで飲み食いしても基本的に安くて美味い
・一見ガラが悪いが慣れるとハマるごちゃっと感
・昼間からブラブラしてる人が多い
・四六時中飲み食いしてる
・人が怖そうに見えて優しい
・ローカルファストフード(たこ焼き/スブラキ)で飲めるし、飲み始めのブースターになる
・エスカレーターが左側通行
・人混みを歩くのが上手い

この感じ伝わりますか?
大阪に2年だけ住んだときに大阪大好きになってしまったわたしには、めちゃくちゃツボでした。  

グッドオープンテラスが無限に出現する

ちなみに京阪奈の京・奈の部分は何かというと、現代的な諸々に紛れて急に遺跡(城、寺社仏閣、御所)がドーンとあったりはたまたさりげなくあったりすることです。
歴史の古さは桁違いですが、遺跡がまったく街になじんでないけどなじんでるこの感じ、「なんか知ってるな…」と思ったら京都・奈良のそれなのでした。アテネの人に京都奈良に来てみてほしい。わたしが感じたのと同じ「この違和感知っててむしろ違和感じゃない」みたいなふしぎな気持ちになると思います。

すごいんだけど、
ゆるい。みんな腰掛けてのんびりしてる

特にゼウス神殿が、だだっ広い空間にポツンと二つだけ建物が残っていて、なんかめっちゃ、平城京…でした。

土地が広い

そんなところが、謎に落ち着く…!というのもありつつ、つまり何が気に入ったのかというと、

「ぶらぶら歩いて楽しく、景観の美しい部分とごちゃっとした部分がミックスされていて見るに飽きず、ふらっと青空の下飲み食いできる」ということに尽きるのです。
つまりわたしがふだんから好きなことが平行テンションでできるので、foreign countryのはずなのに妙に無理がないという。

注:4月末の気候があまりにもちょうどいいことが一因ではあると思うので、真夏はこうはいかないと思います。

ビールの種類もいろいろあってたのしかった
(味の違いは正直あまりない)

正味2.5日くらいいましたが、だいたい
・スブラキ食べる
・ビール飲む
・散歩する
・ジェラート食べる
・座って、くつろぐ

のセットをただひたすら繰り返していた感。
そのそこまでスペシャルじゃない楽しさがとてもよかったです(エンタメ的楽しさよりもほんわかと幸せな楽しさが好き)。

老舗のスブラキ屋。
今1ユーロ150円だからあまり感じないけど
めちゃくちゃ安いし、うまい
店の外で立って食べる

具体的によかったところも、改めて書けたらなぁと思っています!see you next…


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