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軽トラを世田谷ベースカラーで塗ってみた 其の2

取り敢えず2回程吹いてみた。
 


 
この日は風も弱く気温も暖かで絶好の吹き付け日和。ただ夕方になると虫がくっついたりするので、その前に乾く様逆算すると、後1回吹いたら今日の作業は終わり。見た目はそこそこ綺麗に塗れてるから、これで終わりでも良いかなと思わないでも無いけど、ネタも結構余ってるからもう一回。
 
乾き待ちしてたら隣のアソウ氏が来て、
「へえ〜、結構派手な色にしたんだね?」と言われて、気がついた。
仕事車なので当然お客さんの所にコレで行くわけで、「あら趣味の悪いペンキ屋さんねー。こんな所に頼んで大丈夫かしら?」なんて事になったら・・・うん。職長の所為にしよう。彼の趣味であって、会社の趣味ではないと。This is 彼のクルマですと。なんなら彼の名前とか書いとこう。
 
外したバンパーは後ろの吹付小屋の中で作業。バンパーも全部この水色にしちゃうと面白くないので、真ん中のラジエーター周りだけ黒く塗り分けようと思い、そこ以外をボディと並行して吹き吹き。
1日乾燥させてから水色部分を養生して、黒を吹き付け。クルマの黒い部分って真っ黒じゃなくて濃いグレー位の方が馴染むね。自分で塗ってると色々塗り分けしたくなって来て、ボンネットも黒くしちゃおうかとかミニクーパーみたくぶっといラインを入れてみようかとか考えたけど、やればやる程品が無くなりそうなので辞めた。
オラオラ系の方々には真っ黒おすすめ。ついでにボディのサイドに真っ黒のラインとか入れればガンダムにも勝てそう。
 
全体の塗装が終わったところで外していたバンパーと鳥居をつけて


荷台と鳥居にアオリガードを両面テープで貼りつけ。
で、所さんの世田谷ベースと言えば


ステンシル!
隣のアソウ氏のとこのG君がこういうの得意そうなので聞いてみると「パソコンでフォントをプリントアウトしてカッターでくり抜けば簡単ですよ」と。
 
簡単そうじゃないのでお得意のホームセンターへ行ったら無くて、隣の100円ショップにあった


もうちょっと大きい方が良かったけど、仕方なし。100均だもの。
ついでに缶スプレーも買おうかと思ったが、ネタ場に在る大量のペンキを思い出し「吹きゃ良いか」と。ペンキ屋だもの。


タッチアップ用の小っちゃいガン機で。
ステンシルって並べるのが意外に難しい。一枚一枚は真っ直ぐにカットされてるからそのまま並べれば真っ直ぐになるけど、それをテープで固定する時に袖が当たったり動いた時の風圧でチョロっとズレたり。しかも文字によって余白の大きさが違うから微妙に重ねてる部分とかがフワッ、チョロって感じでズレてそれ直したりしてると全体が右下がりになって来て。ウワーーーーってなる。
 
並べて文字同士が動かない様にテープで固定したら、ステンシルの台紙の周りに養生代わりのA4コピー用紙を貼っつけて、車の扉にテープでチョンと。それからタッチアップ用の小っちゃいガン機で白を吹き付け。


因みにKJ-05は職長号の略。


調子乗って色々やってみた。


事務所と軽トラ。
 
 
 
 
 
 
 

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