![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110290289/rectangle_large_type_2_1653bebe5c6199ae2ce0b9aa23430da1.jpeg?width=800)
プロサッカー選手を目指す理由
俺はプロサッカー選手になりたい。
サッカーが好きだから。
趣味として、その延長でプロサッカー選手になりたい。
かつての俺
「22歳からはじめたサッカーで、プロを目指す」
かつて俺は、壮大なストーリーを描こうとしていた。
「俺の挑戦で、みんなに勇気、希望や元気を与える。絶対に諦めない」
壮大なストーリーを描くことで、人から応援されようとしていた。
目立とうとした。
カッコつけようとした。
人からチヤホヤされようとした。
人から好かれようとした。嫌われないようにした。
殻をつくって、本当の自分を隠そうとした。
自己肯定感が低いから、殻で覆って、他人から認められようとした。
プロサッカー選手になることで、自分を認めてもらえる。自分に自信が持てるようになる、と思っていた。
本当は、周り・他人なんかどうでも良かった。
サッカーが楽しいから、俺がやりたいからやっていた。
サッカーをもっとやりたいし、ただ単にワクワクするからプロを目指していた。
趣味で、娯楽で、「俺はプロを目指す」と言った。
でも、
「あいつはサッカーを舐めている」
「いい年こいて、何やってんだ」
そんな声が聞こえて、俺は怯えた。
人から嫌われるのが怖かった。
自分に自信がなかったから。
だから、壮大なストーリーを作り上げ、誰からも攻撃されないようにした。
殻を作って、逃げた。
その結果、本来の「プロを目指す理由」を忘れてしまい、人から好かれるため、嫌われないためにプロを目指すようになった。
今の俺
プロサッカー選手になんかならなくても、自分に自信が持てるようになった。
人間関係で満たされたから。
人にさらけ出せるようになったから。
人を100%信頼できるようになったから。
自己肯定感が高いから。
自分に自信が持てるようになったから。
100%信頼できる人が周囲にいるから、別の人から嫌われることが怖くなくなった。
人と100%信頼し合える関係。それが俺にとっての、本当の幸せ。
怪我でサッカーができない間に、これに気づけて良かった。
プロサッカー選手になんかならなくても、俺を認めてくれる、愛してくれる人はいた。
だから、壮大なストーリーなんて必要ない。
自分をさらけ出せば良い。
サッカーは、俺の趣味だ。娯楽だ。
サッカーが大好きだ。
趣味で、娯楽で、俺はプロサッカー選手を目指す。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?