新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

「起業家的な生き方」をもって地域と共創しよう LAC遠野(岩手)現地拠点リモート体験会レポート

月額2.5万円で、日本各地の活動拠点を共同利用できるコミュニティ、Living Anyware Commons(以下、LAC)と、日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営するランサーズ主催の、新しい生き方・働き方を共創するオンライン体験会に参加しました。

今回の拠点、LAC遠野がある岩手県遠野市は、山と田園風景が広がる緑豊かな街。東京23区とほぼ同じ面積に約2万7000人が暮らしており、高齢化と過疎化が進んでいます。

私は、静岡県の人口2万人に届かない町に暮らしていて、遠野の様子に親近感を感じます。ライターとして地域の魅力発信のお手伝いをしているので、LAC遠野の取り組みや、”Living Anywhere”の考え方にとても興味がありました。

参加前に抱いていた、東北の寒さが厳しいイメージとは裏腹に、人と地域とLACがつくる温かい関係性が印象的で、いつか行ってみたい場所のひとつになりました。

イベントの様子とタイムスケジュール

今回は14人の参加者が集まり、北は青森、南は岡山まで、様々な土地で暮らす方々とともにお話を伺いました。


新型コロナの影響によって、簡単には行けない地域でも、気楽に参加できるオンラインイベントが増えたと感じます。序盤でお話されたLACのコンセプト、「自分らしくを、もっと自由に」を共創し、実践しようという考え方は、ますます注目される考え方だと思いました。

LACについては、以前のイベントレポで詳しく触れています。

画像1

LAC遠野を紹介してくださったのは、コミュニティマネージャーの山岡けんしさん(以下、やまけんさん)と、現役大学生でインターンとしてLAC遠野に参画している高橋ひなこさん(以下、ちゃんひなさん)のお二人です。

画像2

二人の息ピッタリの掛け合いが心地よく、なにより、ちゃんひなさんの笑顔がまぶしい!

6月にジョインしたばかりにもかかわらず、どんなことでも明るく前向きに捉える姿勢が、とても印象的で素敵でした。

NCLは、クリエイティビティを糧に共創するコミュニティ

やまけんさんによる拠点説明では、LAC遠野を運営するNext Commons Lab(以下、NCL)のコンセプト「ポスト資本主義」の考え方に触れ、地域と人をつなげるLAC遠野のあり方がどういったものかご説明いただきました。

画像3

NCLのウェブサイトに掲げられた「本当の資本とは、貨幣ではなく人間の想像力」の意味は、お金ではなく、人間のクリエイティビティこそが、経済生活の原動力であるという思想。

「自分はどんなことで社会貢献できるんだろう」「どうしたら、誰かのために価値を提供できるだろう」と模索する方にとって、考えさせられる言葉だと思います。NCLは、お金も大事だけれど、お金ではない価値を創造する場を目指し、様々な取り組みを実践されています。

画像4

LAC遠野では、起業家的な生き方の支援をしているそうです。

一見、「ベンチャー起業家を育てる」というような、ビジネス的な印象を受けると思いますが、そうではありません。

画像5

起業家的な生き方とは、正解のない世界で自分なりの答えを探し続ける姿勢であり、自らの人生のオーナーシップをもつこと。人生を自由に選択し、失敗を恐れずに挑戦することを指します。

従来の生き方の型に当てはまらない、新しい生き方を模索し、実践する人たちです。

・個人の起業家的なマインドの育成
・地域とつなげる場づくり
・企業との新規事業開発

LAC遠野はこの3つの視点で構成されています。

私はこの起業家的な生き方にとても共感しました。

というのも、私自身が育児、家事、仕事のバランスを取りながら、限られた時間で最大限の価値を生み出すにはどうするのがベストか模索していて、それは非常に起業家的な視点に近いと感じたからです。

「主婦はパート仕事で家庭を両立させる」というスタイルから脱却し、仕事において自由な選択ができること。地域に根ざし助け合える環境づくり。この2点において、LAC遠野の存在はとても羨ましいと思いました。

東京から約4時間で着くヒーリング×コワーキングスポット

東京から遠野市まで、東北新幹線とローカル線を乗り継いで3~4時間。
地方は車社会のイメージですが、LAC遠野は遠野駅から徒歩5分の立地で、利便性の高さが特徴です。

図書館、博物館、遠野物語の館といった公共施設が徒歩圏内にあり、観光、移住検討、コワーキングオフィスなど、幅広い利用の仕方ができます。

画像6

車で移動すれば、山間部でハイキングやサイクリングなどのアクティビティができるので、ヒーリングスポットとして活用するのもオススメなんだとか。

高清水展望台から遠野市を一望した景色は、ものすごく気持ちよさそう!

画像7

LAC遠野のオンライン内覧ツアー

イベント中に、やまけんさんのスマホでオンライン内覧ツアーをしていただきました。居心地良さそうなコミュニティスペースと、ゆったりとした時間の流れを画面ごしでも感じることができました。(写真はLACのウェブサイトより引用しています)

画像8

子どもたちが集まったり、つくる大学の講座をするフリースペース。

この建物は食堂として使われていたものをリノベーションしたそうで、駆け足でツアーをするやまけんさんの様子から、とても広い施設だなと感じました。

2階は宿泊可能なレジデンススペース。LACメンバー以外の、一般のお客様にも開放されています。

画像9

画像10

共有スペースには食器などの備品と、電子レンジ、冷蔵庫、IHコンロが揃っており、基本的な料理はできそうです。お風呂は最近整えたそうで、とてもきれいでした。

画像11

屋外へ出ると遠野市のメインストリートに面しており、画面の奥に見えるお店が気になりました。気分転換に散歩してみれば、新しい発見がたくさんありそうな町並みです。

画像12

カフェ・イベントスペースでは飲食のほか物販も行われるそうです。これらは利用者の方なら自由に行き来して使えるのだそう。

地域のかたと、お互いに居心地の良い距離感で暮らす

地方へ活動拠点を移したとき、不安なのが住民の皆さんとの距離感ではないでしょうか。よそ者が突然お邪魔して驚かれないだろうか、独自の風習はあるのかなど、とても気になります。

遠野市は年間行事が多く、地域コミュニティへの参加に住民の方は積極的だそうです。LAC遠野が間に立つことで、地域に溶け込みやすい関係性が構築されているので、少しずつ距離を縮めることができそうです。

画像13

住民の方と採った山菜で食事会をされたそう。山菜に詳しい方から話を聞く機会は、なかなか無いと思います。

画像14

LAC遠野に宿泊した方、打ち合わせに来たクライアントも交えて、急遽開催されたというジンギスカンバーベキューの様子は、とても和やかで楽しそう!

このように、LAC遠野が地域の方に広く利用されていることも特徴的だと思いました。
「コワーキングスペース」であればフリーランスやエンジニアといった自営業やIT系の利用者に、「ゲストハウス」であれば宿泊者だけにかたよる印象がありますが、LAC遠野は「次世代公民館」の機能を持っており、時間によって利用者層が変わるそうです。


日中は高齢の方の交流スペース。ランチにはカフェを利用するサラリーマン。夕方には放課後の中学生たちの姿が見られるそうで、世代、立場に関係なく、人が交わる居場所になっているそうです。まさに、今の地方に必要とされているものだと思いました。

「つくる大学」そこに集まる人が、誰でも講師になれる

画像15

LAC遠野の事業の1つとして紹介された「つくる大学」は、だれでも講師になれる、学び合う場を作る活動です。例えば、木を削ってスプーンを作るカトラリー講座、自己分析講座、みんなでストレッチなど、個人の得意なことを活かしたテーマなら何でも講座が開けるのだそう。


籠編み、金継ぎなど伝統技術や、アフィリエイトなどIT技術まで、古きも新しきも一緒に学べる場所です。自分の得意分野を活かして、誰かに喜んでもらう体験をすることは、お金ではない価値を得る第一歩。講師としてLAC遠野のサポートを受けることができるほか、生徒として講座を受けることもできる双方向の学び舎です。

《つくる大学とは?》

なかには、オンラインで参加できる講座もあります。現地参加が難しい方はぜひ、画面越しに遠野の文化と雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。

《つくる大学〜たいまつづくりとお山かけの話〜》

《つくる大学〜アイスランド妖精伝承と遠野物語 妖精と妖怪〜》

まとめ:自分を糧にチャレンジするなら、一度は訪れたい拠点

LAC遠野には、新しい働き方、暮らし方を、ともに模索する仲間と挑戦できる環境があります。遠野にある様々な価値と、個人、企業が持つ力をかけ合わせ、新しい未来の形を創り出すという、表現するのは簡単ですが実現が難しい、日本中の地方都市が注目しているローカルベンチャーのかたちです。

そのような居場所に日本中から様々な個性を持つ人が集まり、遠野市が活性化しつつある様子をイベントから垣間見ることができて、縁のなかった街だった遠野市がいつか行ってみたい街になりました。

イベントの最後に行われたプチ交流会では、LAC遠野のやまけんさんと、ちゃんひなさんから参加者の方へ、自分の得意ややってみたいことを聞く場面がありました。とても短い時間でしたが、「一人ひとりが持っている可能性を膨らませたい」という主催者の意思を感じました。

画像16


◆Living Anywhereで共創してみたい方へ

「制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方」について、もっと理解を深めたい方、LAC遠野へ行ってみたい方は、LACのウェブサイトとFacebookをぜひチェックしてみてくださいね。

《ウェブサイト》

《Facebookコミュニティ》


◆つくる大学の講座を受けてみたい方へ

LAC遠野で開催されている「つくる大学」の受講申込はこちらから。

オンライン受講できる講座もあります。

◆ランサーズについて

働く場所、時間に縛られない生き方の手段として、ランサーズを利用してみてはいかがでしょうか。ランサーズ主催の「働き方」共創コミュニティ「新しい働き方Lab」では、フリーランス、副業、会社員など、立場にとらわれずみんなで働き方を考える講座やイベントを展開しています。

《ライター・ふじねまゆこ》


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
8
LivingAnywhere Commonsは、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践することを目的としたコミュニティです。

こちらでもピックアップされています

参加者の声
参加者の声
  • 47本

LivingAnywhere Commons に参加された方々の声をお届けします。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。