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その7)日本の人口減少と人手不足

日本は人口減少が予測されています。既に2011年から減少に転じており、未だ経験したことのないに超少子高齢化が同時に起こっています。日本の人口は2050年には1億人になり、2100年頃には5000万人位になると言われています。2050年の時点で100歳以上の人は50万人を超えると予想されています。

その時、65歳以上の人口は人口の5割を超えています。現在、消滅可能性が予想されている自治体の多くは人口に占める高齢者の割合が5割を超えているところが多いので、あんな感じになるのかな・・・と私はイメージしています。

年金のシステムが破綻しそうだとか、定年で沢山の人が引退して若い労働世代に重く負担がのしかかっています。実際、収入の半分は税金や保険料で徴収され、それで高齢者を支えているという状況です。

一方でエッセンシャルワークの分野で多くの人手不足が起こっています。例えば建築業なら、今の状況が続けば2050年には65万人不足し、多くの公共工事が滞ると言われています。AIやロボットによる代替が進むことを期待しています。

私は、ベーシックインカムが施行されるためにはテクノロジーによってエッセンシャルワークの人手不足が解消されることが必要になると考えています。「儲からないし責任も重いが社会のために必要な仕事」を引き受ける人が足りないと、お金があっても不便な社会になるだけだからです。

一方で、世界人口は西アジアとアフリカを中心に増え続け、2050年には100億人を超えると言われています。これによって最も心配されているのは食料不足です。次回は、それについて書いていきます。

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