mizuironoe

1979年生、AB型。

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    継続した日記以前に書いた日記を綴ります。

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    自作詩をあげたり、いろいろな詩を吟味する部屋です。

最近の記事

6月1日

2日経ってやっと言葉が出てくるような感覚があるかもしれない。 そう思っていたのだけど、もう一昨日だ。 甥の小学校最後の運動会。 胸がいっぱいすぎる。そのせいで日記を書くまでに3日経ったのかもしれない。 とはいえ、今の運動会は正午には終わる。昔みたいに、玉入れだなんだとわちゃわちゃ色々あるような一日全部が運動会、ではない。 学年ごとに、走りと表現の2種目。 そのたった2種目に、感極まって泣けてしまう。 種目以外は、応援席で他の学年をみている。1年生の入場音楽のスポンジボブが流

    • 5月31日

      目をひらくと、甥の寝顔がかわいくて手を近くまで伸ばしてみたりしていた。次に目をひらくと、甥がこちらをみていたのか目が合い、瞬間的に目を瞑る。目を瞑る甥が見えて、私も目を瞑り眠りにはいる─。 夕方は『庭のかたちが生まれるとき』トークを、現場のとらきつねに見に行った。現地観覧とわざわざ言うようになったなと思う。 目の前で聴きたいと思う人たちだった。 平倉圭さんのことは動画のトークでは何度も見たことがあり、平倉さんが動いて話して居る、現場にいってみたい気持ちが前からあったのだった

      • 日記が、

        日記が数日、空いている。 遅れて書くことは数回あったけど、それでも2月以降からずっと続いてた。 書きたいことがあるにはあったけれど、少しのきっかけが重なって書きそびれて、こうなっている。 日常になりつつあったもの。それが突然終わったかのように見える。 空隙をつくってしまった、それとも穴みたい。 そう思っているうちに、断崖みたいになってきてる。 このまま書かなかったら、むしろ日記を書いてた時を、何か穴みたいに思うのかもしれない。学生時代なら、まちがいなく「島」と呼んだのだ

        • 5月16日

          午前は、昨夜からの強風。 買いかえるべきか迷っているベッドの、ひとまず布団を干したいのだけど。 朝食に出来合いのミニホットケーキを食べて、夜はアボカドや肉を用意してるものの、休日は1日1.5食くらいになりがちだ。 京都の親友の誕生日で、LINEでお祝いメッセージや色々やりとりした。夏に会えるかもしれない。 もう読み終えてしまいそうな『センスの哲学』の、続きを読む。青ラインを引きすぎてページの殆どが青い。蛍光ペンの水色と、時々青ボールペンで細く引いたりもしている。 8章「

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          5月15日

          気温が高い。緑があおあおとして、風が吹いている。 タイムシフトのエラーを正したつもりがそうなっていなくて、少しはぐらかされてしまった。人からしたら、私がはぐらかしていたわけだけど。 お昼に持参の牛すじカレーを食べて、狭い休憩室を出る。 保温マグをもって今日も畳ベンチに座る。奥の窓のすみに、揺れる木の陰が見える。 『センスの哲学』は、「センスと偶然性」から「時間と人間」へ。 「その一言に尽きるでしょ」という瞬間に、(この後半とくに)何度となくぶつかる。静かに、ざわつきながら

          5月14日

          筋肉痛。 どうしてだろう、と思いかけて 「昨日の移動作業か・・・」と回想まじりに気づく。 筋肉痛に加え、筋肉疲労。 午後勤務なのはよかったけれど、おもたい体を連れていて、ついでに篭った頭痛ものっかっている。 とはいえ、仕事はさくさくとこなした。 さくさくとこなす、その繋ぎの部分が怠い。 午後、持ってきたおにぎりを2こと蓋つきの保温マグにコーヒーをいれて、通りに出た。今日は、建物寄りの木陰のベンチに座った。 少し、気温が高い。おにぎりを食べていたら体も熱くなってくる。熱中症み

          5月13日

          昨夜作った牛スジカレーをパンと食べて、家を移動した。 実家でも、布団を干して毛布を洗って干した。 本棚を移動して作りたいスペースをつくる。 最近、父の家の手伝い等で離れていたけどやっとこちらの作業を再開できた。 夜、福尾さんの哲学講座がスタート。なるほどこういう感じ、と初回を感受しつつメモを取る。硬いものが繰り返しのなかで、ほぐれて透りはじめる。休憩あり2時間、22時前になると脳が疲れてくるようで、次回は軽食をとってから見ようと思う。

          5月12日

          連休の中日。 朝からずっと雨で、昨日干した毛布を壁寄りにしたまま取り込むタイミングを失っている。 夕どき、マーサ・ナカムラによる朗読会レポート「みみずくたちの夜」と、続いて朗読会で披露された川上未映子・村上春樹両氏の新作短編を読んだ。 レポートは、冒頭から臨場感に溢れている。 耳から目なのだ、 と、場を捉える感覚が体に流れる。 詩人の目と体と手を通って再現された世界と実感、目の前が揺れるような、疑似体験。脳が揺れる。(擬似じゃないのではないか?) 舞台と会場で何かが起こ

          5月11日

          天気がとても良くて、毛布を洗って干した。 ひと月ぶりの甥との約束。 駅で待ち合わせると、早速アプリの将棋対戦をしたがる。いつもならば電車で通路に仁王立ちで動かない対戦をするのだけど、今日は素直に座った。 アジア美術館に着いてもまだ、展示室の前のいすに座って1戦終わるまで打った。 谷川俊太郎絵本展。 甥がどのくらい、谷川俊太郎に親しんでいるかあまり知らなかったのだけどつきあってもらう。低学年の時に、スイミーを暗唱してくれたことがある。 それがすごく印象に残っていた。 その訳

          5月10日

          今日は、昨日より暖かい。 暑いと言う人もいるけど、私としてはひたすらきもちいい。 午後にまたランチを外で食べようとパンを買ってきて、休憩室に一度戻って用意してきた蓋つきの保温カップにホットコーヒーを淹れた。 通りへ出ると、昨日サングラスが忘れられていたベンチに今日は野球ボールが置かれていた。昨日は陽を浴びられる陰のないベンチに座ったけど、今日は気温も高くなっていたので、忘れもののある半木陰になったそのベンチに座った。 買ってきたのは、ウィンナーコルネとフレンチあんトースト。

          5月9日

          朝、調べたら入荷してるようだったので出勤前に「新潮」記念号を買いに行った。地下街の駅そばの書店には未入荷で、西通りまで足早に行く。元同僚にレジ打ちしてもらって、また駅まで足早に戻っていると、元同僚に偶然出遭ったりした。天神は、馴染み深いなと思う。 急いで電車に乗りながら、少し読みはじめる。 70人の短編やエッセイがのってる記念号なのだから、とても分厚い。鞄のマチがパツンとのびて、膨らむ。 天気がいい。 お昼休みに外へランチを食べに出る。 室内は、まだ5月というのに冷房好き

          5月8日

          思い出せずに気にかかっていることがある。 対面だと、見つめ合ったりするときに、目から血液の蒸気のような物質を交換しあってる(浴びる?)みたいな話をきいたことがある。それが誰の話だったのか、誰の研究だったのか、もう少しくわしく知りたい。そんなエキセントリックな研究を知っている人は、あの人かあの人かな?と2、3人しか思いあたらないけれど。 よく思い出せないまま、そのモチーフを詩に書こうとしたこともある。いつかあらためて聞いてみたい。 昨日、来週からはじまる哲学の連続講座に申し込

          5月7日

          午前は洗濯と、とある講座の受講検討のための広報動画を視聴。概念的な企画と店と教えることと売ることを、独りでするのはとてもすごい。 私もショップをつくって何か売らなくてはと思っているけど、まだ手付かずだ。引越しと引越し手伝いと生活と仕事と勤務と、余暇と。 午後。父に一時貸すつもりで、ママチャリにのってロイホの前で待ち合わせた。ランチを食べながら、父の家で聴きたいレコードを持ってきたよと話した。店を出てチャリチャリ並走していくと、マンション前の壁沿いの道路に一羽の鴨がいた。 ガ

          5月6日

          連休最終日の館内は、ふつうに忙しかった。 休みの感覚から通常モードへうつろうという時にちょうどいい場所、ということ。(だろうか。 今日は、家族関係の約束事を諸々連絡したりした。何となく気に留めたままの約束もある。 ものごとを一変に決めるのはむずかしい。 夜は本選びの時間がとれた。素話のレパートリーを一つ増やしてみたい。ぱらぱらと見たなかで、「リボンときつねとゴムまりと月」と「おなべとおさらとカーテン」をおぼえてみることにする。

          5月5日

          連休中の館内は、今日も静かだった。 帰り道に、夜でも突っ走っている子供がいたりして何だか癒えた。 駅前の、薄明かりがのびて影になった夜の道をロータリー沿いにぐるっと。 きっと遠出した帰りに、テンションをまだもて余してるのだろうと思った。 帰って、鍋に張った水を湯がく間に、ニンニクをじっくり炒めてきのことベーコンを炒める。パスタを9分茹でる。牛乳と溶いた卵を常温に近づける。 炒めた具にパスタを絡める。チーズを削り入れて溶かす。熱いうちに卵と牛乳を回しいれて、絡める。じっくり炒

          5月4日

          昨日見た映画が鮮烈で、身体半分くらいの放心というかまだ続きにいるような感じがする。濱口監督の新境地。 午後から勤務。館内は平日以下の人出と静かさで、よかった。みんな旅行でも行ってるのだろう。天気がいい。子供がぜんぜんいない。 おはなし会には、常連の親子が1組だけきていた。午前は外で遊んで飛び込みで「間に合ったー!」と。小さい弟の方は、ほぼ寝転がって参加。 貸切だ。 昨日見た新境地が、私の中にもっとずっとのびてきてほしい。 そう願ったのだと思う、帰りに思い浮かんで書き留めた