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【Stilton】英国を代表するブルー 最高に美味しいメーカーもご紹介!

こんにちは。レンネットです。

今日は日本では世界3大ブルーにも数えられるスティルトンブルーをご紹介します。

スティルトンは青カビの入っていない真っ白なものもありますが、今回はブルー。

基本情報はこちら

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イギリスのスティルトン生産者を訪ねた時の様子は改めて更新しますね!

原産国イギリスといっても、生産地はDerbyshire, Nottinghamshire, Leicestershire(いずれもイギリス本土中央)もしくは その近くの伝統的なレシピで作っている生産者に限られるそうです。

またイギリスの牛はほとんどがホルスタイン牛で、私が訪れた生産者さんもホルスタイン牛乳で作っていました。日本でもホルスタイン牛が主流ですが、もともとイギリスから輸入した牛が広まったのが始まりだとか。

どんな味?

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一般的に塩気と青カビはそこまで強くありません。5段階でいうと3から4くらいでしょうか。

とってもフルーティーです。

ほろほろとした切り口ですが、口に入れるとバターのようにとろける食感がたまりません!

溶けた後に青カビが口に残ることもなく、しっかりした青カビと生地の甘さの余韻が長く続きます。

ヨーロッパではクリスマスに家族が集まる時に特によく食べられるそう。

スティルトンを半分にして真ん中をくり抜き、ポルトワインを流し込んでいただく食べ方もあります。これはワインの甘さとチーズの塩気が絶妙にマッチして病みつきです。危険…‼︎


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今回はColston Bassett社製造、Neal’s Yard Dairy熟成のスティルトンブルーをご紹介しました。他に比べ物にならないくらい丁寧な作り方と熟成で、ダントツに美味しいです。(詳しくはチーズの製造過程 もしくは 何がチーズの味を決めるの?(6月上旬更新予定) をぜひご覧下さいね。)

このスティルトンはコルストンバセット社がニールズヤードデイリーのためのオリジナルレシピで作っており、レンネットも今では珍しい動物性のものを使っています。

ぜひ試してみてくださいね!

ではまたお会いしましょう~

(チーズの画像はランマスさんから許可を得て掲載しています)



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