伴走者を見つけること
週一のランニング。雨には危うく降られずに済んだ。友も自分も少しずつ走れる距離は伸びている。週に1回でも以前の感覚は少しずつ戻ってくるものだと友と認識を同じくした。
1週間と言ってもあっという間なのだ。あっという間だが、見ているドラマは1話ずつ更新され、英語の勉強も進み、読んだ論文も増え、少しずつ新しい実験結果が積み重なり、読んでいる本のページも進んでいく。わずかにわずかにしかし確実に進んでいく。
なかなかゴールに据えた地点が見えても、走っているうちは近づいてこないように感じられる。感じられるだけで向かって走っていれば必ず辿り着く。辿り着くのだが、それまでが辛い。目標が見えると、見えるからこそあと一息という思いがふつふつと湧いてくる。
何がしかの目標というものを据えたとしてそれが目に見えるとは限らない。思いがけなく急にそれが達成されることもあるし、近づいているはずなのにたどり着けないように思って結局やめてしまうこともある。
継続は力なりと言う。継続していなければたどり着けないことは間違いなく、かと言って今のやり方が正しい道かはわからないわけで、常に修正を加える必要がある。漫然とした継続ではない、修正の継続が力となる。
修正は反省に由来する。反省は結果の評価に由来する。そして評価の判断基準は、やはりすでに達成したひとの認識を多く取り入れることに由来する。そうでなければ、自己満足であり、独善的であり、自分の中に閉じているだけ。他者の視点を取り込むことが、自己の変化を目標に連れていってくれる。伴走者になってくれる先行者を見つけることが、効率的に目標を達成する方法。
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