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生成AIと協働するプロジェクトマネジメントの世界へ…

前回の投稿から1年以上経ってしまいました…仕事を辞めた訳では全く無く、顧客支援をする中で色々模索しておりました。
結論として、当社のサービスを「生成AIを活用したプロジェクトマネジメントソリューション」として創り直すことに致しました。
今回は、その背景について述べたいと思います。


見えて来たサービスの提供価値

2021年に独立してから、10社以上の企業様を支援して参りました。テーマに関しましても「中期戦略策定」「新規事業企画」「営業支援」「SaaS開発のPMO」「子会社設立支援」「業務改善」等と多岐に渡って支援しており、常にこれらのテーマを4~5案件推進している状況です。
周囲の方々から「どうやってるのか?」「方法論を教えてくれないか?」と言われるのですが特別なことは何一つしておりません。
やっていることは以下の通りで、①~④を愚直に繰り返しているだけです。
① 顧客が持っている課題や悩み(論点)を言語化する
② 課題/悩みに対する現状の答え(仮説)を言語化する
③ 課題/悩みに対する答えを出すために必要なアクションを洗い出す
④ アクションを実行する
①②において十分に言語化をすることによって③の目的がより明確となるため、無駄なアクションが少なくなります。そして③で実施するアクション(調査業務が多い)は一定自動化が可能です。
ポイントがあるとすれば、①②における言語化と③の自動化となります。

生成AIとリサーチ業務の自動化

コンサルが行う業務として調査業務があり、コンサル会社のプロジェクトメンバーには必ず調査担当が数人、規模によってはそれ以上の人数がアサインされます。
調査業務には様々な種類がありますが、基本的な進め方は変わらず、調査の目的(論点)を考え「実調査」して論点に対する答えを出します。
私の経験上、この「実調査」が最も工数が掛かる業務となります。
GPTを代表とする生成AIを活用することにより、「実調査」と一次仮説を出す工程は自動化出来るのではと考え、実調査自動化アプリケーションを構築致しました(MRSと呼んでおります)。

調査自動化の考え方

生成AIと協働するプロジェクトマネジメントソリューション

これまで、私のプロジェクトマネジメントの工夫について簡単に述べて参りました。個人的には当たり前にやっていたことですが、顧客と会話をする中で「論点と仮説を十分に言語化して労働集約的な調査工程は自動化することで徹底的に無駄を省く」という考えは未だ珍しく、顧客に対して十分な価値を提供出来ると考えました。
この手法を採用することで、ヒトがやるべき業務とAIで担える業務を最適化出来るようになり、結果として最小限のコストで最大限のアウトプットを創出可能であると考えております。

弊社ホームページに詳細なサービス説明資料をアップロードしております。
ご興味を持たれた方は是非ホームページをご覧下さい!!
P15.に調査ツールのDemoもございます。

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