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美容師がヘアケアメーカーを立ち上げた理由2

前回からの続き。

目次
コロナが起きてECを。
メーカーは潰れない
ディーラーになった美容師
メーカー、ディーラー業をやればいいんじゃない?
やりたい事から、やらなければならない事へ。
コロナが起きてECを。
ここが一つの分岐点になった。客足が遠のいて、どうしても少しでも売り上げが必要で、手探りでBASEというECを簡易で作った。

元々Instagramや、YouTubeをやっていて、内容も商品案内や、ベスト〇〇などをやって、そのリンク先にBASEを。

これが思いのほか売れる結果になった。みんなが在宅の中、YouTubeをみたり、購買意欲があがったり、要因は色々とあったと思う。
YouTube

ただ、ここで思考を広げて考えた事が2つあった。その1つは、、

メーカーは潰れない
主にサロンで販売してるヘアケア商品は、美容師に渡る前に、ディーラーがあり、その先に販売メーカーがあり、その前に製造メーカーがあり、その上には原料メーカーがある。

これでいうと、美容師は川下で、原料メーカーは川上だ。結局、川上が1番強い。

コロナ化でも、
もちろん打撃はあるが、美容師は美容室にお客様が来なければ売上は0だが、メーカーは、美容師に売れなくても、最悪ECや、楽天やAmazonに最悪流すことも出来る。

結局、美容師がECを、既存メーカーでやっても

6掛や、いい所5掛けの商品をECで売っても、送料や手数料で持っていかれる。ほとんど残らないし、今回はたまたまyoutubeや、Instagramをやっていたから売れたものの、それをやってなければ、ほとんど動かないか、莫大な広告料がかかり、そもそも何も意味がなくなる。

そう考えてOEMをやり始めたサロンさんも多く出て来たと思います。

僕の発想は、これより、もっと深く掘り下がっていった。 


ディーラーになった美容師
もう一つの理由

前回の記事の話に戻るが、使い捨て業界の美容業界。30代になると悩む美容師が続々と現れる。

このまま美容師をしても売上の天井がみえてるから、所得の限界がみえる。

一生から続けれるのか?将来はどうなるのか?所得はあげれるのか?結婚は出来るのか?時間は作れるのか?

これに売上が思うように伸びないと更に追い討ちがかかり、探すのは売上を上げる方法では無く、転職先になる。

潰ぶしの効かない職種だから、辿り着く先は、大体美容ディーラーになる。この転職を僕は何人も見てきて。

本当に勿体無いけど、どうすることもできない。実際に昨年、そういうstaffが自社から出てしまった。

本当に勿体無い。良い子だし、

ただ売上が横這い。横這いだから所得もあげてあげれない。僕がいち人間としてはもっと所得を上げててあげたいけど、売上があがらなければどうしようもない。
ここに大きくジレンマを感じていた。100万はいかないが50〜70万分はあって、そのお客様達は、路頭に迷うのと、何より、その子自身が美容師を続けたいと思ってるし、好きだけど、所得に見合う売上が、

美容師としてあげれないだけ!!

たったそれだけの事であるし、

実際に、それでディーラーになって、成功してる元美容師さんはめちゃくちゃいる。

それはそれで良いが、10年育てたサロンさんはたまったもんじゃなく、今からって時に退社する。

ここで2つの思考が1つに繋がった。

メーカー、ディーラー業をやればいいんじゃない?
美容師が転職して、メーカーディーラー業に求めるのは自分のスキルを活かしながら、将来を安定させたい。生涯働ける

安心感!

美容師は、その将来に対しての安心感が著しく低い。

他の客商売もきっとそうだけど、自分の売れてる時が、

25〜35、もしくは人によって20〜40と幅が広くてもここまで。スポーツ選手に近い。

美容師しながら、ディーラー業や、メーカーをできないか?お客様を大事にしながら、例えば、美容師として週4働いて、週1ディーラー、メーカー業をする。
そうすれば、川上を手に入れながら、終身雇用も気づけるかもしれない。

ここが一つの発想のゴールに至りました。

やりたい事から、やらなければならない事へ。
方向性がバチっと決まった。

ここから思考を巡らせると、

やりたい事から、やらなければならない事への使命感になった。

元々、美容師は、カットやカラーの技術の勉強をアシスタントの時から当たり前の様にしてるが、

カウンセリングや、ヒアリングなど思いを汲み取るレッスンや、現場で勉強を日々行ってる。

それが、カット、カラー、パーマでしか、お金に還元出来ないから、この所得である。

これがもし、お客様が欲しい商品を引き出して、それを作れる事が出来たら、、その作った商品も、更に使用感、利便性を聞き取る事を出来たら、

絶対に良い商品が作れる。
寄り添いながら、お客様を大事にしながら、

お客様の為になる事を更にできる。

そうすれば、確実に売れるし、

美容師としての、意識や知識の幅、汎用性、応用力それが、売り上げにつながって、所得もあげれる。

元々が、その商品の売上をほとんどを、

現行のサロンメーカーにとられているのだ。

これは、やりたい事じゃなくて、

やらなければならない事に変わった。

今回もここまで。また更新するのでよろしくお願い申し上げます。

後、実は

今現在では結構、ヘアケア商品だしてるので、プロフィール下の【ストア】を覗いてみてください🎶

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