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姿勢矯正だけでは治せない!〜肩こり〜

肩こりの共通点

慢性的な肩こりに悩まされる人にはいくつか

の共通点があります。

1.肩の内転

→自然に手を置く、または寝た時の

手の向きに注目すると手の甲が

上を向いている。

解剖学的には肩がフラットな状態は横向き

または手の平が上を向きます。

常に内転気味になると体は丸める姿勢が

楽になり前傾や猫背になりやすくなります。

手の平を上に向ける習慣がつくだけで

丸めるのが苦痛となりいきづらくなります。

この向き1つで猫背予防になります。

また、腕を上げると内転気味では肩の外側の

筋肉を使い、フラットな状態は内側の

伸縮運動と使う筋肉も変わります。

二の腕が太くなる原因の1つにこの上げ方が

あり内側を使わないことが腋窩(脇の下)にある

リンパ管への作用が全くなく動かしている

つもりで実は全く使えていない

=循環が悪くなる原因になっています。

無理に使わなくて良い外側の筋肉を使い、

内側は循環不良。浮腫による重さもリセット

出来ず慢性化に繋がっていきます。

2.足裏と足指

足の親指に注目すると他の指に比べピン!と

張った感じや指の股を押すと痛みはないですか?

また、立って足裏に意識を向けると

指が浮いている(浮き指)感じやかかとや

外側に重心がある感じ。

扁平足や外反母趾などの足〜足底の異常や変形。

何らかの支障が生じています。

肩こりと言って、肩への施術を希望する人は

多いですが大抵は足に支障があり骨盤のズレや

硬さが不安定な姿勢となり上から力で

抑えるようにりきみがないと立っていられなく

なります。

Q.力を抜いてください

この質問に対してうなだれるように手や肩のみ

力を抜き膝を気持ち曲げる。

こんな姿勢をとってはいないですか?

力を抜いたら…しゃがむのではなくて?

いつも無意識にりきみすでに自分では抜けない

前者はりきみが生じている人に多い、力の抜く

ジェスチャーだったりします。

骨盤が動かせないことで血流が悪く、また歩く

などのなんでもない動作でも骨盤の動作を上半身

が補ったり、引っ張ることで可動域に制限が

かかります。

肩こりがあるならいわゆる骨盤のゆがみを

改善する必要です。

実際に骨盤はゆがまない。笑

骨盤の硬さによって前後の腰や下肢にねじれ

や炎症、可動域制限がかかっているのが

そもそもの原因。

それを辿ると重心や姿勢に繋がっていきます。

この2つが改善、矯正出来ると症状は楽になる。

ただ、それでも元に戻せない、すぐ戻って

しまう場合があります。

3.巻き爪

合わない靴や外傷性の要因、爪の切り方など

原因は様々。

炎症がない限り自分では痛みになれてしまい

重心をわずかにずらしたり、巻き爪のある

部分に負担をかけないよう、かばう動作が

当たり前になっています。

そこからゆがみへと繋がっていきます。

巻き爪も軽度から重度まであります。

肉に食い込んで悪化するケース。

高齢者によく見られるのが爪水虫の放置から

爪が分厚くなったりして靴が履けない。

必要以上のゆとりがないと靴を履くことも

出来なくなる。

今までみた方で1番ひどかったのは自分で

切ることが出来ずに放置。靴の摩擦などに

よって爪が反り返り指の第一関節に食い込んで

いた。痛みから足は引きずるように歩きかばう

動きすらバランスが取れなくなっていた。

整体では治せない原因。今は矯正技術も

進化しワイヤーなど以外にもいくつかの

方法があります。

今、技術を学んでいるこれもその1つ。

After写真には透明なプレートがつけられて

います。

正面からみると巻き爪の丸みが改善されて

いるのがわかると思います。

爪が伸びるのにあわせて施術をするので

月1回の通院。

歯の矯正同様に年単位での通院が必要に

なります。

その間もペディキュアを楽しむこともできる。

自費になりますが1ヶ所5,000〜10,000円程度。

高いと思うかはそれぞれのコンプレックスにも

関係する。

個人的には安くはないが高齢者をみてきた

経験から決して高すぎる価格ではないと思う。


自分自身の体、1つ1つ意識を向けると意外と

支障が生じている。

痛くなったから整体に行こう!

もうその段階でしか判断出来ないことが痛みに

対して鈍感になっている。

痛みに強いのではなく鈍いのです。

痛みが当たり前になっているから、なれてしまう

から正常な状態がわからなくなっている。

もしこれが内臓だったらどうだろう?

痛みに対する耐性は内臓、骨、筋肉と区別出来る

のだろうか?

ただの肩こり。

そう捉えがちですがコリ=血行不良です。

頭部に近い部位に位置するため肩から上の循環も

影響する。

頭皮が硬いのも肩こり、小顔の悩み、エラ張り

朝の浮腫、偏頭痛、姿勢、呼吸の浅さ、血流、

むくみ、睡眠の質、自律神経の乱れに至るまで

肩こりは関係している。

整体だけでは治せないものは他にも自身の悩み

や生活環境によって体の使い方にクセが

生じる場合があります。

また、思考のクセも影響し、左脳タイプなら

左、右脳タイプなら右が疲労からコリやすい

傾向もあります。

頭皮を左右を触り比べると硬さや伸びにくさ

に違いがあります。

悩みや眼精疲労は前額部(おでこ)が硬かったり。

最近、物覚えが悪くなった…

もしかしたら、それも肩こりが影響しているかも

しれない。


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