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「なぜいま社員旅行なのか」 について真面目に考えてみた @mikaikeda6

おはようございます。池田です。
順番入れ替わって、何曜日の何々です、というワードがなくなりました(笑)

6月30日から7月2日の3日間、ラブソルは沖縄で社員旅行に行ってました。
当初沖縄に行こうとしたのは別の目的でしたが、どうせ行くなら社員旅行ってことにしちゃおう!ということで、突如社員旅行に。
#ラブソル社員旅行 というハッシュタグも生まれました♪

社員旅行が最近復調の兆しらしい

社員旅行って、90年代まではほとんどの会社で実施されていたのが、急激にやらなくなり、最近また復調の兆しがあるもののようです。
こちらの記事に詳しく書かれていました。

産労総合研究所が2014年に実施した調査によると、社内イベント項目(運動会や社員旅行などの余暇・レク行事の実施状況)の中でも社員旅行がトップでした。2004年には36.5%にまで落ち込んだのですが、2014年は46%に回復しています。
参照:2014年 社内イベント・社員旅行等に関する調査|産労総合研究所(PDF資料)

5年前まで一応大企業と呼ばれる会社にいましたが、その会社も以前は社員旅行があったけれども、私が入社した2000年頃にはなくなっていました。

正直、会社の人と強制的に旅行に行くなんて絶対嫌派だったので、ほっとしたものです。
集団でぞろぞろ観光するとか、夜は宴会で上司にお酌するとか、同期で宴会芸をするとか…勝手に想像していた昔ながらの社員旅行には、私が嫌悪感を覚えるものしかなかったからです。

そんな私なので、実は最初「ラブソル社員旅行」というネーミングには違和感がありました(笑)

結果的には、今は大好きな仲間と会社をやっている状況なので、ラブソルメンバー3人と沖縄で合流した友人の計4名で、女子会のようにわいわいとめちゃくちゃ楽しい時間を過ごしました。

社員旅行なのか、プライベート旅行なのか

ラブソルの沖縄旅って普通に仲良しのグループで行ったプライベート旅なんじゃね?
というツッコミがあるかもしれません。

でも、実際に振り返ると、あれはまさに「社員旅行」だったな、と思うんです。
なんだかすごく楽しくて自由に旅をしているようで、どこかずっと会社のことを考えているような状態だったような気がします。

最大の要因は、6月に新入社員として入社したさよの存在。
そもそも、起業から5年、人を雇うことになるとは思っていませんでした。女子二人でのんびりやってけたら良いよね〜ってくらいの軽いスタンス。
今の仕事をやるにあたっての想いは強いものがありましたが、およそお金儲けをしたい、会社を大きくしたいという頭がなかったんです。

3年目を超えたあたりからだったか、少しずつ変わってきました。
どうせやるなら会社を大きくする思考を持たないとだめ。現状維持で良いと思っている会社に発展はありません。常に右肩上がりを目指してやっと現状維持ができるのです。
そして、少しでも黒字化して社会に少しでも貢献できるようにならなきゃ存在価値がない、と思うようになりました。

意識ってすごいもので、その頃から仕事の質が変わりました。
個人のお客様が大半だった状況から、8割以上が法人という状況になり、1件あたりの金額も上がっていきました。

そして、6年目に入る直前、初の正社員雇用をすることになったのです。

正社員雇用をするにあたり、実は結構心配だったことは?

正社員を迎えるにあたって、心配だった点はいくつかあります。

・継続的に取り組めて、成長できる案件を用意できるのか
・継続的に給料の支払いができるのか
・そもそも超小規模な会社で、満足してもらえるのか

一つ目は、杞憂に終わりました。
さよが来て、どんどん新しい仕事が舞い込んできて、むしろ多すぎるくらいの仕事があります。どれもなかなかエキサイティングな案件です。

二つ目の給料の支払いは、まあ、大丈夫な見込みがないとやらないですよね。

で、三つ目。
仕事面以外の部分で、そもそもうちの会社って満足できるの?
これが案外と一番気にかかっていました。
要するに福利厚生的な部分でしょうか。
大企業の会社説明会なんかで「福利厚生はどうなっていますか?」って質問する輩がいて、同じ就活生としてこいつバカか? って思った私です。
福利厚生なんてぬるいこと言ってないで、仕事の内容だろう? って割と真面目に思ってました。結構ガチ勢(笑)
当時、人事担当は、パンフレットに書いてある福利厚生をつらつらと説明していました。

今ラブソルにはパンフレットに書いてあるような決まった福利厚生はありません。
では、若き頃の私が思ったように、仕事が充実していたらそれで良いか? というと、どうもそうは思えません。
経営者として会社を思うときに、働く仲間がいかに楽しく、会社を好きと思って働いてくれるかってものすごく大事な要素なんだと、気づきました。

もっとシンプルに言うと、毎日すごく頑張ってくれているさよに、何かラブソルでできることはないのかな? って感じのシンプルな想いです。
そんなときに、自然発生的に生まれたのが社員旅行だったような気がします。

ちょうど良いことに、我ら3人とも大の旅好きだったこともあり、楽しくないわけない! ちょっとだけ豪華目のホテルを抑えてがっつり楽しんだのでした。

最近、ベンチャー界隈では、社員旅行や社員のレクリエーションが充実しているな、という印象を受けていました。

少人数の仲間がフラットに集まる環境においては、結構大事なことなんですね、これ。
普段の会社生活では窺い知れない一面が見られたり、より結束が強まったり、何より会社の仲間として共有できる思い出ができたことが一番でした。

これからも、仕事も遊びも充実していて楽しい会社を目指して行こうと思います。

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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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