見出し画像

2つの視点で迫るブランドの「らしさ」とは、子どもにも伝わるシンプルな言葉からできていた! @usaayu0604

「この色は、うさあゆさんっぽいね! こういうの好きそう! 」

こんなふうに、周囲の人から自分のイメージを伝えてもらうことはありませんか?

「私の好みをよく知っているなぁ…! 」と思うこともあれば、「 周りはそういう印象を持っているんだ。」とびっくりすることもあります。

みんなから“うさあゆ”と呼ばれている私は、弊社ラブソルが主宰するコミュニティ「喫茶ラブソル」のコミュニティマネージャーを担当しています。

コミュニティマネージャーになって9ヶ月が経ちますが、なんとなくのイメージだけで、じっくりと「喫茶ラブソル」について考えたことがなかったと思います。
先日開催された、クリエイティブに関する3ヶ月カリキュラムの第1回目、「ブランドの根っこを見つめるワークショップ」というオンラインイベントに参加して、初めて考える機会を持ちました。

この記事では、ワークショップに参加して、人生で初めて「ブランド」について考え、形にしてみた経験について書いていきます。

「ブランドカルテ」が、ブランドと私の距離を縮めてくれた

「ブランドってなんでしょう? 」
冒頭、講師を務めたデザイナー小野寺から、問いが投げかけられました。

確かに、「ブランド」という言葉自体はよく耳にしますし、私自身「あのブランドのバックが欲しいな〜」などと考えたことは、もちろんあります。
でも、そもそも「ブランド」とは何なのか、改めて考えてみたことがなかったことに気づきました。

近いようで、遠い。「ブランド」について身近に考えるために、小野寺開発のオリジナル「ブランドカルテ」なるものがお披露目されました…!

私はイベントに参加する前から、「喫茶ラブソル」のブランドの根っこを掘り下げてみようと決めていました。自分が思い描くイメージだけではなく、客観的に見た「喫茶ラブソル」の「らしさ」を知ることで、今後の活動に活かしていきたいという思いからです。

そうは言ってもブランドについて考えるって、なんだか難しそうだないうと不安もありました。
ところがこの「ブランドカルテ」を見た瞬間、すごく親近感が湧いてきて、これならできそうだ! と感じて、ハードルが下がるのを感じたのです。

そもそも、「カルテ」とは、医療現場などで、診療経過等を記録するもの。一人に一つつくられて、それさえ見ればどのような症状で病院に来て、どのような治療を受けてきたかがわかるもの。元々、看護師として働いていた私には、とても身近に感じるものでした。

そうか、ブランドにも「カルテ」をつくればいいんだ!
なんだか難しそうに感じるブランドも、カルテにまとめてしまえば、どうしたらいいかぶれることはない。

このイベントのためにつくられたオリジナルのブランドカルテを前に、ぐっとハードルが下がり、やることが明確になりました。

2つの視点で考える、オンラインコミュニティ「喫茶ラブソル」の「らしさ」

実際にイベントの中で私が作成した、「喫茶ラブソル」のブランドカルテがこちらです。

ブランドカルテは、自分がブランドに対して考えていることを自由に書き出す「自分視点編」。そして、ブランドを通して伝えたい考えや思いを踏まえて、客観的に考える「プロデューサー視点編」の2つの視点で掘り下げていくスタイルになっていました。

はじめ、できあがったカルテを見比べてみて、正直なところ違いを感じられませんでした。私は客観視できていないのかもしれない。客観的に見たつもりが、自分視点に偏っているのかな…と思いました。

「ワードストック欄」や「色」など、自分視点でもプロデューサー視点でも大きな変化はなかったのです。しかし、じっくり見比べてみると、色の濃さの違いや選んでいる形の違いがあります。その違いが私が客観視した点なのですね。
「自分視点」と「プロデューサー視点」のカルテに大きな違いがなかったのは、「喫茶ラブソル」の「らしさ」の部分を、すでに知っていたからなのかもしれないと思いました。

新しく気がつく「らしさ」だけではなく、もともと知っている「らしさ」もあり、カルテによってそれが明らかになったのだと気がつきました。

子どもに伝わる言葉にしてみると、伝えたいことはとてもシンプルだった

ブランドカルテの「自分視点編」と「プロデューサー視点編」のカルテをつくる際、「ブランドを通して伝えたい気持ち、考え」を言葉にしました。
「子どもにも伝わる言葉で」というのがポイントです。

「ブランドを通してどんなことを伝えたいのか?」 と考えると、つい難しく考えてしまいます。けれども、実際に書き出した言葉たちは、とてもシンプルでした。
「子どもにも伝わる言葉で」という助言がなかったら、正しいことを言わなければと答え探しのようになり、思いを素直に出せなかったと思います。

このワークショップを通して、「喫茶ラブソル」のブランドの根っこに気がつくとともに、「ブランド」は、すぐ身近にあるものなのだと感じることができました。

「喫茶ラブソル」に集うメンバーが「ただいま」とホッと一息つける場所。そして、学びや遊びを共有し、やってみたいことにチャレンジできる場所づくりにコミュニティマネージャーとして取り組んでいきたい。

私の、コミュニティマネージャーとしての根っこが定まりました!

こちらのワークはこれで終わりではなく、次のステップへと進んでいきます。

喫茶ラブソル3ヶ月カリキュラムは、4月から6月の3ヶ月間、月1回の講座+ワークショップで構成されています。次回5月は、「実務に役立つ! 写真加工&ワークショップ」です。

基礎はもちろん、第1回目の口座を踏まえた「ブランドの方向性に合った絵づくり」に必要なスキルや心構えをお伝えするという内容です。

ご自身で事業やブランドを手掛けていて、今後ブランディングを強化していきたいという方はもちろん、デザイナーとしての腕を磨きたい方、セルフブランディングしたい! という方、一緒に学んでいきましょう!

「喫茶ラブソル」はメンバーを募集しています。ご案内はこちらから。

***

うさあゆ▶︎SNS...Twitter

メンバーの黒須が執筆したイベントレポートはこちらです。

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?