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小さなチームが最大の価値を産む @yuka_lab12

最近、noteの当番が回って来たら朝書くことが多くなってます。
夜書くとやたらに時間がかかるのに、朝だとリミットがはっきり見えているからか、一時間以内に書き上がります。「リミット」がいかに大事か、わかります。

そんなわけで、今朝も雨音を聞きながら書き始めました。代表の由香です。

ラブソルは、チームで動いています。
チームだから、提供できる価値があり、また、大きすぎないことが圧倒的な当事者意識を生み出しています。

今日はそんなことについて書いてみようと思います。

小さなチームが当事者意識を作り出す

これは、昨日夕方、夕飯を作りながらした私のつぶやき。

帰宅途中、スーパーで買い物をして大荷物を持って歩いていた時に、ふと、LINEにメッセージがきました。
お相手を見ると、ここのところご無沙汰だった人。それもそのはずで、エンタメ関係のファンクラブを運営しているクライアントさんでした。

最近、少しずつ舞台関係も上演が再開されつつありますね。動き出した途端、クラスター発生なんていうニュースも聞こえて来て、不安はありますが…。どうしてもどうしても大切で、元気でいて欲しい業界です。
なぜかというと、ラブソルの元々の出発点は、エンタメ世界でのものづくり。自分たちのファンクラブスタッフでの経験を生かして会社を作ったから。
今でこそ法人相手のお仕事が8 割程度を占めていますが、ファンクラブさんからのお仕事は、心情的にものすごく優先してしまいます(笑)

LINEには、舞台の再開が決まったものの、公演の期間と回数が増え、バタバタされていることが書かれていました。
すでに何ヶ月も前に納品した紙ものを、ちょっとデータを変更して追加発注したいとのこと。
なるほど、このご時世でいわゆる「貸切公演」が減って、自前公演が増えたんですね。さらに、劇場内も座席を間引いていますから、公演期間を長くすることで需要に対応しているのです。

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回数が増えるということは、扱うチケットの量も増えるというもの…。ファンにしたら待望の公演再開とはいえ、大変だろうな、とふと現役だったら、が頭を巡りました。
これは、かなり焦っているだろうなということはすぐにわかります。データはすでにあるものだし、改変はちょっとしたこと。どうしてもその日中の日付で入稿させたい。
でも、私は夕飯を作らないとならない…!

こういう時はサクッと、数あるラブソルのメッセンジャーグループの中から該当するグループに連絡です。
情報が詰まった部分はニュアンスを落とさないようにそのままコピペ。さらに所感を補足します。
私は先に帰宅しているけれど、本件に関わるメンバーがその時点で何をしているかはわかりません。仕事中かもしれないし、移動中かもしれない。
だから、誰がボールを受け取るかは細かく指定しないことにしました。

これ、通常だったらしない仕事の仕方です。基本は、何か渡す時は「誰に」なのかは明確にしています。そうでないと、人ってなかなか自分ごととして受け止められないから。それはやる気がないのではなくて、まず最初に「遠慮」が来るのは、日本人としたら割と自然な反応なんですよね。

こんな風にフワッとボールをパスできるのも、ラブソルでは小さくいろんなチームを組んでいるからです。
WEBに関してはこのチーム、エンタメ系はこれ、メディアでもこの意思決定はこのチーム…。これは、仕事を進めていく中で自然と作って来たものです。
チームの構成単位はわりかし最小と言える「3」が多く、続いて「4」。これくらいだと、流れて来た情報に対して受け身になりにくいです。
このサイズだと、流れて来たものに自分が関係ない確率が低いんですよね。

自分一人にできることなんてちっぽけだから

そんなわけで、最初にデータの改変に手を付けてくれたのは、元々のデータ作成者であるでらみ。
でも、でらみが現在立て込んでいるのは、私も把握しています。どこかで実加にパスした方が良さそうだな、と思ったら、途中から自分で実加にボールを渡していました。

データを実加が探して手をつけるのだとしたら、余計な時間がかかりそう。整理と記憶がそんなに得意でないから(笑)
でも、クライアントの状況を細かく理解できるのは、実加。印刷期間の設定や、納品まで見据えたとしたら、その後の意思決定と行動は実加に任せた方が早そうです。

それを見て私は安心して、肉じゃが制作に戻ることができました。

私がフリーな時間帯だったら、データを探してクライアントの希望通りちょこっといじって、入稿するだけ。
誰かに情報を伝える時間も不要です。
でも、私は子供を育てながら仕事をしている以上、優先事項がみんなとはちょっと異なります

ラブソルでは子育てしながら働いているのは私だけですが、ここに対する周囲の理解がものすごく深いです。
私が日々の家事をしているだけで、ものすごく褒めて尊敬してくれます(笑)
もちろん、子育てしながら仕事をするということについて、日頃から情報を伝える努力をしています。
そもそも子供増えないと日本の市場ってばシュリンクする一方だから!! ラブソルは、子供を産んでも働きやすい環境にしたいと常々思っているので、まず自分が実践しなくてはなのです。

若かりし頃には、何でもかんでも自分で抱え込んでいました。
人にやってもらうって、情報を整理して伝えないといけないし、その後の進捗を確認しないといけないし、かえって工数がかかることがほとんど。
圧倒的に「自分でやった方が早い」んです。
しかも、これは私だけではなくて多くの人が思い込みがちな人間の特性のようですが、「自分でやった方がうまくいく」と考えてしまう。
自分の能力は、甘く見積もるものなのです…。

私は子供を産んだことで、この考えから解放されました。どうしても替えがきかない育児の事情が発生して、人に任せざるを得なくなったから。
どんなに面倒でもそれをしなければならなくなった時、私は人の可能性に気がつくことになりました。
さらには、人に任せるということは自分でやるよりもっと高度な能力が必要になるので、結局は自分のためになるという…。
良いことだらけなんです。

ラブソルでは、記事のバナー制作も基本はデザイナーのでらみがやりますが、チームでブラッシュアップをしていきます。
取材をメインで担当するメディア事業部長さよの、言葉を通して伝えたい思い、写真担当の実加の、撮った人だから感じるものがプラスされているのです。
これも、あまりにも多くの人数でやると凡庸なものになっていくかもしれませんから、程よい単位があると思います。

チームの力は、ラブソルの強みの一つ。
世界観を共有できる仲間を増やしていくことも、本当に大切なことだなと感じています。
今はとてもとても恵まれた状態ですが、これをさらに広げていくには?
冒険は、リアルタイムで続いています。


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