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フォントの選び方 見極めるべき2つのこと @derami_no

おはようございます。ラブソルデザイン事業部の小野寺です。

今日はデザインにおいて最も大事な要素と言っても過言ではない「文字」について、選び方を1分ほどで出来る簡単なワークと共にご紹介します。

会社で資料をつくる時、Instagramに投稿する画像をつくる時、イベントの開催を伝えるバナーをつくる時、必ず触れ合う文字(フォント)というもの。

知識を少し持っておくだけで、見える世界が、つくり出すものの表情の豊かさがガラリと変わります

グラフィックデザイナーはもちろんのこと、普段仕事としてデザインはしません、というノンデザイナーの方にもぜひ知って、活用していただけると嬉しいです。


フォントの性格を見極める

「あまりにも数が多すぎて選べません」

そう思われる方もきっと多いはず。フォントにも、人と同じように性格があります。まずはそれを見極めてあげましょう

突然ですが、ここでワークタイムです。

この3つのフォントを見て、どんな性格か、考えてみてください。余裕のある方は、書き出してみることをおすすめします。

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どうでしょうか? 性格は思い浮かびましたか?

私はそれぞれ、こんな印象を抱きました。
①は優しい、穏やか、かわいい
②は力強い、無骨、しっかりとした
③は美しい、しなやか、落ち着いている

皆さんの抱いた印象は、どれも正解です。その感覚をぜひ、大切にしてください。

性格を、自分なりに見極めたうえで、表現したい世界観にピタリと来るものを選んでいきます。

例えば、新商品の丸型ポーチを、かわいいものを好む女性に向けた発信をしたいから①にしよう、今回のプレゼンでは力強い印象を与えたいから②にしよう、落ち着いた大人の女性を目指したい女性向けの講座バナーだから③にしよう、と言った具合です。


得意なポジションを見極める

フォントには性格がある。それを知ると、身の回りの文字が、急に視界に入ってくるようになると思います。

自分が表現したい世界観に近い広告や雑誌の文字を、観察してみてください。

その途端きっと、ギャップに驚く方も多いと思います。

「あれ、女性向けの雑誌なのに②のような力強い文字が使われている…!」なんてことも。

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そう、文字には得意なポジションがあるのです。(どんな資料にも、バナーにも、「タイトル」「サブタイトル」や「本文」がありますよね。これらのことをそれぞれポジションと捉えてみます。)

性格を見極めたら、ポジションも見極めてあげましょう。

例えば、タイトルはインパクトが出しやすいこの文字にしよう、本文には読み疲れのしないこの文字にしようといった感じです。


文字の魅力を味わい、味方につける講座を開催します!

性格とポジション。この二つの視点を持ってみると、急に文字がいきものののような、愛おしい存在に思えてきます。

この愛おしい文字というものの魅力を、ぜひ知って、その力を味方につけてほしい、という思いから、明日このような講座を開催します!

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講座の前半では今回ご紹介した「フォントの性格」から一歩踏み込んで、フォントの生い立ちの話や、選ぶ時の助けとなってくれるフォントの分類の話、分類ごとのおすすめフォントの紹介を予定しています。

さらに、「得意なポジション」の見極め方ポジショニング(レイアウト)の仕方についても詳しく解説していきます。

後半には、文字の力を体感してもらえるよう、ワークショップ&フィードバックタイム(※)をご用意しています。

※フィードバックチケットの購入が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

初めましての方も、デザイナーではない方も大歓迎です。一緒に、文字の魅力を味わうところから、始めていきましょう。あなたのお越しをお待ちしております!


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