モヤモヤから抜け出すたった一つの方法は、ゴールを定めること @mikaikeda6
おはようございます。
月曜日の朝、また1週間がスタートします。
あまり週末と平日を意識しない生活ではあるのですが、それでも週のスタートの月曜日は爽やかな気持ちになるものです。今週も楽しみな予定満載なので、頑張ります。今日はラブソル代表、池田が担当します。
週末にゆかと私は素敵なお仲間と焼肉ランチをしました。食事をしながらいろいろな話をしたのですが、その中で起業をした時の話になりました。
宝塚のファンクラブで知り合った私とゆかは、ファンクラブのスタッフのお仕事をボランティアでこなすうちに、それが楽しくてやりがいも半端なく、ついには仕事にしてしまいました(ものすごくはしょってまとめました)。
起業の話は折に触れ書いているので、今回は割愛します。
ちなみにゆかの書いた社名決定ストーリーはこちら▼
私たちが創業にあたり選んだ職種はノベルティグッズの制作でした。
当時、ファンクラブで販売用のたくさんのグッズをつくるようになっていました。全くの素人だった私たちが、いかにお客様に喜んでいただけるアイテムを、少ない数で作るか、試行錯誤しながら身につけていきました。
徐々に知見をため、ある程度お客様もいる状態で起業をしました。
そうであっても、当初は今に比べるとお仕事の量は格段に少なく…正直ほとんどやることのない日もありました。
やることがないのであれば、種を撒くとか発信するとか色々やることはあるはずなのですが、当時ははっきりと何をして良いのかがわからず、なんとなく日々を過ごしていました。
会社という枠をつくったものの、何をどうやって進めば良いかわからない状態を「ぬか床」に例えたりしていました。
ぬか床に何を入れたら良いのか、一体何を入れてあるのか、こねくり回してもわからないのです。
ゴールを決めないと前に進めない
結局、その重たいぬか床から抜け出しせたのは、何をするか決めた瞬間だったように思います。
会社をつくったことに満足して、入ってくる注文をこなすだけでは、絶対に成長しない。成長しないどころか、現状維持で満足しているようだと次第に右肩下がりになってきてしまう恐ろしさを味わいました。
起業後半年くらいして、まずホームページを変えました。
創業時に100万くらいかけて業者に依頼してつくったホームページが、うまく思いが込められておらず使いにくかったので、契約を解除。ゆかが自らWordPressでつくったホームページに切り替えました。
とてもシンプルなものでしたが、私たちの想いが込められたページで、愛着がもてました。そこにノベルティのブログを書き貯めていきました。
不思議と、業者の作ったページの頃、半年で1件しかなかった問い合わせが、切り替えてからじわじわと増えるようになりました。
その後、「少ない数からグッズがつくれる」というアピールポイントをより研ぎ澄ませて、「1個からグッズがつくれる」ようにしようと、社内に印刷機械の導入をしていきました。
オンラインショップを立ち上げ、1個名入れをアピールしていきました。面白いことに、1個からできると銘打ったから全部1個の注文になるということはありませんでした。意外にも20~30、多い時は100程度の注文も入るようになったのです。
1個からという点に惹かれていても、それに付随する、丁寧に仕事をしてくれそう、初めてのものづくりにも付き合ってもらえそうなどという安心感を一緒に訴求できたようです。
売り上げ拡大のために、常に方向展開を考える
自社での名入れ商品は人気で、自ら名入れ作業をする日々がやってきました。
やりがいもあるし、楽しかったですが、2人だけの会社です。印刷をして、ラッピングをして発送をする、全てを自分たちでやるのは当然のことながら限界があります。
そこで、3年目くらいだったでしょうか。方向転換をしました。
メイン顧客を個人から法人に切り替えることを目標にしたのです。
個人客向けの小ロット制作に注力する傍ら、新たな工場や取引先の開拓は続けていました。
創業当初にはなかった、より魅力的で独自性のある商品をつくる技術が身につきつつあったのです。
やったことは同じく、ホームページの改変と、記事の執筆です。
ホームページはラブソルを生き残らせてくれた自作のホームページに別れを告げ、再び依頼してつくってもらいました。
今度はやりたいことが明確だったので、納得のいくまでやりとりしながら進めました。
そして、そこに書くブログ記事の内容を、法人のノベルティ担当者向けと意識して書くようになりました。
焦らず続ければ結果は出る
結果的に、その後、お問い合わせをいただくお客様の大半が法人企業となりました。
それに伴い、受注金額や個数も上がっていきました。
法人主体になって面白かったのは、ノベルティだけではなく、他の事業の相談も受けるようになったことです。
例えば、ポーチでお問い合わせをいただいたお客様から、動画やオンラインサロンのご相談をいただき、お仕事になるなどです。
今となっては、ラブソルっていろいろなことを手広くやっていると思われるかもしれません。しかし、どのお仕事もこうやってつながりから求められ、徐々に広げていったものなのです。
やがて2人では手が回らなくなり、人を増やし、事業部を増やし、今に至ります。
ぬか床をこねくり回していた頃、会社が7年も続いて、こんなに賑やかに働いているなんて想像もできていませんでした。
久々に振り返ってみましたが、大事なのは、ゴールを決めること。そして、ゴールを時々見直して設定し直すこと。それを続けること。
当たり前だけれど、それに尽きると感じました。
8月から8年目を迎えるラブソル。仲間と一緒に、ゴールに向かって進んでいきます。
***
<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?