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1万円使うのが難しい! 大人にこそ沖縄・国際通りでせんべろ街をすすめる理由 #旅するラブソル


こんにちは。

ラブソルのプランナー、柴田です。

今週は沖縄取材記事ウィーク! 宿泊したホテル・グルメ・観光情報ときて、本日はお酒好き代表(自称)のわたくしから、夜の沖縄情報をお伝えします!


今回のこのせんべろツアーは、宿泊したLESTELさんに教えていただき、巡ってきました! せんべろとは、「1000円でベロベロになれる」ほど低価格なお店のこと。そんなお店が、今回宿泊したLESTELの近くに、たっくさんあるのです!



沖縄に来ても、国際通りはメジャーすぎてもう行かないな


なんてイメージを持っていた方にこそ見て欲しい。それ、勿体無いです! お酒好きに限らず、沖縄のディープな夜を覗き見たい方に、おすすめです。


さて、ではラブソルが体験したせんべろをご紹介していきましょう!


ラブソルnoteに誕生した新たなマガジン「 #旅するラブソル」では、旅を愛して止まないメンバーが、実際に体験した旅の模様を公開していきます。


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LESTELを出発して、商店街をトコトコと歩き、5分もかからないくらいでしょうか。台湾人のお母さんが作る美味しい餃子という言葉に引かれて、1軒目はこちらに連れてきてもらいました。

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「餃子の店 華」

このメニューを見てください。A/B/Cどのセットを選んでも1000円。お酒が2杯、下のリストから選べます。ビールもあるし、泡盛も日本酒も、サワーも…。

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この時点でせんべろいいな…! とドキドキしているわけですが、お酒をあまり飲まない方とも一緒に楽しめるのがいいなと感じました。

なぜなら、ノンアルコールのメニューもしっかりある!(しかも沖縄らしくフルーツ系充実)

飲み会に行くと、飲む飲まないでなんとなくお会計に気を遣ってしまう場面ってありがちですが、全員1000円と決まっているので、どれを頼もうが本当に自由。

ラブソルメンバーも、お酒好きとノンアルコールも挟みたい派がいるので、これはなかなかいいな、と思いました。


店内はこんな感じ。

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沖縄? あれ? アジアに遊びに来た? という錯覚をしてしまいそう。非日常感があって、めちゃめちゃテンションが上がります。


5人で行ったので、それぞれ気になるおつまみを選びます。私はおすすめされていた餃子をチョイス! 

お肉はアグー豚を使用しているそうで、ジューシーだけど脂っこくなく、どんどん食べ進められる一品。

皮はやや厚めのモチモチ系、肉汁がじわっと広がる、1個1個の食べ応えがしっかりしている系でした🤤

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この蒸し鶏、お肉もだけどタレがおいしかったなぁ


せんべろはハシゴが鉄則。パッと飲み食いしたあとは、また次のところへとどんどん移動していくのだとか。

お会計をして、やっぱりびっくりしてしまう。本当に1,000円でした。

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ごちそうさまでした


再び商店街の路地をあちらこちらへと曲がり進み、何やら人がたくさんいる広場へ出ました。

「輪屋」

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10月後半だというのに、沖縄はまだ夏。夜の冷え込みもそこまでではなく、薄手の長袖があれば全く問題ない気温でした。(半袖の方もたくさん)

これくらいの気温で外で飲むって最高ですね。

こちらは地元の方もたっくさんいらっしゃいました。

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ちょい呑みがお酒3杯。ちょい呑み、とは。

こちらのせんべろはおでんがついてくることが決まっているので、大根や玉子などを注文しました。

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全員がせんべろにしなければいけない! というルールはないので、いったん休憩、と代表のみかさんゆかさんは、こちらでは単品で飲み物を注文。そんな臨機応変さも素敵です。

どれくらい飲んだかわからなくならないのかな? と思っていたらこんなアイテムが。

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この爪楊枝と引き換えにお酒を注文できるようになっていました。

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かんぱーい!

私はほとんどハイボールしか飲まないのですが、泡盛なんかもあって心惹かれる…!開放感たっぷりの空間の中、周りの人たちもハッピーオーラ満載。沖縄ならではの言葉の音を聴きながら飲むお酒は最高ですねぇ…。

こちらでも1,000円ぽっきり(税別)をお支払いし、次のお店へと向かいます。


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こんな道を、ぞろぞろと歩いていました。暗い中に点々と飲み屋さんがあって、どこも会話に花開き楽しそう!


そして3軒目がこちら。

本当は、2軒目に行こうとしていたのですが、混んでいて入れなかったのです。満を辞してリベンジ! ギリギリ入れました!

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店内にはこのような看板が。お酒も持ち込み可能という懐の深さ。沖縄すごい。

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ほんとうにつまようじだ。これをポイするときは床にどうぞ、とな。すごく捨てづらいですが、慣れてくると楽しい。


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こちらのお店ではピザなどの洋風メニューが並び、これまでのお店とはまた違ったおつまみを食べながら飲むことができます。はしごならでは、料理もジャンル問わず沢山楽しめて嬉しいです😍


と、カメラロールをスクロールしながらなんとか記憶をと思っているのですが

ごめんなさい。


このあたりの記憶がございません。(酔)


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ハムカツをかかげている写真が発見されました。

詳しくは、食べ○グなどでどうぞ。(猛省)


ちいさなお店が密集していて、それぞれの場所でちょっと飲み食いしたら移動、また移動。

そんな中で飲み屋さんならではというか、隣で飲んでいる方との交流がとてもたのしかったという記憶がございます。普段過ごす東京だったらかなりな金額になりそうですが、ここまでで3,000円。翌朝のお財布を見て、逆にびっくりしました。(減ってなくて)

まさに、1万円使うのが難しい街。恐れ入りました。


もうだいぶ仕上がってしまったので、せんべろは3軒で切り上げLESTELへ。


なんと! 夜仕様の顔になっていました!

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「昼と夜では雰囲気全く違いますよ」

とは聞いていたものの、なるほど照明とは...!

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昼間の爽やかなカフェスペースとは一点。これはいい大人がしっぽりと楽しむのに良すぎる雰囲気です。

DJブースも完備。音楽も相まってもう最高です。

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寝酒に、と最後に乾杯。

このあとは寝る人は上の部屋へ帰るもよし、飲み直すもよし。

「飲んで帰れなくなったから泊まっていく、それくらいの気軽さでLESTELに泊まりに来て欲しい。ホテルと言うより泊まれるバーだから(笑)」と話していたLESTELのプロデューサーの言葉に、心から納得した夜でした。


そんな話の流れの中、もともと沖縄に縁のない人々がなぜこの地にホテルを作ったのかを、聞いてみました。


今回お会いできたプロジェクトのメンバーの経歴を聞けば、それぞれが自分の分野で十分に活躍してきた人達。

そんな大人たちがなぜ、この地に惹かれてLESTELを作ったのか。その答えの中で、こんなことを言っていました。

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「お金が無くても楽しく過ごせる場所がある、と大人が知ることが大事だなと思って。

飲みに行くことだけじゃないけど、楽しむことに何万もかからないのであれば、お金だけを気にせずに好きなことを仕事に出来るでしょう?」


...涙が出るかと思いました。

なるほど、たしかに大人になればお金があることは、色々な可能性を生みます。お金を使うことで満たされることも、沢山あります。

でも、一度立ち止まってみて、と。

一日を終え、満開の笑顔で満たされた飲み屋のカウンター、明日は明日でまぁ頑張るか! と去っていく後ろ姿。

お金は大事だけど、お金だけじゃないということも知っておいた方がいいよね。

そんなお話でした。



せっかくならば、その土地の人が過ごす場所で、あわよくばコミュニケーションを取ってみたい。そんな理由からせんべろツアーに連れて行ってもらいましたが、色々と考えさせられる機会になりました。


さらに好きになった。沖縄!


気になる方、ぜひ遊びに行ってみてください。

わたしはもう、どこでもドアさえあれば今すぐでも行きたい気持ちです!


執筆:柴田佐世子

撮影:池田実加 柴山由香


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