サプリ

その女性(ひと)たちと、肩を並べることができるように。 @derami_no

こんばんは。ラブソルアライアンスメンバーのでらみです。

突然ですが、みなさんは理想の仕事人像ってありますか?私は、あります。

その人たちは漫画家・おかざき真理先生の代表作『サプリ』に出てきます。


『サプリ』という漫画について

『サプリ』は20代女性向け漫画雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で、2003年11月号から2009年12月号までの約6年にわたって連載。2006年にはフジテレビ月9枠でドラマ化されました。

私がこの漫画に出会ったのは、高校2年生の時。愛用していたガラケーで、「ムービーコミック」(原作漫画に音声セリフや効果音を加えたもの)になっていたものを読みました。

読み始めた瞬間、私は強い衝撃を受けました。「これは、私のための漫画かもしれない…!!!」

共感するポイントや「私もこうなりたい」と憧れるポイントの多いこと…!気がついたら単行本にすると10巻分の話を読みきり、朝を迎えていました。こんなことは後にも先にもこの時だけ。いまだに私にとってバイブル的な作品です。


共感ポイント・主人公フジイが不器用すぎる件

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https://twitter.com/feelyoung_ed/status/802769130839379968?s=21より

主人公は、藤井ミナミ。広告代理店に勤める27歳。根っからの仕事人間で徹夜、休日出勤は当たり前。

仕事では、男性中心の社会にもキャピキャピ女子にも自分にも負けたくなくて気張っている。だけど本当はグラグラで、誰かに掴まりたくて。

恋愛事情はというと。7年半付き合っていた彼氏と別れたのを皮切りに、同期の男子といい感じになったり、叶わぬ相手に恋をしたり、嫌いなヤツに突然言い寄られたり、その度に翻弄されるフジイ。

あまりにも不器用にもがくフジイを見て、直感的に「あ、これはきっと未来の私だ」とその時思いました。それくらい、自分と重なるところがあったのです。


憧れポイント・最強のお姉さまたちに囲まれて

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https://bibi-star.jp/posts/5089より

『サプリ』に出てくる女性たちにとにかく憧れました。仕事ができて、芯があって、美しくて。それでいて人間的な脆さもあって、恋なんかで一喜一憂して。

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https://twitter.com/cafemari/status/981016980080619520?s=21より

男性社会での仕事や結婚・出産といった、なんだかんだで今を生きる女性にとって優しくないものたち。それらに取り囲まれながら、傷だらけになりながらも、しなやかに闘う姿は、どんなヒーローやヒロインよりも、リアルで鮮やかで。いつか自分もこんな風になりたいと思ったのでした。


素敵な女性と一緒に仕事がしたい

大切な男性といる時間はもちろん楽しいし、潤いもするけど、でもやっぱり女性同士でないと満たせないものがある。そう、強く感じる今日この頃。女性と群れるのが嫌いで女友達も数えるほどしかいない私がまさかこんなことを思うなんて。私自身が一番驚いています。

離婚した頃、ラブソルはじめ女性の方々に心底救われたんです。家族にも男友達にも、強がって言えないことが不思議と話せて、すごく楽になった。共感や肯定するだけの関係ではなく、共に闘う同志のような感覚。

▼その時、このシーンを思い出しました。

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▼離婚の件についてはこちらをご覧ください。


ラブソルにジョインしてから、社内、社外問わずたくさんの素敵な女性たちとお仕事させていただいています。それがすごく嬉しいんです。

自分の足でしっかり立って、自分の言葉で話す。自分のオーナーシップは、絶対に誰にも渡さない。それでいて、愛情深くて、しなやかで美しい。

そんなふうになりたいと思いながらも、やはり、もがく日々です。


らしくあることに妥協しない

らしくあることに妥協しない姿勢、それはラブソル代表の池田実加さん、柴山由香さんのお二人を見ていて学ぶところです。

私たちは”らしく”ていい。”男”にならなくていいし、ステレオタイプの母親や妻や”女性”でなくていい。

そんなメッセージを受け取りながら、日々一緒に働かせてもらっています。いつも本当にありがとうございます。


『サプリ』の終わりにもこんな言葉があります。

未来は手の中にある。
大丈夫
私たちは
未来を選べる。





と、このnoteを書きながら歩く、締め切り30分前、午後23時半の帰り道。いつもバタバタギリギリ。これがまた、”らしさ”かな…。(いや、せめてもう少し、ちゃんとします…。)


P.S. 【野望】『サプリ』の作者であるおかざき真理先生といつかお仕事でご一緒したい。


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LA BOUSSOLE
デザイナー/クリエイティブディレクター 
でらみ  Twitter






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