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知恵も知識も持って、この世界を女として生きていく @yuka_lab12

意識して歩いてはいるけれど、やっぱり歩数が減っている今日この頃。オンラインでヨガやトレーニングをしていなかったら、際限なく太っていたんじゃないかしら…。
健康と時間に代わる資本はないなと、実感しているラブソル代表、由香です。

忘れられない春、自分を知る

日々刻々と、季節も、世界の状況も移り変わって行きます。街には、以前に比べると人の姿も見られるようになり、お店もオープンし始めました。
スターバックスコーヒーが営業を再開したのは、やっぱりインパクトが大きかったなぁ…。

(再会のご挨拶は、済ませました)

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人生で経験することがあるとは思ってもみなかった「非常事態宣言」。私の人生の前半は、思えば穏やかに過ぎていたのだなぁ…。

移動や人と会うことに制限がかかるこの機会は、同時に自分の心に触れる機会になりました。
当たり前に人と会い時間を共にすることに、自分がどれだけ価値を感じていたか。ただそれも、「不特定多数の誰か」ではなくて、心から大切な人たちの時間なのです。
思っていたよりもずっと、親しい人との時間や大好きな人と進めるプロジェクトが、私を支え、前に進む原動力になっていたみたいです。

おこもり期間も希望も笑顔も失わず、手を動かして極めて私らしく過ごせたのも、まわりにいてくれる人たちのおかげでした。
好奇心が強くて、ある意味自分ファーストな、価値観が近い人たち。そんな仲間と、支えたり支えられたりして過ごしてきた今年の春は、忘れられない季節のひとつになりそうです。

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どこにいてもつながれる時代に、救われながら生きてきた

リアルに人と会うことが難しくなったこんな時期に、私は企業さんとひとつのオンラインコミュニティを始めました。
企画自体は、昨年の冬から動かしてきたもの。まさかこんな事態になるとは想定していなかったから、3月くらいに「これは無理かもしれないな…」なんて思ったりもしていました。

それでもぐいっと進められたのは、乳幼児を育てていた頃の自分が何に救われてきたかを思い出したから。

幼い子を育てている期間の、特に母親は、常時「ロックダウン」されていると同じだと私は思っています。
数時間おきの母乳やミルク、おむつ換え、慢性的な睡眠不足…。そんな状態だから、近所のスーパーへ買い出しに行くのが精一杯。思うように人と会えない、話せない。ほらこれ、「ロックダウン」に近くないですか?

多少子どもが成長するとミルクやおむつの悩みはなくなるけれど、今度は別の問題が起きます。もちろん、四六時中目が離せない時期は年単位で続きますし、自我も芽生えてくるので「この服は着ない」「まだ眠くない」などと主張が出てきます。
やりたいことも進まない、やることはてんこ盛り…。
職場に復帰したら、仕事もしながら家事育児をするわけです。どんなスーパーウーマンだよって、絶望的な気持ちになります。

(こちらは、知人の息子さんです)

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それでも世界とつながっていられたのは、インターネットがあったから。ネットワークのその先で、人とつながることができたからです。
ポツポツとでき始めていたオンラインのコミュニティにたまたま出会い、そこで同じように子どもを育てている人や海外で暮らす人、働きながら大学院に通う人…。多様と表現してもまだ足りないくらい多様な人たちとのつながりを持ちました。

悩みに共感しあったり、良い方法をシェアしあったり、知らなかった世界を知って考えたりした日々。オンラインで「居場所」を得たことで、私の世界は確実に広がり、自分と家族と仕事だけの日々から抜け出すことができたのです。

一度も会ったことのない人と、どうつながって行くか

オンラインのコミュニティとはいえ、リアルのイベントも盛んでした。やっぱり、一度も会ったことのない人ばかりの場所だと、掲示板のような場所に書き込むにしても勇気が要りますよね。
リアルの集まりにも参加できるときには参加し、顔見知りになる。そこでできたつながりをきっかけとして、オンラインのコミュニケーションも盛り上がっていく。コミュニティはやはり、「オフライン+オンライン」の組み合わせで深まっていくものと考えていました。

しかし、今回私が関わったファッション誌『Domani』のオンラインサロンは、4月に開設してから一度もリアルの集まりを作ることができていません。これは、挑戦だなと自分では思っています。

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オフラインのみでコミュニティを形成していくために、小さくて濃い集団からスタートさせました。名前と顔を覚えられる規模で、世界観を共有している人たちと始めること。
この考えをしっかりと小学館さんと合わせることができたおかげで、良いスタートを切ることができています。

「すべてオンラインで」という制約がかかったことで、日本のどこにいても同じ条件になりました。よくよく考えたら、オンラインのコミュニティなのだから、健全な状態なのですよね。リアルに頼りすぎていた自分に気がつかせてもらいました。

会ってしまえばそこから熱を広めていくことができて早いけれど、じわじわ行くこともできるはず。そんな思いで、まずは接点を増やして行きました。
自己紹介では、メンバー同士で返信するように促していく。オンラインのイベントでも、何度でも自己紹介を重ねていきます
お互いを知ることはつながることの第一歩だから、しつこくやっていいと思っています。

小さく始めたからこそ、一度も会ったことがない人同士がどんどんつながっていく光景が見られています。
いつの間にか私にとっても、Domaniサロンの仲間たちが大切な存在になっています。これ、会えたら気持ちが爆発しそうだな、なんて想像するとワクワクが止まりません。


小さな熱を集めて、女性たちとだからこそやりたいことを

ファッション誌初のオンラインサロン、『Domani』の世界観を愛する女性たちが集まっているということで、企業さんからの注目も大きいようです。

大きなPRもせずひっそりと始めたのに見つけてくれた人たちは『Domani』を深く愛していたり、つながりを心から求めている熱い人たちです。企画を立ててくれる人も多いし、提供されたプレゼントに対するコメントも熱く、たくさんしてくれます。
興味関心も広くて深い、カッコ良いかどうかは別としてもカッコ良くあろうとしている素敵な人たち

いろんなことに挑戦してきたこの数年間で得たことを、私は今年から女性軸でたくさん実験していこうと決めています。

女性であるとか男性であるとか、そこから生まれる「差」とか、どうでもいいって言ってしまいたいけれど、現実は違います。やっぱり、男性と女性は違うもの。違うからこそ、存在する意味があるのだから。

私は女性として生まれて、性自認も女性です。女であることを楽しみ尽くして生きていきたいと思っています。
知恵も知識も持って、この世界を女として生きていく。その過程を一緒に学んだり遊んだり考えたりする仲間ができたら、どれだけ毎日が楽しいだろう!

そんなシンプルな気持ちで、今、コミュニティマネージャーとしてDomaniサロンを味わい尽くしています。

『Domani』は、ワーキングマザーを応援する雑誌ですが、サロンには様々な女性がいます。気になったら、飛び込んできてください。二期生、募集中です❤️一緒に動かしていきましょう!


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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 noteTwitter

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>


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