ラブソルのオリジナルマグカップの魅力
おはようございます! ラブソル公式Twitterの中の人、ゆりぴです。
先週、ラブソルのノベルティ事業部がこだわりを持って制作している『Bicクリックゴールドの名入れボールペン』について書きました。
(記事はこちらです。)
色鮮やかなボールペンに、ゴールドの箔で印刷する名入れボールペン。名前を入れて贈り物に、会社のロゴを入れて記念品にと、様々な用途に選んでいただいてます。
わたしも自分の名前入りで持っています。ラブソルで働くようになり、初めてこのボールペン制作を教えてもらった時に、自分の名前をボールペンに印刷しました。
サラサラと書きやすいのも良い点ですが、名前が入っていると、愛着が湧いて来るんですよね。
オリジナル感がそうさせているんでしょうか。今でもお気に入りのボールペンの一つとしてペンケースの中に入っています。
まだまだあった、オフィスで作っているノベルティ
ボールペン以外にもオフィスで制作しているノベルティグッズがあります。
写真、イラスト、ロゴ。お好きなデザインをプリントした、完全オリジナルのマグカップです。
特徴はなんと言っても、昇華転写で艶やかで美しいプリント! 発色の良さは、フルカラーのロゴや写真もきれいに再現します。昇華転写のマグカップなら色落ちする心配もありません。
そして、このオリジナルのマグカップは、なんと一つから作れます。お子さんやペットの写真を入れてプレゼントしたり、ロゴを入れてお店で使うのにもオススメです。
こちら、陶器のマグカップにオリジナルロゴをプリントしたものです。
オレンジと水色が綺麗にフルカラー印刷できます。
こちらは、プラスチックのマグカップに写真とサインをプリントしたものです。
全てお見せできないのはとても残念ですが、フルカラー印刷で写真でもこの通り! とても綺麗に印刷できます。
そして裏にはサインを印刷。
こちらのマグカップ、ぐるっと印刷ができるので、裏と表に2つのデザインを入れても、印刷は1回、お値段も変わらないんです。
昇華転写で綺麗に印刷
先ほどから出てきている昇華転写。オフィスで制作するマグカップは昇華転写という方法を使用しています。マグカップ以外にもTシャツなどに用いられる方法です。
昇華転写とは簡単に説明すると、「昇華インクを用いた印刷方法」です。
①昇華インクを使い転写紙に印刷を行い、②対象物と重ねて熱を加えたプレスをすることで、ポリエステルに染色する方法となります。 昇華印刷はインクで直接染めるため、顔料プリントと比較して、鮮やかで鮮明な印刷かつ、表面はごわついた風合いにはなりません。
イラストで見るとわかりやすいですね。要するに、専用のインクで印刷した紙をマグカップに貼り、熱を加えながら抑えていくと、インクがその物に印刷されるということです。なるほど...。
こんな感じで作ります
実際に作業をするときは、このような機械を使用します。
この機械にマグカップをセットしていくのですが、まずはマグカップに専用のインクで印刷された紙を貼り付けていきます。
この紙の裏に反転された印刷面があります。印刷面とマグカップの面とに隙間が出来ないように、しっかりと固定します。この固定が甘いと途中でずれてしまったり、印刷が薄かったりするので要注意です。
実は、紙を止めているのはセロハンテープです。しかし、普通のセロハンテープではなく、熱に強い専用のセロハンテープを使います。
右側が専用のテープです。見た目は似ていますが、熱した時に普通の方は熱で溶けてベタベタになってしまうところ、専用のはそうはなりません。
(左:セロハンテープ 右:専用セロハンテープ)
マグカップが陶器なのか、プラスチックなのか、印刷する範囲が全面なのか、片面なのかによって、印刷する温度、時間を変えます。印刷する温度は140度〜180度、時間は160秒〜180秒を基準に微調整します。
次に、設定が終わったらマグカップをセットします。ここで、印刷範囲によって、マグカップの角度も微調整していきます。この時、ちゃんと端っこまで熱の部分が触れているかが大事なポイント!
印刷のやり直しが効かないので、ちゃんと密着しているかどうか、しっかりチェック。確認しながらレバーで締めていきます。
こちらプラスチックのマグカップなので、160秒待ちます。
...ピピピッ。では取り出してみましょう。マグカップ本体も大変熱くなっているので、火傷に注意して、取り出すときは軍手を着用します。
取り出してみました。見た目には印刷する前とあまり変わりはありません。
紙をゆっくりと剥がしていきます。
わたしはこのマグカップの制作をしていて、一番この瞬間が好きです。めくった時に全面フルカラーが綺麗に印刷されていると「よっしゃッ!」と小さくガッツポーズを取ってしまうほど。今回はどうかな...。
「よっしゃッ! 」
全てお見せできないのは残念ですが、うまく印刷できました。はっきりと濃く印刷されていて、線のブレもありません。成功です!
マグカップの印刷は特に、全面フルカラー印刷が難しいのです。端の部分の印刷がかけてしまったり、薄い部分が出てしまったり...。
今回みたいに成功させるためにも、紙の密着度合い、温度の設定、時間には気をつけて印刷しています。
もらって嬉しいオリジナルグッズをお手伝いします
わたし達が制作するオリジナルマグカップは、陶器でもプラスチックでも、印刷がキレイ、小ロットOK、印刷が落ちにくいを魅力に、自信を持って制作しています。
オリジナルのマグカップ以外にも、もらって嬉しいオリジナルグッズ制作のお手伝いをしています。何かオリジナルの物を作って、プレゼントしたいなと思ったらぜひ一度お問い合わせくださいね。
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LA BOUSSOLE
ラブソル公式Twitter中の人 大庭由梨子
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