いくらでもがんばっていい、いくらでも愛せる仲間のいる場所で 2022年振り返り@yuka_lab12
2022年の最後の日、私は今年を振り返る記事を公開しようとしているのですが、「振り返り」とはなんと恐ろしい作業なのかと、一歩も前に進めないような気持ちになります。
少し前から、怒涛の勢いで弊社メンバーの振り返り記事が公開されています。それらに目を通しながら、「これ、私も書くのよね…」と慄いていました。
みんなの振り返り記事は、その人自身の言葉を獲得すべく日々精進してきただけあって、本当にもうどれも素晴らしいので、ぜひ読んでいってください!
私は「ラブソル」という会社を経営しておりまして、節目節目で売上や利益、人員の状態など、プラスにしろマイナスにしろ一定の「成果」が出てしまいます。ああ怖い。
それでも振り返るというこの行為に、私は「希望」を感じています。
自分の「現在地」を確認して、「向かいたい場所」を設定する。
振り返りとはつまりそういうこと。
「毎日」とか「毎年」の節目で振り返りを続けてきた人と、そうでない人で、見える景色が変わるのは当然です。
2022年はどんな一年で、2023年をどんな一年にしたいか。
言葉にすることで、未来をちょっとだけ明るいものにしていこうと思っています。
2022年は、どえらい年だった
ここ数年、Covid-19の世界的流行に端を発し、どの年もエライコッチャな出来事が起きてきたものですが…。それでも今年、2022年は大変な年でした。
2月には、ロシアによるウクライナ侵攻。国連の常任理事国も務めるような大国が他国に侵略するなんて、想像したこともありませんでした。
各国のリーダーだった方々がこの世を去ったこともまた、衝撃でした。7月には安倍元首相が、9月にはエリザベス女王が…。
そして、とんでもないスピードで進んだ円安。
遠いところで起きているようで、実は世界はつながっていると感じさせられるこれらの出来事。私も無関係ではいられませんでした。
ちなみに、慌ただしい毎日の中でも世界のニュースをサクッと抑えることができるPodcast「News Connect」は、知人の野村高文さんがプロデュースしていますが、本気でおすすめです…!
世界が、経済状況が、どうであれ。
会社も、一緒にお仕事してくれているメンバーの生活も守らなければなぁ。
経営者として、まわりの方々に比べればゆるゆるな私でも、なんだかバシッと腹が据わる思いでした。
もしかしたら、だから今年はいくつもの決断をしてきたのかもしれない。
私にしては、どえらい一年だったんです。
決断の連続だった、私とラブソルのどえらい一年
ラブソルの「どえらい」ことといえば、4月の株式会社化。8年前に合同会社として立ち上げた会社を、株式会社にしました。
会社をつくった時には、「いつまでやるか」なんて考えられていなかったけ私でしたが、これは「未来も会社を続けていく」という決断です。
もう一つは、12月に創業時のメイン事業であったものづくりの事業を切り離し、新会社「Le Plan(ルプラン)」を設立したことです。
おかしいですよね。
元々、ラブソルこそが「ノベルティグッズやオリジナルグッズの企画・制作」の会社として設立されたのに。
詳しくは、ルプランの代表取締役社長となったみかの記事に記されています。
実は、みかがルプランの社長に就任したことこそに、私は感じ入るものがありました。
ラブソルが株式会社になった時、代表取締役社長には私が就任しました。
合同会社として創業した時は、二人は共同代表でしたから、この時みかは取締役に降格したことになります。
もちろん、二人で考えたことであり、仲違いがあったわけではありません。今も日々、一緒に会社のことを考えて動き続けています。
色々考えて、あえてこのような決断を下しました。
この時私は、自分がラブソルの舵を取り、進んでいく自覚を持ちました。同時に、いつかみかに再び代表になってほしいとも思っていました。
「絶対に、もう一つ会社をつくる」
自分が思っていたより、強く強く決めていたのかもしれません。まさか、年内に叶ってしまうなんて(笑)
きっと、私一人の願いではなく、みかと二人の願いだったからですね。
ああもう、えらいこっちゃ。
ラブソルで、「人」ほど大切なものはないから
もう一つ、今年を振り返るには欠かせないものがあります。それは、ラブソルでお仕事してくれているメンバーたち。
私がここで書き残しておきたいと思うのは、以下の3点です。
すべて細かく書き記すと大変なことになるので、箇条書きにしてみました。
未来を見据えて、株式会社にもし、いずれ新しい会社もつくる。
そう定めた以上、「人」ほど大切なものはありません。矢継ぎ早に色々と決めて動いてきました。
念願だった、コミュニティから新しいメンバーを迎えること。
弊社のコミュニティを見つけて、入ってきてくれた人たちです。ラブソルの世界観も目指すものも、十分に知っていてくれました。
そんな人たちに業務の経験など、問う必要もないと考えました。指導する側のメンバーは大変なこともあったかもしれないけれど、年の瀬を迎えた今、.
まったく後悔はありません。誰一人欠かせない、ラブソルの大切なメンバーです。
それから、昨年から引き続きお仕事してくれている3人に、ストレングスコーチりょうじさんによるセッションを導入すること。
どうしても業務に忙殺されがちなので、外部の手を借りて自分のことをとことん考える機会を持ってもらいました。
目に見えて何かが起こるわけではないけれど、このことは3つ目に書いた「辞めたい」と申し出てきたメンバーが、今も一緒に働いていることにつながっているかもしれません。
経営者をしていて、避けては通れない人の問題。
「お話があるのですが…」と言われて、良い話であることなんて、ほぼありません(笑)
今年も、さまざまな事情、思いを抱えて「ラブソルを辞めたい」というメンバーが何人かいました。
その度に、自分の力不足を感じたり、もっと何かできたかな…と思いつつも、これまでの私は止めるということはしませんでした。
私自身も、何度か転職をした経験があります。すべて自分で決めて、その時必要と思ったことです。だから、みんなにも思った通りに選択をして生きてほしい。そんな風に思っていたんです。
でも、今年はちょっと違いました。
基本スタンスは変わらず、止めはしません。ただ、事情によっては働き方や業務内容を変えてみるなどの「提案」をして一緒に考えることもありました。また、一旦離れたメンバーとも折に触れて食事をしたり、タイミングを見て「また一緒にやらない?」と声をかけたり。
やっぱり、腹が据わっていたのかもしれません。
これまで以上に、一緒に働くメンバーをよく見ることができたし、恥も外聞もどうでも良かった。
ただただ、みんなと働きたい。その気持ちを優先していました。
私とラブソルの2023年
あまりにも色々なことが、世界でも、ラブソルでも起きた2022年。
決断の連続ではありましたが、私はいつでも軽やかでいられました。
色々なところへ旅をしたし、新しいクライアントさんとの出会いもたくさんありました。
この幸運が、自分だけの力とはとても思えません。
私と一緒に働いてくれる人、ラブソルを必要としてくれる人、好きでいてくれる人。
たくさんの人の存在を感じています。
ラブソルは、私にとって「いくらでもがんばっていい場所」であると同時に、「いくらでも愛せる仲間のいる場所」です。
未来へつなぐことはもう決めたから、そこへ向かっていくだけ。
私とラブソルの2023年も、何があっても働くことを楽しんで、進んでいきます。
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柴山 由香▶︎SNS...Twitter / note
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