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新会社のロゴができました! お客様と寄り添い、目的地に導く路線図を目指します @mikaikeda6

昨年末に設立した会社、「Le Plan(ルプラン)」のロゴがついに、ついに完成しました!
2014年に設立したコンテンツ制作会社ラブソルから、オリジナルグッズやノベルティグッズなどのものづくり部門を独立させ、ルプランができたのは、昨年の12月1日。

このnoteの中で、法人をつくること自体は簡単だけれども、そこから「法人格」を育てていってこそ、お客様や取引先から愛され、長くお付き合いできるようになるということを書いています。

そして、その法人格を表現する一つの手段が、会社のロゴです。

私にとって大切な新会社のロゴデザインは、鹿児島のデザイナー、セージさんにお願いしました。セージさんは、ラブソルが運営するコミュニティ「喫茶ラブソル」のメンバーで、コミュニティの設立当初から入会してくださっています。。

長い間、私たちを見守ってきてくれ、コミュニティで活動してきたせーじさんだからこそ、お願いしたいと思ったのです。

この記事では、新しくできたロゴをご紹介しつつ、これからのルプランへの思いを書いてみます。

お客様・取引先と対話をしながら、ゴールに導く路線図のような存在に

こちらが、完成したロゴデザインです。

「Le Plan」の社名の由来は、フランス語で路線図。ものづくりをしたい方に、行先や行き方を伝え、一緒にゴールに向かう存在でありたいと名付けました。
難しいかなと思いつつも、このイメージがパッと伝わるデザインをお願いしました。

ロゴは、ロゴマークとロゴタイプ(フォント)の二つの要素からできています。

出来上がってきたロゴに使われているマークは、路線図を表現したもの。丸の部分が駅を、それをつなげる線が路線を表しています。

さらに、2人の人が向かい合って肩を組んでいるようにも見えませんか?

今回、デザイナーのセージさんは、私たちへのヒアリングの中で「人と人がつながる、会話をしながらものをつくっていく」という点に共感してくれました。

私たちは、ものづくりをするにあたり、お客様や取引先との会話を大切にしています。
商品一覧があって、そこから選ばれたものに、あらかじめ決められた場所にロゴを印刷するだけ、というものづくりはやっていません。
そもそも、商品一覧からして存在していないのです。

お客様がつくりたいものについてじっくりお話を伺い、使用用途、場所、ターゲット、ご予算などに合わせた制作物をご提案しています。

ルプランのものづくりを知って、ただゴールを目指す路線図にするのではなく、人と人の繋がりを感じさせるものにしたいと、セージさんは試行錯誤を繰り返してくれました。

ミッションや行動指針を言葉にすることの大切さ

慌ただしく法人設立を決めたので、明確なミッションや行動指針を言葉にできていませんでした。

そのため、ロゴデザインにあたって初回のヒアリングを受けていても、茫洋としたイメージしか浮かべられず、答え方も曖昧になってしまいました

セージさんはそんな私に寄り添い、まだ深い沼にいるような状態から様々なワードを出してイメージにあっているか否かを聞くなど、意識下の言葉を探ろうとしてくれました。

ただ、言葉に出してすっきりしたようでいて、本当の思いが伝えられていたのか、本当の思いとはなんなのか、気に掛かる気持ちも残っていました。

結果、初回・2回目のデザイン提案では、方向性を分けた案を出していただいても、ピシッと「これ!」と決めきることができませんでした。

そんな折、ミッション・行動指針を言葉にする機会がありました。

顧問契約をしている、幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんの合宿に参加したのです。

その中で、「自社の使命と行動指針を言葉にして発表する」というワークがありました。

普段、業務に追われて正面から向き合うことを避けていたことに、ぶつからざるを得ない状況に陥ったわけです。

ものづくりという事業自体は、ラブソルを創業した9年前から行なっている、自分に馴染んだ事業です。
想いは溢れるほどあるのです。しかし、はっきりと言葉にしてきていませんでした。

未来につながるものづくり=捨てられないものづくりをする


自社の使命と行動指針を言葉にして発表する」ワークの中で、まずは、ミッションを明らかにしてみました。それこそ、創業時からの想い。それは、捨てられないもの、長く使ってもらえるものをつくりたいということです。

ノベルティとしてもらったものやグッズとして購入して、ほとんど使わず捨てた経験はありませんか?
推しのグッズだから買ったけれど、「誰が使うんだろう、これ…」と思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これは、とても悲しいことです。
また、全くもってサステナブルではありませんよね。。
この状況を打破したくて、ものづくりのお仕事をはじめました。

今回、ミッションを言葉にするためにじっくりと自分の仕事に向き合うにあたり、初心を思い出しました。
改めて、使ってもらえるもの、愛されるものをつくっていきたいという想いに至りました。

面倒なやりとりを、楽しみながらやる

次は、行動指針です。

先ほども書きましたが、私たちは決まった商品を持たず、お客様の叶えたいことを聞きながらものづくりをしています。これ、実は大変に手間がかかります。

決まった商品を並べて、ネット上でポチッとしてもらって決済する方がよほど簡単です。こちらで提案する必要はなく、ある中からお客さまが勝手に商品を選んでくれますから。

しかし、そうではなく面倒を乗り越えてでも、こだわってものづくりがしたいお客様とお仕事がしたい

ひとつひとつこだわってものづくりをするために、印刷や製造の工場に、毎度様々なお願いをしなければなりません。私たちは好きでやっていますが(笑)そんな面倒なお願いを聞いてくれる取引先と付き合う必要があります。

そして、これらのやりとりを「面倒だな〜」と思ってやるのではなく、「楽しい!」と思ってやりたいんですよね。
そうやって楽しんでいるせいか、気がついたら、面倒なことでも一緒に楽しんでやってくださる取引先ばかりになっていました。

思いをまっすぐ伝えて、つくりあげたロゴを育てていく

私のグラグラとした気持ちが固まって行く度、都度セージさんに共有させてもらいました。

セージさんはいつも丁寧に向き合い、形にしてくれて、初回の提案から3回目、最終決定となりました。

曲線で構成された柔らかさのあるロゴマークに、しっかりと安定感のあるロゴタイプの組み合わせが、気に入っています。

色は、ラブソルと合わせて、和色を使いました。
ラブソルもルプランも、社名にフランス語を使っていますが、日本生まれの会社であるという矜持をコーポレートカラーに込めています

フランスの地下鉄(メトロ)のマップに使われているブルーとグリーンの色味を参考に、和色からセレクトし、落ち着いた印象に仕上がりました。

ついに完成した、ロゴ。
ロゴが私たち自身、そして会社の活動にしっくりと馴染むように、まずはメンバー同士ガッチリとスクラムを組み、お客様に喜んでいただけるものづくりをしていきます。

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池田 実加▶︎ SNS...Twitter

<Le Planのものづくりの様子はこちら>

<ルプランへのお仕事依頼についてはこちら>



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