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スイス人と雨カッパ

今日も雨、昨日も雨、そして明日も間違いなく雨であろう、ここスイスからおはようございます、マダムQです。

スイスの11月は例年のことだが本当に雨、雨、雨なのである。
だから、おしゃれなカッパを着てちょっと気分を上げたい気分にもなるのだ。日本ではカッパでオシャレなんて尖ったことをする人間を私の故郷、札幌で見たことは一度も無い。長靴なんてまして小学校低学年までだろうが、こっちでは子供も大人も長靴をあたかもオシャレブーツ的に着回すのである。

なんというか、乗馬用のブーツみたいな感じだが実際は防水第一なのでレザーではなくゴム製だ。カラーバリエーションも豊富で、中間色まで揃っている。

まぁ、長靴のカラーバリはどうでもいい。

小雨ならカッパで、それに暴風が加われば余計にカッパのみが選択肢にあがるだろう。スイスでは傘よりカッパ派の群衆は皆さんが思っている以上に多いのだ。

あの日本のコンビニで売っているビニール傘なんという物の存在を、スイス人に聞いても一体あなたは何をおっしゃてるのでしょう。。と首を傾げられる。なぜ透明なのだろうか?といつも思うが、その類のビニール傘をさしている人を私は21年間スイスで発見したことは一度もない。

言うまでもなく、スイス人も愚かではないので傘はちゃんと持っている。
まぁ、ほとんどの場合は折り畳み傘だ。基本的に効率が良いことが日常アイテムのポイントになってくる。

その効率の点でカッパは高得点だ。色とデザインを間違えなければオシャレだし、両手は使えるし、暖かいし、無論隠れている場所は濡れないといった具合だ。

濡れるのは顔、足元、それとカバンくらいか。

カバンは防水カバーなるものが売っているのでこれを装着することでカバンの中身が濡れてしまうことも防げる。

足元は冒頭でお話ししたおしゃれ長靴を履くべきだろう。

そして、顔は濡れたらそりゃタオルで拭けばいい。

実は昨日仕事帰りにちょろっと寄ったお店
で見た黄色いカッパのことが気になって、カッパについて今日は考察してみたのだが、やはりカッパ最高という結果に着地した。

よって、私、マダムQ はあの黄色いカッパをこれから買いに行きたいと思います。。。。ではまた。




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