見出し画像

vol.2 子どものスポーツと親のサポート

子どものスポーツ活動には親のサポートがなければ難しい面があります。
今回は親のサポートをテーマに考えてみたいと思います。

私は、親でありラグビースクールのスタッフでもあるので、「親のサポートはできるだけ負担感が少なく」と思って学年の運営をしています。

それでも試合などになると送迎やお弁当などを実質的な負担をお願いしなければなりません。

そこで色々考えたことを紹介します。

✴︎「親も楽しもう!」イベント✴︎
「親も楽しんだらいいんちゃう?」
もちろん、「わが子のラグビーを応援して楽しむ」がいちばんですが、親同士が交流できる場をつくって関係を深めることができればもっと楽しくなるかも。そこで4つ考えました。

①親子deラグビー
 年に2~3回、節目で開催しています。子どもたちのレベルアップを直接感じてもらえる時間になっています。

親子deラグビー2023


②親子交流会
年2回の開催をします。毎回80人くらい参加してくれます。子どもも親もめちゃくちゃ楽しそうです。
とても好評で親から開催のリクエストがきます(笑)

親子交流会2023年秋

③ママ会
お母さんたちの負担は大きいので、その日はお父さんに子どもをみてもらい「ママ会」を開催しています。夜に子どもを置いて初めて出たというお母さんもいて、大好評でした。

第1回ママ会の様子2023年

④パパ会
お父さんってなかなか馴染めないですよね。スクール活動に来ても隅で見守るだけが多いので、引き込んでみます(笑)

第1回パパ会2023

その他の企画は、今後も思いついたら計画してみます。

✴︎親の熱意✴︎
 親からの応援は子どものモチベーションupになるので大切です。
 一方で、スタッフが注意しなければならないこともあります。
 それは、親が「つい熱くなってしまう」ことです。「わが子の活躍を願う気持ち」や「上手になって欲しい気持ち」、「主要メンバーになって欲しい」など、つい欲がムクムクと出てきます。
 試合会場や試合後の自宅など厳しい言葉をかけてしまうことも…
 試合会場で熱くなっている場面で、色々お願いをするのは、親としても受け入れがたいでしょう。なので保護者説明会を不定期に開催しています。 

●保護者説明会でのお願いポイント
「子どもが主役」ということを大切にして欲しい
②小学生は「楽しむ」が最優先。(ラグビー日本代表のエディジョーンズ氏も明言)
③たくさん「褒める」

✴︎勝敗について✴︎
「勝って嬉しい」「負けて悔しい」これもスポーツを「楽しむ」のひとつです。勝敗があるから面白いし、熱くなれます。
「だから勝ちたい!」それもありです。
ここでのポイントは、「勝ちたい」思いの扱いです。
子どもの「勝ちたい」思いを親が超えないことが大切です。
これはコーチも同じで「勝たせてあげたい」思いは、子どもの「勝ちたい」思いを上回ってはいけないのです。

今回はこのへんで。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?