よもぎ図書だより16
<はじめに>
今回は学術書(とうちでは分類した)、大人になってから読めば読むほど面白い絵本を紹介します。
<注目本>
はじめてであう すうがくの絵本全3巻 著者:安野光雅
※画像は私が所有しているものを撮影したものです。
<出会い>
物心ついたとき、既に実家の本棚にあった絵本です。なぜか2巻だけ、なかみは子供でも十分興味をそそられるちょっとしたクイズのような謎解きのような話なのですが、不思議と面白くて大好きでした。
十代後半、数学が最も好きな科目であった私ですが、再び懐かしさに駆られ手に取ってページをめくると不思議、不思議、嗚呼これって本当に数学の絵本だなぁと感心しました。世界一やさしい数学的思考を感覚を学べる絵本だなぁ…と、大人になってから1巻から目を通してみたいなと思い揃えたのが、我が家の本棚へやってきたキッカケです。
<紹介>
まちがいをみつける、条件わけをしてみるなど子供でも描かれている絵と共に謎解きやクイズのような感覚で本を読み進められる絵本です。
年を重ねてから読めば読むほど、とてもよくできたやさしい数学の本だと簡単せずにはいられない面白い絵本です。
大人になってから読めば読むほど面白い絵本です。
数学が苦手だった人、大好きだった人、数学という学問を経験してきた人にはぜひ一度手に取ってみてほしいステキな学術書ではないでしょうか。
<小話>
今回記事を書くにあたって、著者である安野さんについてすこし調べてみました。私自身、今回紹介する書籍以外の著書を知らなかったのです。調べてみると、「はじめてであうすうがくの絵本」以外にも面白そうな絵本をたくさん執筆されているみたいです。
福音館書店 で多く出版されているようです(リンク先は公式の福音館書店HPでの安野さんの作品紹介ページです)もちろん、他の出版社でもいろんな絵本を執筆されているようで、大人になった今でもちょっと気になるな…読んでみたいな…と思えるものも、この機会によかったら絵本を手にとってみませんか。
賽銭箱