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食品ラベルの栄養成分表示、見てますか?

一般用加工食品のラベルには、必ず

・熱量(カロリー)
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・食塩相当量

を表示する義務があります。

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消費者は、この表示を見て、商品を買う決断をしたり、自身の健康に役立てることができます。

例えば、ヨーグルトなど同じカテゴリの商品を買うときなどに、この成分表示を比較して選ぶと、より健康に気遣った買い物ができます。

例として、
①たんぱく質が多くて、脂質・糖質が少ないヨーグルト
 →健康に気遣った選択

②脂質・糖質が多いヨーグルト
 →デザート感覚で食べたいとき

のような選択ができます。

では、各表示について何を意識すればよいのか、気にするべきポイントを見ていきましょう。

熱量

カロリーであり、Kcalの単位で表されます。

活動量が低い成人で
男性:2000~2400kcal
女性:1400~2000kcal
の量が必要です。

簡単に言うと、これを下回ると痩せますし、これを上回ると太ります。

たんぱく質

体重×2の数値となるg数を摂るようにしましょう。例えば、体重60 kgの方なら120gが推奨されています。

たんぱく質は体の筋肉の合成に直結します。腹筋背筋だけでなく、内臓も筋肉でできています。なので、必要分を摂らないと健康に影響します。

また、お年を召した方は不足しやすくなるので、意識して取りましょう。

脂質・炭水化物

こちらは、エネルギー源としてカロリーに直結します。
炭水化物と書いてあるのは、ほとんど砂糖だと考えてよいです。

コカ・コーラであれば、100 mLあたり11.3 gの炭水化物
すなわち500 mLで60 gもの砂糖が入っています

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現代人は基本的に脂質も砂糖も摂りすぎなので、より少ない数値のものを選んだほうが良いと思います。

食塩相当量

最後ですが、大事なのが食塩相当量です。

食のおいしさは塩の量と直結しています。なので加工食品には塩分が多めに入っていることが多いです。

WHOの推奨量は、食塩一日5 gまでですが、日本人は平均10 g弱を摂取しています。

ですので、こちらもできるだけ少ない数値のものを選んだほうが良いと思います。

まとめ

栄養成分表示は、消費者の健康に役立つ情報がたくさん入っています。

ですので、政府は国民が賢い選択をできるように表示を義務付けています。

ぜひ栄養成分表示を意識して見て、賢い選択をできるようになりましょう。

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