エコバッグのシェアサービス「A,SMALL GOOD THINGS」はじめます。
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エコバッグのシェアサービス「A,SMALL GOOD THINGS」はじめます。

yohakusha

小さなお店とそこに集うお客さん達とで
はじめるエコバッグのシェアリングサービス
スタートいたします。


きっかけ


「店のオリジナルエコバッグを作りたい」

店を営むものなら、ついつい作ってみたくなる
定番グッズの一つ「エコバッグ」

制作にあたりリサーチしているとエコバッグによる
弊害が発生していることに気づいた。

そう、俗にいう

「エコバッグたくさん買いすぎて逆にエコじゃない問題」
である。
エコバッグを忘れたのでお店で買う、そしてまた忘れる。。。
無限ループのうちに気づけばクローゼットはエコバッグだらけに。
消費を促す立場にはいるが、健全な消費ではない気がする。

いったん作ることをためらったが、


それでも、エコバッグを作りたい。

街を歩いたときにふと、そのバッグを持っている
光景にめぐりあいたい。

葛藤の末、たどり着いたのは

「所有」ではなく「シェア」であった。

A, SMALL GOOD THINGS の誕生である。

そもそもエコバッグを作ろうとした理由のもう一つが、
8割ほどのお客さんはバッグを持参されているが、
たまたま忘れてきてしまった時に購入してもらえるものが
あったらいいんじゃないかという気持ちがあった。

すでに2年前から家にある紙袋をお客さんに寄付していただき、
貸し出しするサービスをスタートさせている。

その2つが重なり合い、生まれたのが今回の取り組みである。

さらにエコバッグをレンタルしてもらう
仕組みにしようと考えるうちにレンタルできる場所、
返す場所が増えた方がお客さんにとって便利であり、
おもしろい事になるんじゃないかと考えが膨らんできた。

そこでお客さんとのつながりが深い地元で愛されている
洋服屋さんやヴィンテージショップに
お声がけしたところOKしていただき、プロジェクトがスタートした。

仕組み

1.店頭にあるレンタル専用バッグを必要な人がレンタル

2.提携店舗のどこかで返却する。

という非常にシンプルな仕組みである。
そして、レンタル専用バッグと分けて所有したいというニーズに
こたえるために販売も行うこととした。

見分けをつけるためにレンタル専用バッグには
商品のサンプル版のように各店舗のショップスタンプが
前面に押され、レンタルと販売の見分けがつくようになっている。

レンタル用の前面に各店舗のショップスタンプが押されている。


また、このサービスを通して、新たな楽しめる要素が
備わることを期待している。

例えばA店からB店にバッグが移動する度にパスポートの出入国スタンプの
ように押すと、移動した回数が目に見えてわかるので、
バッグがスタンプだらけになっていく過程を見ていくのもおもしろそう。

他にも販売するバッグは裏面はプリントがなく余白があるので、
お客さんがスタンプラリーのように各店舗を回って、
スタンプを集めていくことも可能だ。

設置店舗が増えていき、余白がうまっていくと楽しそう。

また、冒頭でも書いたエコバッグを購入することに
罪悪感を持ってしまう方もいると思うので、売り上げの一部は
新たにご協力いただける店舗へのバッグ設置費用にあてることで、
購買することが消費だけでなく、買い物を楽しむ人たちが
便利になるインフラに投資する意味合いも持たせるようにした。

サービスの将来

バッグを販売した利益を原資に循環できる仕組みを作っていきたい。
まずは設置している店舗に通うお客さんにアンケートを取り、
リクエストが多い店舗に設置をお願いし少しずつ設置店舗を増やしていく。

またバッグに関しても現在庫が無くなったら、地域のクリエイターに
お願いして新たなデザインを作っていくこともできる。
(毎年デザインが変わると楽しそうである)
共通のお客さんが多いのであればイベント開催など
他の展開もできるかもしれない。

また他のお店を中心としたコミュニティでも同じような取り組み
が生まれることを願っている。モデルが同じであれば共通利用も
できるので、さらに利便性が高まる。

最終的にまちなかのお店どこでも借りて返せて
手ぶらで街を歩く事ができれば素晴らしい。
もちろんバッグが売れることが前提だが、
初期投資だけで実施者が負担し続けることもなく
持続的に回していくことが可能な仕組みなので、
ぜひ、他のコミュニティでもこの仕組みをチャレンジしてもらいたい。

ささやかだけど役に立つことかもしれない。

この取り組み自体、お客さんの買い物時の利便性を
高めることが主な目的であるが、
バッグがお客さんを通してお店間を移動することで
「あのお店行かれるんですね」など店主とお客さん、
もしかしたらお客さん同士で会話が生まれたり、
今まで点で感じられていたお店ごとが線でつながり可視化され、
ゆるい連帯感が生まれるツールになるのではないかと考えている。

小売という仕事は「モノを売る=お客さんに買ってもらう」ことだが、
こと個人店においてはそれだけの関係でくくりきれない。

お客さんにとっての日常であると同時に店側もお客さんが
日常の一部となっている。お客さんにめでたいことがあれば
その日一日がハッピーだし、もちろんその反対も。

それくらいお客さんとの距離が近い、
現実に町の中に存在している小さな店だからこそ
実現できる奇跡のようなシステムだと考えている。

これをショッピングセンターで同じことを行うと成立しないかもしれない。
実際やってみないとわからないが、うまく回ると信じているので、
皆さんのご協力お願いいたします。
そして、どんどん活用してください。

小さなお店とそこに集う人たちと一緒に、
少しだけ世の中が良く、楽しくできることを考えていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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余白社 店主。 Web: http://yohakusha.net Instagram: https://www.instagram.com/labandlabo/