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新しい働き方実験(第4期)指定企画の概要 - 【地方観光DX】フリーランスが各々の専門スキルを活かしてチームで臨んだら、自治体の観光プロモーション案件でどんな成果を残せるのか?

新しい働き方を実験するコミュニティ「新しい働き方LAB研究員制度」は、現在第4期生を募集中です。本記事では、その中の企画の一つ、「【地方観光DX】フリーランスが各々の専門スキルを活かしてチームで臨んだら、自治体の観光プロモーション案件でどんな成果を残せるのか?」という実験についての募集概要をご紹介いたします。

なお研究員制度では本企画以外にも、自由に自分の働き方実験を設計できる「自主企画」や、リモベーション物件での場づくりプロジェクト、360°映像制作などのユニークなテーマ企画をご用意しています。

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研究テーマコンセプト

【地方観光DX】フリーランスが各々の専門スキルを活かしてチームで臨んだら、自治体の観光プロモーション案件でどんな成果を残せるのか?

活動概要

フリーランスが単独では絶対にできない案件にチームでチャレンジしてみませんか?

この指定企画は、業務として非常に難易度の高い「自治体プロポーザル」や「観光補助金活用事業」をはじめとした地方活性化(主カテゴリーは観光プロモーション)に、スキルを持ったフリーランスがプロジェクトごとにチームを組んでチャレンジしてみるという試みです。
指定企画内に複数のプロジェクトが同時並行で走っており、メンバーのみなさんは自身のスキルを生かせるプロジェクトに参加していただくことが可能です。

昨年の実績

この指定企画は昨年からスタートし、今年で2年目に入ります。
◇昨年実績
案件ピックアップ数(A):424
検討案件数(B):21(B/A:5%)
提案数(C):15(C/A:4%)
受注数(D):3(D/C:20%)*約678万円(予算上限ベース)
次点数(E):2

このように、メンバーで「チャレンジしてみようぜ!」となったプロジェクトが15件あり、その中で予算獲得できたのが3件でした。

いずれも観光プロモーションに関わる業務です。
メンバーが担当した具体的な業務内容を列記すると

  • 全体プランニング

  • 動画撮影と編集

  • SNS運用

  • 写真撮影

  • ポスター制作

  • スケジュール管理等の業務アシスタント

  • SNS広告運用

  • SNSインサイト分析

  • イラスト制作

  • 業務ディレクション

  • 中国語/英語翻訳

  • LP制作

等が挙げられます。このような形で、プロジェクトごとにさまざまな属性を持ったフリーランスが都度チームを組んで業務を遂行しました。
そして、すべてのプロジェクトにおいて高い実績を残すことができました。
※このあたりの話は長くなるので別の機会に・・・。

今年の活動について(昨年との違い)

基本的に昨年とほぼ同じですが、活動の対象となるエリアは西日本が中心となります。
現地で活動する必要がある職種(取材ライターやカメラマンなど)や案件(移住系)は、西日本在住の方が有利かもしれません。在宅で業務が可能な職種の方は全国どこでも対応可能です。

現時点で判明している個別プロジェクトの概要

今年は以下のようなプロジェクトを提案・進行しようと計画しています。
※予算獲得に向けて進行中のため、予算が取れない(=案件が発生しない)場合もあります。
◇観光協会公式SNS運用プロジェクト
インバウンド観光誘客を目的とした観光協会公式SNS運用業務です。現地での取材・撮影や動画編集なども行い、SNSのフォロワー増加を目指します。
◇離島活性化事業「Chill Fes」の企画・運営
秋頃に開催されるフェスの企画・運営・集客・クリエイティブ・各種調整・進行管理などの業務をフリーランスチームで実行していく予定です。
◇鉄道沿線活性化事業
国内観光誘客を目的としたプロモーション事業です。デジタルサイネージの制作やSNSイベントの企画運営などを行い、沿線への観光客流入を促進します。
◇観光素材撮影業務
観光地のプロモーション動画や写真を撮影し、公式サイトやYoutubeをはじめとしたweb媒体にアップロードする業務です。
◇地域課題解決のカンファレンス運営
「地域課題×DX」がテーマのカンファレンスに参加し、地方のクリエイターコミュニティと交流しながら地方を元気にするメンバーとして活動します。

現時点で判明しているのは以上となりますが、これら以外にもさまざまなプロジェクトに参加(提案)していく予定です。
メンバーのみなさんとともに企画を考え、提案し、受託できるように進めていきたいと思います。

募集人数

50名程度

実験のゴール・アウトプット

それぞれの案件において、KPI(KGI)が設定されています。
これらの指標をどの程度達成できたかという点が評価ポイントとなります。つまり、本指定企画のゴールは個人単位ではなくフリーランスチーム単位での設定となります。
※個人的なゴール設定を妨げるものではありません。

活動期間

2024年6月~2025年3月末
※研究員期間は12月末までと設定されていますが、自治体案件は年度区切りとなるため、本企画のみ期間が異なります。

こんな方に応募してほしい

  • 観光プロモーションに興味のある方

  • 自治体案件の実績を作りたい方

  • SNSならまかせろ!な方

  • 動画編集ならまかせろ!な方

  • フリーランスチームのディレクションをやってみたい方

  • 法人化しており、フロントに立って自治体へ営業したい方

  • なんだかよくわからないけど楽しそうだから参加してみたい方

  • この機会に地方移住して大自然の中でデジタルデトックスしながら仕事したい方

  • 地方のクリエイターコミュニティと交流したい方

参加するメリット

  • 自治体の業務を担当した「実績」が手に入る

  • チームで仕事をする「経験」が手に入る

  • 受注できたら「仕事」として担当するので報酬もある(多くの自治体は低予算ですが、無いよりはマシです)

  • 都市部では養えない地方で生き抜く「スキル・経験」を得られる

  • 競争ではなく「共創」できる環境で働くことができる

応募要件

  • 職種/居住地/年齢などは一切不問です。ただし、現地で活動する必要がある職種(取材ライターやカメラマンなど)は西日本在住者優先です。

  • チームで仕事する意識を持てる方。フリーランスの自由さが少し制限されることもあります。

  • プロジェクト進行中のオンラインミーティングに参加できること。

  • 研究報告書をnoteに提出できる方(記載フォーマットは用意あり)

  • 【案件限定】特定の案件では現地に一定期間滞在することが必要になるケースもあります。

運営からのメッセージ

自治体が行う観光プロモーション事業には、さまざまな企業が参加しています。大規模案件には、誰もが知る超大手広告代理店や旅行代理店、大手出版社などが提案に参加してくることもあります。
昨年もこれらの「競合」と対等な立場で戦い、そこそこ善戦しました。フリーランスチームの可能性に光が見えた感じです。
今年はもっと活躍の場を広げたい、フリーランス(=プロフェッショナル)チームの実力を世間に知らしめたいと考えています。一緒に頑張っていきましょう!

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