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2019年上半期に観に行ったライブを総括する

随分とお久しぶりにnote更新します。
忙しさを言い訳に逃げてしまうと何とでも言えてしまうものですが、結局のところ忙しくて書かなかったしか特に理由はないです。

今回は2019年上半期に観に行ったライブを総括するための記事になります。あくまでも自分が行ったものだけ・自分が観たこと/感じたこと/思ったことをまとめただけなので、飽きたら読むのをやめていただいても…って感じです。

まず、今年の上半期に観に行ったライブを一覧にすると、
・1/19-20
 NANA MIZUKI LIVE GRACE 2019 -OPUSⅢ-(さいたまスーパーアリーナ)
・2/24
 乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE –Day4-~西野七瀬コンサート~(京セラドーム大阪)
・5/11
 欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE 東京公演 Day3(日本武道館)
以上、計4公演

1/19-20
NANA MIZUKI LIVE GRACE 2019 -OPUSⅢ-
(さいたまスーパーアリーナ)


最近は年始にライブすることが多い奈々さん。今年も年明けて最初のライブは奈々さんでしたね。

6年ぶり3回目のフルオーケストラでのライブ。今回は東京フィルハーモニー交響楽団を従えて、過去2回と同じくコンサートマスターに室屋光一郎さん・指揮に藤野浩一さんを招き、コーラス隊やいつものチーム水樹のバックバンドと合わせて150名近くによる大所帯。

衣装転換中に東フィルがクラシックを演奏する場面は、その格式高い音色と技術には圧巻…そんな集まりの方々に、BPM160以上がほとんどで時に200超えの曲があったり、転調もキメも変則パターンも盛り合せた奈々さんの楽曲たちを、無理に無理を聞いてもらった上で実現したライブだけあって、いつも聞き馴染む楽曲たちが一皮も二皮も剥けてまた違った良さを見出した形に仕上がってました。もちろん奈々さんの歌声も素晴らしいのだが、何よりも奈々さんや周囲のスタッフの皆さんの人徳や、一緒に創り上げたいという熱い想いを感じるライブだったことにいつも感動します。

なによりも2日とも熱気が凄かった。あっという間に過ぎていく、いろいろと贅沢な時間でしたね…。

・2/24
乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE –Day4-~西野七瀬コンサート~
(京セラドーム大阪)

昨年9月20日の突然の発表から半年、CDデビュー日を記念して恒例となったBIRTHDAY LIVEの最終日を持って卒業した西野七瀬さんの卒業コンサートへ奇跡的にも行くことができました。

競争率10倍のプレミアムチケットを取れただけでも凄いのに、座席はアリーナ最前ブロックのAブロック。ただ、ステージ装飾の配置のせいでスクリーンやメインステージが見えづらいところもあった。それでも、3Dフライングや『どいやさん』の気球も近くで観れたこと、何よりも終始『西野七瀬さん』らしさが光るライブだったのがとても素敵でした。どこを切り取っても美しい西野さんだった…。
アンコール明けにあった約10分に渡る西野さん一人でのMCは、会場がその一言も漏らさず様にと静まり返る中で、一言ずつ紡ぎ出していく言葉に乃木坂46に対して、また自分自身のアイドル人生について、熱く強い想いを感じ取りました。不器用だと語りながらも、メンバーやファンだけでなく周囲のサポートをしてくれるスタッフや関係者にも感謝の言葉を口にしていたのはとても素晴らしいと思ったのと同時に、改めて乃木坂46というグループの良さ・素晴らしさを体言していたように思いました。
アンコールラストの曲『帰り道は遠回りしたくなる』の後、ステージ上のメンバーひとりひとりと声を交わしていって、最後に白石麻衣さんとの抱擁したシーン、共に乃木坂46を支えてきた絆の強さをまじまじと感じて、会場で観ていた自分も思わず涙が溢れました。

卒業コンサートがメインの4日目であれど、バースデーライブのコンセプトである全曲披露のために4日目まで披露せずに残ってた楽曲たちを改めて観て、元来からある乃木坂46の楽曲の強さを感じさせられました。『気づいたら片想い』に始まり、シングル表題もカップリング収録のユニット曲も、初期の曲も最新曲も、隙の無いこだわりや味付けに心躍りました。

着実に世代交代は進むけれども、歩みを止めずに更に進化と高みを目指している素敵なグループで、これからも応援していきたいなと改めて実感しました。


・5/11
欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE 東京公演 Day3
(日本武道館)


約2年ぶりに観れた欅坂46のライブ、この間に去っていったメンバー、独り立ちしていったグループ、波風が立つ世論…苦労が多かったろうけども、新しく加わった2期生と共に、再び世間をあっと驚かせるグループとして、アーティストとして、息を吹き返した印象の色濃いライブだったと端的には思いました。

閑話休題、以前に『一周回って今、『欅って、書けない?』が、欅坂46が面白いというお話。』を寄稿したが、それ以降も2期生が加わったこと、刺激を受けた1期生たちの意識にも変化があったのか、また面白い番組になってきたこともある。相変わらず、土生さんはぶっ飛んでいる。他番組で林修先生に野暮なフリをするその肝の強さ、今後も観られることを期待したい。

話をライブに戻して、今回のライブで個人的に特に印象的に思ったのは、やはり2期生たちの成長と立ち位置・同調でした。「1期生たちが作ってきた『世界観』を壊したくない」という思いに対して、じゃあどうすればいいのかと自問するメンバーに、「この曲にはこういう成り立ち・エピソードがあった」「この曲はココを意識して」という1期生たちによる献身的なサポートやTAKAHIRO先生のアドバイスがあったと耳にして、先輩・後輩という垣根やメンバーとスタッフという関係を超えた一つのチームとしての一体感を感じました。何よりも、森田ひかるちゃんがインタビュー記事で答えていたこれがそれを示していたと思います。


「でも平手(友梨奈)さんが『みんなの意見を聞きたいから』と全員で今の欅坂46について話し合う場を作ってくださったんです。そのときに『1期も2期も関係なく一つのグループ。遠慮されたら逆に困るからね』と平手さんが言われたことに同期全員感激して…。その一言で迷いは消えました」

誰よりも俯瞰でグループを見て、誰よりも最高のグループにしたいと思う…それが平手友梨奈という人間なのでしょうか。もちろんこれ以外にもエピソードは散見しますが、それらが結果として如実に現れていたのが今回の3rd YEAR ANNIVERSARY LIVEの全てだったと思います。

大阪公演と東京公演で2つの側面を魅せ、ここから再び始まる「新たな姿」を感じさせる欅坂46、個人的には上半期に観たベストライブだと、もしかしたら2019年のベストライブになるかもと思いました。

以上が上半期に観たライブです。
下半期は夏のライブが大半になってしまうでしょうが、一つでも多くベストアクトを目に焼き付けにいきたいものですね。


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