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PT×ATの思考の整理

フィットネスジムでのコンディショニング ・パーソナルトレーニング、スポーツ現場でのトレーナー活動で得られる経験から、その知識・技術をnoteに整理して行きます。日進月歩の医学の世…
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#大殿筋

大殿筋機能改善のポイント(股関節伸展制限に対するアプローチ)

以降の投稿予定記事はこちらから トレーニングをする上で最もメジャーな筋肉の1つである、大殿筋トレーニングについてその目的と方法を整理していきます。 大殿筋は生理学的断面積が大きく、モーメントアームが長いことから力発揮に有利な筋であり、股関節を安定させるためにも重要な筋とされています。 今回は、臨床で多用されるヒップリフトの改善を中心に股関節伸展制限の改善から大殿筋の機能改善方法をお伝えして行きます。 1.大殿筋の解剖

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ヒップリフトのプログレッション

臨床場面やスポーツ現場で多用されるヒップリフトについて、OKCトレーニングにて各関節運動を改善後に、多関節を連動させるCKCトレーニングへの移行とし行われることが多いトレーニングとなります。 主に大殿筋の促通・強化として行われることが多いが、運動形態がSCKCトレーニングとなることから、接地面である足部、連動する脊柱との関係性を考えてトレーニングを行う必要があります。 ヒップリフトと筋活動ヒップリフトは体幹下肢後面筋である伸筋群の活動が主となります。 脊柱起立筋・大殿筋・

大殿筋機能改善のための徒手療法・運動療法

トレーニングをする上で最もメジャーな筋肉の1つである、大殿筋トレーニングについてその目的と方法を整理していきます。 大殿筋は生理学的断面積が大きく、モーメントアームが長いことから力発揮に有利な筋であり、 お尻をしっかり使って止まる といった、ストップ動作で重宝される筋として有名なのではないでしょうか。 しかし、大殿筋が硬くなり股関節の柔軟性が低下するケースも経験があるのではないでしょうか。 お尻を使う一方、お尻の柔軟性も必要とされ、筋力・柔軟性どちらも要求される筋で