股関節インピンジメント | ➊ 評価
今回から股関節インピジメントに対するアプローチ方法について解説してしていきたいと思います。
股関節インピンジメント
股関節インピンジメントは股関節屈曲時に寛骨臼蓋と大腿骨間が狭小化することによって股関節前方組織の挟み込みが生じることによって疼痛が発生します。
股関節インピンジメントでは大腿骨頭の前方偏位が原因の一つとして考えられています。
股関節屈曲時に大腿骨頭は大転子とともに後方移動することにより臼蓋に嵌りこみ関節を求心位に保つことができます。しかし股関節外旋筋群などの股関節後方組織の柔軟性が低下すると大腿骨頭が前方に押し出され、大腿骨頭前方偏位が生じ股関節インピンジメントが生じるとされています。
そのため股関節屈曲に伴う大腿骨頭の評価は、触れることができる大転子の動きを評価し、大腿骨頭の動きを推測することがポイントになります。
股関節インピンジメントに対する評価
股関節インピンジメントでは股関節屈曲に伴う大転子の動きを評価し、大腿骨頭の動きを推測することがポイントになります。
➊|股関節可動性評価|ASLR
➋|大腿骨頭可動性評価
➌|大転子可動性評価
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