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臨床+

運動器疾患を担当するセラピスト向けマガジン! 経験豊富な6人のセラピストがオンラインセミナーを中心に教科書だけでは解決できない臨床の悩みに対する情報を発信していきます!!若手セラ… もっと読む
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2021年7月の記事一覧

クロスサポートメカニズム‐Exerciseへの応用‐

臨床+動画について今回は佐藤が担当していきます。 前回、「足部からみる!股関節」をテーマに記事を配信しました。 股関節疾患をきたす要因として足部構造の破綻や機能低下による遠位の問題が誘因と考えられる痛みの発生は臨床上でもよく見られることがあると思います。 足部アライメント不良による上行性の影響も痛みやインピンジメントの問題を分析する上で押さえておきたいポイントとなります。 そこで今回は、 足部アーチ機能に着目してエクササイズをまとめていきます。 ■クロスサポートメカ

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足部からみる!股関節

臨床+.3週目を担当する佐藤康です。 今月のマガジンのテーマは 「他関節からみる下肢疾患シリーズ」です。 上記に掲載した今月の臨床+の配信に引き続き、 私は足部からみた股関節をテーマを担当させていただきます。 臨床上で対応することの多い股関節疾患は 以下のようなものが挙げられます。 股関節が構造的に破綻したケースを除き、 これらの痛みは股関節機能に加えて、 他関節からのメカニカルストレスを理解する必要があります。 臨床上で悩みやすいこととして、 股関節の機能障害が局所

トーマステスト変法 解釈と臨床応用

股関節伸展制限は腰痛や歩行障害につながるため、見逃すことのできない所見です。主に腸腰筋の短縮が原因となり、トーマステストにて評価されます。 トーマステストにはベッド端から一側下肢を垂らした変法があります。私は他の筋の短縮評価や治療肢位にも応用が効くという理由から変法を用いています。 今回はトーマステスト変法のコツや注意点、そして臨床応用について書きます。 ■股関節伸展制限が及ぼす影響●腰痛の原因 股関節は腰と隣接していることから、腰への影響が非常に大きいといえます。股関

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